あといろいろ飛ばしすぎて、原作やってる人は時間こんがらがるかもしれないごめんなさい
じ、次回から気をつけます(汗
帰投した後、私たちはラケル博士に呼ばれて、博士の研究室にいた。私とナナ、それと変な帽子をかぶった金髪のチャラ男。見た目で決めた。おとなしくラケル博士の話を聞く体制を取る。
「よく来ましたね、ブラッド候補生の皆さん、本来なら、正式な晩餐会を催したいところですが・・・・・・」
正直コイツの事は好きになれない。私と同じ臭いがする。拾ってくれた事には感謝はしてるし、ゴッドイーターになれたのもこの人のおかげではある。でも気に入らない。私と同じ・・・・・・ぶっ壊れた臭いがする。
「あれ、ロミオ先輩も「候補生」なの?」
どうやらナナは横のチャラ男と面識があったようで親しげに話している。どうやらチャラ男の名前はロミオとか言うらしい。
「うるさいぞナナ・・・・・・!」
どうやら先輩を気取ってたらしい。だが同じ候補生である事がわかって、すこし恥ずかしいらしい。まあどうでもいい。横でもめてる二人を無視する。
「ふふっ・・・・・・すっかり仲良くなって、うれしいわ」
どこがそう見えるのか教えて欲しい位だ。特に私はナナを叩き斬ろうとしてからそんなに日が経ってない上に、謝罪もしていない。私は悪いと思って無い。
「それでね、今日は皆さんにブラッドとしての心得を、お伝えしておきたくて」
「「よ、よろしくお願いします」」
見事にハモる二人。私は真顔で座っている。正直今すぐ煙草吸いたい。そのくらいどうでもいい。支給品の煙草を冗談半分で吸ってから、私は半ばジャンキーのように煙草を吸うようになっていた。まあそんなことはどうでもいい。ラケルが説明を続けているが私はそんな話は聞いていない。興味も無い。最後にラケルが少し変なことを言って終わる。その後私達はロビーで談笑していた。といっても私はロミオに無理矢理連れられてきたようなものだ。話はロミオとナナのミッションの話になっていく。
「だいたいナナは突っ込みすぎなんだよー。もっと敵の動きを見極めてからさー」
「え~、ロミオ先輩がびびりすぎなんじゃないの~?」
そういいながらナナがロミオに顔を近づけていく。
「ちょ・・・・、ナナ?近いよ・・・・うぁっ」
ロミオが私にぶつかり、私が後ろの誰かににぶつかる。
「あ、すいま……うあっ」
よく変な声をだすなチャラ男。それはそうと私がぶつかったのは綺麗な薄い金髪の女の人だった。職員にこんな人はいなかったし、神機使いでも無いはずだ。というより、神機使いでこんな人がいたら絶対に忘れてない。と思う。
「まったく貴様らは……すいませんねぇユノさん」
軍服に金の飾りをジャラジャラつけたデブが歩いてきて私たちには呆れたような声を、ユノと呼ばれた金髪の人には甘く気味のわるい猫なで声をだしていた。直感した。こいつ絶対自分たちより上でふんぞり返るのが仕事の人間だ。死ね。名前?覚えているものか、初対面だ。
「フフッ……あんまりロビーでははしゃがないようにね?大切なお客様に迷惑でしょう」
赤髪の科学者の様な制服を来た人がそんなことを言う。この人は確かレア博士。ラケル・クラウディウスの実の姉で、神機兵の無人運用を研究している人……だったはず。
そんな事を考えているとラケル博士達はすでにエレベーターへと向かっていた。そのとき軍服男が
「すいませんねぇ、戦うことしか能のない奴らで」
そんな事をのたまっていた。だから思わず。
「威張り腐ることしか能の無い奴よりはマシよ……」
そう呟いていた。しかし聞こえなかったようで、黙ってエレベーターに乗り込んでしまった。後ろを振り向くと、ロミオがユノにぶつかった時のまま固まっていた。しかもあ、あぁ……とか言いながら。ぶん殴ったら元に戻るかな、と思いつつ拳を握りしめ、殴るよりも先にナナがロミオに
「今の人誰?有名人?」
と声をかけたので殴れなかった。
「バッ……お前、あれ、あれ、ユノ!」
ちょっと興奮したような声でロミオが喋る。
「ユノ?知ってる?」
「知るわけ無いでしょ……」
「知らないの!?葦原ユノ、ユノアシハラ!歌手なの!超有名人!」
また興奮したような口調でロミオが喋る。どうやらかなりの有名人らしいが、
正直どうでもいい。
「ナナ、付き合ってあげて」
私は興奮しているチャラ男、もとい変態に蔑みの目を向けつつナナに相手を任せ、カウンターに向かう。今日はドレッドパイク二体とナイトホロウ一体の討伐だ。同行者はいない。変態とナナが一緒に行くよと言ってくれたが断った。冷たく。だから一人だと思っていた。
「こんな話聞いてないんだけど……」
「こっちもだ」
私は任務を受けて現地に来た。そこまでは良かったのだが、現地のアラガミは既に倒されていた。自らをギルバート・マクレインと名乗る、帽子の長身の槍使いに。彼はブラッドに配属されるためフライアに向かう道中でアラガミに襲われ、仕方なく応戦したことを説明してくれたので、私はフランさんに照合をお願いしていた。程なくしてフランさんから連絡が入る。
「照合完了しました。その方はギルバート・マクレインさん。ブラッド配属予定の神機使いです」
私は頭を抱えてため息をついた後、煙草を咥え、火をつける。紫煙を吐き出しているとギルバート、長いしギルでいいか。が寄ってきた。
「フライアへの確認は出来たのか?」
「ええ、ギルバートさんですよね。先ほど確認が取れました」
そうか。と呟いたギルさんが私の前に来て
「そういう事は辞めた方がいい。特に未成年はな」
そう言って私の口から煙草を取り上げようとするが、私は上体をそらして足をかける。
「うおっ!?」
驚いたようにギルがつんのめる。前に、しかもそのままコケる。
「「…………」」
互いに無言。今の体勢は完全にギルが私を押し倒している。
「わ、悪い!」
慌てたようにギルさんが立ち上がる。
「そういう事がお望みなら隠れてやってくださいよ。後私マグロですけどいいんですか?いいんなら体くらい別にいいですけど」
本心だ。別に今までそういう事があった訳では無いが、感情の起伏が少ない私はたぶん行為においても終始マグロなんじゃないだろうか。後なんでギルは驚いた顔してるんですか。とか思っているとギルに肩を叩かれ
「軽々しく女が体を渡すとか言うんじゃねえよ」
怒られた。初めてだ。誰かに怒られるのは。奇異の目驚愕侮蔑嘲笑気味悪い物を見る目。今までいろんな目を見てきたけど、こんなにまっすぐに、私を見る目は初めて見た。だから私はそんな目が見ていられなくて、目を合わせることが出来なくて。
「うるさい……ほら、迎えきたし、帰投するよ」
だから、必要以上にぶっきらぼうな口調になって、流れる一粒の涙を見られたくなくて、向こうを向いて車に乗り込んだ。
認めたくない。
自分の中の〝人間〟なんて
弱い弱い、あのころなんて
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