いやまああれだ。言い訳をさせてもらいますと自動車教習とかで忙しかったんですよ(汗
ま、まあ亀更新で更新していきますので、ふっと見たときにあ、更新されてるな。って言うくらいの気分で待っていただけると幸いです
帰投した後にバイタルチェックを受け、私はラケル博士の前に連れ出され、いろいろと言われた。
〝喚起〟の血の力。成長の息吹だとかなんとかラケルは言ってた気がするけどどうでもいい。私にとって重要のなのはもう一つの方だ。
「バレた・・・・・」
そう。バレてしまった。私が人間じゃ無いことが。こんなに速くバレてしまうとは思わなかった。それでも私はこのフライアで生きることを許されている。
「どうしたいんだろうな私は・・・・・・」
昔言われたことを思い出す。お前に生きる意味など無い。お前は俺達の
「何かあります・・・?」
少々お待ちを、というフランさんの声も心なしか少し固い。当たり前か、と少し自嘲気味に感じる。人類にとってアラガミは恐怖の対象であり。敵なのだ。そんな奴が今目の前にいる。それだけで恐怖だろう。
「ガルム一頭の討伐が入っています。頼めますか?」
「了解」
あれ以来私はなるべくフライアにいないようにしている。フライアに戻るときは最低限補充が必要。もしくは神機の整備をするときしか戻っていない。
「神咲」
呼ばれて振り返るとそこにはジュリウス隊長が立っていた。
「少し話があるんだが・・・・・・時間はいいか?」
「任務が終了した後でいいんなら」
「そうか。なら手伝おう」
ジュリウス隊長を加えたガルム討伐はあっという間に終わった。大した相手では無いというのもあるが、ジュリウス隊長はかなり腕の立つ神機使いなので、それによるところが大きかった。
そして今私は、庭園でブラッド隊の面々と顔を合わせていた。
「単刀直入に聞きたい。お前がアラガミだというのは本当か?」
ギルさんが固い口調で問う。
「・・・・・・・・・だったら何?私を殺す?」
「・・・・・・殺さねえよ」
呆れたようなギルさんと真面目な私。悪いが私は死ぬわけには行かない。だから殺されるのなら逃げ出すつもりだ。
「なんで言ってくれなかったんだよ」
「ロミオ先輩の言うとおりだよ、なんで?」
「・・・・・・・・言ったら殺されるからよ。」
外で生きる人間にとって、自分の弱点を晒すというのは一番やってはいけないことだ。特に女はそう。いつ襲われるか分かったものじゃない。アラガミにも人間にも
「・・・・・・で、私はどうすればいい?貴方たちの
私は本気で服を脱ごうとするが、ギルさんに止められた。
「脱がなくていい。そんなことをするつもりもねえ。お前はもっと自分を大切にしろ」
前にもそんなことを言われたな。だったらなんでこんな場を設けたのかがわからない。
「俺達が言いたいのは一つだ・・・・・・神咲。ブラッド隊は仲間だ。俺達はお前を迎え入れたいんだ」
ジュリウス隊長の言葉に私は面食らう。
「何であんた等は・・・・・」
訳が分からなくなる。私は・・・・・
「何であんた等はそんな事が言える!!なんで敵かもしれないヤツを簡単に仲間に迎え入れることが出来る!!何であんた等はそんな事ができる!!」
もう何も考えられない。訳が分からないままに叫ぶ。自分が何を言ってるかも理解できない。
「それが人だからだ」
優しい言葉。
「そしてお前の事を俺達が仲間だと思っているからだ。アラガミだとか人間だとかそんなものはどうでもいい」
「訳が分からない・・・・・・そんな理由だけであんた等は私を・・・・・・化け物を・・・・・・アラガミを仲間だって言えるのか!?」
頭を抱えうずくまる。頭の中はグチャグチャで、自分がなんなのか分からなくなってくる。その時にギルさんが私の顔を無理矢理あげさせた。
「お前は化け物じゃねえよ」
「・・・・・・なんでそう言えるのよ?」
「少なくともお前には意志があるだろ、アラガミには無え意志が。意志を持つのは人間だけだ。心もな」
「私には心なんて・・・・・」
「あるさ、今そうやって泣いてるんだから」
慌てて目元に手をやると、涙が流れていた。温かい涙が
昔、あるヤツに言われた。お前は人間の皮を被った化け物だと。お前に人間として生きる資格など無いと。
だから私は問う
「私は・・・・・・人間なのかな・・・・?」
「当たり前だ。なあ?」
ギルさんが問いかけるように見回すと全員が頷く。
「私は・・・・・・人間として生きていいの・・・・・?」
「当たり前だ。」
ギルさんに返されて。何も言えなくなってしまう。言葉が出てこない。出てくるのは涙だけだ。
嬉しかった。
遙か昔に感情を殺して生きてきた私にはよく分からないけどこの胸の奥からわいてくる感情は多分嬉しいという感情で、
私は泣きじゃくっていた。子どものように
そんな私をみんなは温かく。迎え入れてくれた。
ご意見ご感想お待ちしております