コンピューター(神)VS出来損ない(神)の戦記録 作:サファイア
西暦2XXX年、世界は「ひとつ」となった。
あらゆる国家間のエゴを超え、世界地図からは境界線が消えた。
そして、国際的紛争、不平等、差別はなくなり、人々は幸福を享受した。
国際連合はこれを機に名前を「地球星統一組織」に変え、中央政府とした。さらにヨーロッパ、中東、アジア、アフリカ、北・南アメリカに「地域執行政府」を据え、ある程度の自治権を与えた。
軍隊は解散され、再編成。「地球星平和維持軍」として事態に備える。
このような偉業を達成することができた理由はただ一つ、
人々が、いや、人類が
「神」をつくることに成功したからである。
なぜ、人類は神を欲したか。
なぜならば「疲れた」からである。
いつまでたっても解消されない国際問題。経済、戦争、人種差別、貧富の差、飢餓、環境汚染、etc…..
それらに終止符を打つため国連が特別チームを結成、遺伝子技術のすべてを結集させ、試行錯誤を繰り返し、完成させた。
「それ」はまさしく神であった。生まれながらにして才能の塊。すべての質問に澱みなく答え、大衆に「ただしい」と納得させるほどの「チカラ」があった。
「それ」に国連のリーダーに添えた。すると瞬く間に国と国との連帯感を高めるため国際問題を解きほぐし、存在感を高めた。過程は割愛するが「それ」は現在も中央政府のトップである。
これからは「平和」がやってくる。もう何もしなくていい。これから「それ」に従えばいい。そう思っていた。
しかし・・・・・・・それは「仮初めの平和」だった。
これはその仮初めの平和に対抗した者がいた。
さて・・・・・・・わたしもそろそろ筆を休まなければならない。
「それ」をチューニングをしなければならない
2XXX年 某月 某日 特別チーム 人類革新研究団 団長の手記より
更新ペースは二週間に1Pです。宜しくお願いします。