コンピューター(神)VS出来損ない(神)の戦記録   作:サファイア

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第1話 嫌な日

弓先side  2XXX+5年

「緊張したぁ・・・」

今日はセンター試験、さらに二次試験を終了したときだった。

「よう、兄ちゃん」と見知らぬおじさんから声をかけられた。僕は一瞬身構えたが気さくな感じで「兄ちゃんも試験かい?」といった。よく観れば鞄の隙間から参考書がみえた。

「もしかして、・・・」とつぶやくと「ああ、俺も受験生てこった。」

そこから道中の帰り道、おじさんといろいろ話した。小さいころ家が貧しくあまり勉強ができず、読み書きさえ不十分であること。7年前、思い起こせば何もせず無気力でいるより何かしらの目的が欲しいと思って日雇いの仕事をしつつ、節約をして勉学に励んだのだそうだ・・・・・やばい。なんか泣けてきた。

そして気になった。「どうしてそんな話を僕に?」と訊ねると「いや、なんかよぉ。若いころの俺に似ているっちゅうか。なんというか・・・無気力で暢気そうなだったからかな。」

そう答えた後、おじさんと別れたのである。

 

全く、この世界はがらっと変わったよな・・・・」これまでの激動の時代に思いをめぐらせた。

世界統一をなさったのは当時の国連のトップ、ヴィーナス・プロヴィデンスである。容貌は「女神」の一言に尽きるほど美しいB・W・Hは文句なしらしい。しかもファンクラブまであるとか・・

ともかく、その人が世界統一をしてから日本も変わった。経済も安定し、食料自給率も上昇、藻から抽出される石油を国家産業として研究も盛んに進んで実施されている。

その上、地球外来知的生命体と邂逅を果たした。

当時は開戦かという議論もあったが相手国、もとい相手星「?」の目的は「貿易」だった。

国連トップは会談をして、関税や輸出、輸入のバランスを決定した。それが3年前、そこから宇宙技術の研究も加速した。その星の名前は・・・・・・ん?・・・・・・・

「さっきお母さんとお父さんの姿が見えたような・・・」二人とも仕事のはずなのにどうして・・・・・

その時、空から 宇宙船がやってきた。あれは確か・・・・相手の星の・・・・戦闘艇!

戦闘艇の下から光のようなものが出てきて  二人を吸い込んだ。「父さん・・・母さん!!」

僕は走った。しかし完全に吸い込まれ、そして宇宙へ行ってしまった・・・・・

ふときづくと、同じような戦闘艇がそらへ消えていった。

なんで・・・・・ウソだろ・・・・・・・・・・・・・・・

声さえでなかった

そして次の日から戦争が始まったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2XXX+5年 地球星統一組織 本部 

ヴィーナスside

「ふふふ・・・・・成功したかしら?」

「ええ、滞りなく・・・」

「わかったわ。これで第一フェーズは終了。次に移行してちょうだい。」

「Yes,I mom.」

通信をきった。

「うふ・・・うふふふふふうふうふふ♪ 最高のスタートね・・・」

ここから私の大願が始まる。いいえ今のチカラがあればもう叶ったも同然ね。

呼び鈴を鳴らすと、メイド姿の美女が[天井]からやってきた。

「何か御用でしょうか?」

「ふふふ、今日は気分がいいからあの人たちを招待してさし挙げてくれない?大事な話があるから・・・・」

「了解しました」そう告げるとすばやく姿を隠した。

 

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