まずみなさんに謝ることがあります…
この小説の第1話と第2話なんですけど、すこしばかり手直しさせていただきました。
内容に影響がないくらいのちょっとした手直しなので、読み直してもらう必要はないです!
本当にすいませんでした!これからも生暖かい目で見ていただけたら幸いです!
それでは気を取り直して、第3話になります!
いざ、リンクスタート!
2人の男がある少年の病室にいた
「君が私に見せたかったものはこれか…」
1人の男が携帯電話の様なものを手に取りながら答える。
「すいません、今日はメディキュボイドの調整のために来ていただいたのに、こんなことも頼んでしまって。」
もう1人の男が申し訳なさそうに答えた。
「構わないよ、しかし実に興味深い…」
「何かわかったんですか?」
「いや、私にもわからないな」
「そうですか…これが身元につながればいいと思ったんですけど…」
「力になれず、すまなかった」
「いえ、こちらこそ無理を言ってすいませんでした」
「それでは失礼させてもらうよ、メディキュボイドの被験者の少女によろしく伝えてくれ、倉橋君」
「分かりました、今日はありがとうございました、茅場さん」
そうして茅場と呼ばれた男は少年の病室を後にした。
眼が覚めると僕は白い天井を見ていた。
体を起こして、周りを見渡すと内装が白で統一されている部屋にいることがわかった。
「ここは…?」
僕は落ち着いて自分に何があったのかを思い出す………あれ?こんなこと前にもあったような…
いやいや、余計なことを考えず思い出すのに集中しよう……
そうだ、僕は確か車に轢かれたんだっけ…てことはここは病院かな?
そう考えると僕の右足がガッチリ固定されている理由も分かる。
そんなことを考えていると、不意にドアがノックされた。
「失礼します」
入ってきたのは、若そうな看護婦さんだった。
その看護婦さんは僕の意識が戻っていることに気づくと
「よかった気が付いたんですね!」
と、まるで自分のことのように喜んでくれた。
そして、その看護婦さんは一通り、今の僕の体調のことを聞くと
「それでは先生を呼んできますねー」
そう言って病室から出て行った。
その数分後また病室のドアがノックされた、僕はそれに対し「どうぞ」と答えた。
「失礼します」
今度入ってきたのは、落ち着いた雰囲気の男の人だった。さっきの看護婦さんもいる。
「こんにちは、私は君の担当をすることになった倉橋です、君の名前を聞かせてもらえるかな?」
「僕の名前は……群青 海兎です」
「間違いないね?」
「間違いないです」
「そうか、じゃあ群青くん、さっそくだけど君の怪我についてなんだが…」
そう倉橋先生が、僕の怪我について喋ろうとしたが僕はその話を遮り
「ちょっと待ってください、怪我なら自分の魔法で治せますから。」とちょっと自慢げに言った。
そう言うと倉橋先生と看護婦さんは驚いた顔をしたが当然だろう、なんせ治癒の魔法を使える人はかなり少ないからね。
僕は驚いてる2人を横目にさっそく自分の足に魔法をかけた、するとどうだろう痛みがすっかり消えて動くように………ってあれ?おかしい動かない。
おかしいと思いつつ、チラッと2人の方を見ると2人はヒソヒソと小さい声でなにか話している。
あれ?「脳波…」とか「至急に…」て聞こえてきたぞ。
すると2人は話をやめ看護婦さんの方は病室から出て行き倉橋先生は僕に
「群青くん、魔法なんてものはゲームの世界だけにあるんですよ。もしかしたら事故で頭を打っているかもしれないので、検査をしましょう」と言った。
「魔法がない……?」
僕はそう聞き返さずにはいられなかった。
「……?そうですよ、残念ながら魔法はないんです。治癒の魔法なんてあったらあの子の病気も治してあげられるんですけどね…」
そう倉橋先生は少し悲しそうに言った。
不思議と僕には倉橋先生の言葉が嘘ではないということが分かった。
その後、倉橋先生は「検査の準備がある」と言って病室を出て行った 。
僕はさっき倉橋先生が言った「魔法がない」という言葉を聞いて、事故にあった日に公園で寝ていたことを思い出していた。
(あの日見た変な夢、あの夢のせいで僕は違う世界に来た?)
確かに妙に現実味のある夢だったが、たかが夢を見ただけで違う世界に飛ばされてたら世話がない。
そんなことを考えるが、この場でいくら考えても答えは出なそうな気がしたので、これから先のことを考えることにした。
それに、もしかしたらこの病院でこのまま検査されて異常がなかったら、頭が変な子と思われて入院してる最中に変な目で見られてしまうかもしれない。
いや、それよりも魔法がないこの世界で魔法の力が戻ってそれが世間に知られでもしたら、また僕は監禁されて無理やり魔法を使わされるかもしれない…それは…それだけは…絶対にイヤだ……
だがその数分後、無慈悲にも検査が行われた。
そして、途中で終わってしまった倉橋先生との問診も再開された。その問診の最中も僕は必死に考えた。
自分の素性がバレない方法を、そして倉橋先生が僕の過去の話を聞いてきたときに僕は閃いた。
(そうだ、この方法ならうまく切り抜けられるかも…)
僕は倉橋先生の質問にこう答えた。
「覚えていません」
僕が考えついた方法、それは《記憶喪失のふりをすること》だった。
第3話いかがでしたか?
話の進行がノロノロしてるので、遅いと思う方もいらっしゃると思いますが、もう少しだけ待っていただけると嬉しいです。
更新はこのまま1週間以内を目安に頑張っていきます。
感想やアドバイスも随時募集中です!
psちなみに主人公の名前の読みはぐんじょう かいとです。