孤独な少年 作:スカル
次の部屋に入ったプリキュア達。今度は部屋に踏み込んだ瞬間、警報が鳴った。
「侵入者の排除を始めます。」
何処からともなく青い彗星がプリキュア達の目の前に落下した。その中から新たな仮面ライダーが出現した。
「仮面ライダーメテオ お前の運命(さだめ)は俺が決める!」
鼻をこする仕草と共にそう発する仮面ライダーメテオ。
「ここで行うのは武術勝負だ。俺に勝てない限りこの先には進めないぞ。」
「ここは私が行くよ。」
前に出たのはキュアサンシャインだ。
「それじゃあ、ルールを説明する。」
メテオが指をぱちんと鳴らすと、虚空から星屑忍者ダスタードが大量に出現した。
「ここには二百体のダスタードが居る。先に百体倒した方が勝ちの百人組手だ。」
「受けて立つよ。」
「あの銅鑼が鳴ったらスタートだ。」
奥の方には銅鑼を叩くためにダスタードが待機している。そして、遂にその銅鑼が鳴らされた。ドゥワ~~~ン!
効果音Shooting Star
「ホワチャー!」
次々と襲い掛かってくるダスタードを拳で殴り、受け止め投げ飛ばし、両手での裏拳で同時に吹き飛ばす。ダスタードは様子を見ているのか中々近づいてこないが、メテオはそんな事関係ないと言わんばかりに飛び込んだ。
「ホワーアチャー!」
ダスソードの二体が同時に斬りかかってくるが、メテオは両腕で受け止め回し蹴りで吹き飛ばした。
「ヤァー!」
一方キュアサンシャインの方も負けてはいない、元々、実家が明堂院流古武道の道場でもある彼女は武術の達人である。メテオと同じスピードでダスタードを倒していく。
「フッ!中々やるな。だが……。」
メテオの回し蹴りの衝撃で多くのダスタードが吹き飛ばされた。
「星心大輪拳の使い手でもある俺には及ばない。」
一気にメテオが有利になってしまった。
「サンシャイン頑張ってください。」
「行けーサンシャイン。」
「サンシャイン。」
「ブロッサム、マリン、ムーンライト、大丈夫だよ私は負けない。」
サンシャインは怒涛の勢いで、メテオを追いかけ始めた。次々に来るダスタードを掌底で吹き飛ばし、身軽な動きでどんどん数を増やしていく。
「ホワァチャー!」
「ハァーー!」
とうとう互いに残り六体の所まで来た。メテオは残り六体に向かっていく。一体目を引き付け殴りつけ、その隙を狙ってきた二体目も腕を引き寄せ投げ飛ばした。残り四体。その内の二体は同時に襲い掛かってきたが、メテオの回し蹴りで吹き飛ばされた。残り二体。向かってくるダスタードを勢いを利用したまま背後に投げ飛ばす。残り一体。この時、キュアサンシャインも同じ数だった。最後の一体で勝負が決まる。
「ホワーーアチャー!」
「ハッ!」
「いちゅきー!」
最後の一撃を放ち二人とも固まっている。そして、先に倒れたのはサンシャインの方のダスタードだった。メテオの方は拳が届くぎりぎりの所で止まっている。
「お前の勝ちだ。」
そう言うと、メテオは再び青い彗星となって飛んで行った。倒れ伏したダスタード達も消えていく。そして、奥の扉が開いた。
「行こう、みんな。」
サンシャインを先頭に次の部屋へとプリキュア達は足を踏み入れた。