孤独な少年 作:スカル
「んーーー。」
「どうしたのダイヤモンド?さっきから唸ってるけど。」
「いや、おかしいと思わないの。地下にこんなに凄い施設があるなんて普通じゃないでしょ。」
「そうかな?」
「もー、ハートは呑気すぎよ。」
そんな事を言いながら次の部屋へと足を進める。中に入ると、今度はフルフェイス・ヘルメットを模したマスクや鋭利な「A」を模した角、背中や脚部のホイールが特徴な赤い仮面ライダーが出てきた。
「仮面ライダーアクセル。ここを通りたいのなら俺を倒せ。何人でも構わない。」
「ここは私が行くわ。」
「私も、お供します。」
前に出たのはキュアダイヤモンドとキュアロゼッタだった。
「ねえ、教えてくれない。亘さんって一体何者なの。そして、貴方たちは一体何。」
質問を呼びかけるキュアダイヤモンド。
「俺に質問するな!」
「えぇーー。」
アクセルは質問を一喝すると、エンジンブレードを構えて二人に斬りかかった。
「さあ、振り切るぜ!」
アクセルは素早い動きで二人に肉薄するとエンジンブレードを薙ぎ払った。
「キャー!」
「ロゼッタ!」
キュアロゼッタが吹き飛ばされる。
「このっ!煌めきなさい! トゥインクルダイヤモンド!」
キュアダイヤモンドは右手の人差し指から無数のダイヤ形の氷をアクセルに飛ばした。
「氷か、ならこれだ。」
エンジンブレードの刀身を押し下げることで出現するメモリスロットにエンジンメモリを装填し、グリップのトリガーを引く。
『スチーム!』
刀身から高温の蒸気を噴射し、氷を全て溶かしてしまった。
「そんな。」
「今度はこっちの番だ!」
再びグリップのトリガーを引き、能力を発動させる。
『ジェット!』
エンジンブレードの切っ先からエネルギー弾を猛スピードで射出する。
「カッチカチのロゼッタウォール!」
だが、キュアロゼッタが両手のひらから小型の四つ葉のクローバー形のエネルギー障壁を二枚発生させ、アクセルの攻撃を防御する。
「大丈夫ですかダイヤモンド。」
「うん、ありがとう。」
だが、アクセルの優位に変わりは無い。バックルを両手で保持したまま取り外すことでバイクフォームに変形する。
「嘘でしょ。どうなってるのよ。」
アクセルはバイクモードのまま二人に突撃する。突然の事で二人は対応しきれない。
「うわぁー!」
「キャー!」
二人はバイクに弾き飛ばされてしまった。
「終わりだ。」
アクセルはエンジンメモリを使ってマキシマムドライブを発動する。
『エンジン!マキシマムドライブ!』
エンジンブレードからA字型のエネルギー刃を射出する、エースラッシャーを発動した。
「「ラブハートアロー!」」
だが二人はラブハートアローを取り出し、弓中央部の大きなハート型パーツにキュアラビーズをはめ込み、弓床の四色のハート模様を指でなぞる。
「プリキュア・ロゼッタリフレクション」
まずは、キュアロゼッタが四つ葉のクローバー形のエネルギー障壁を展開し攻撃を跳ね返した。
「プリキュア・ダイヤモンドシャワー」
そして、キュアダイヤモンドが猛烈な吹雪で放ち跳ね返したエースラッシャーの威力を上げる。
「何!ぐあー!」
跳ね返された攻撃を受け、アクセルは倒れ消えていく。そして、アクセルが消えたと同時に次の扉が開いた。
「行きましょう。」
プリキュア達は次の部屋に進んでいった。