孤独な少年   作:スカル

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第18話

あの出来事から早数日、俺は彼女たちとの生活に慣れ始めていた。彼女達もプリキュアの事を話してくれた。元々、使っていない部屋は腐るほどあったので、彼女達は今、それぞれの部屋で生活している。彼女達は、家の手伝いを良くしてくれるのでとても助かっている。今は、少女達と一緒に買い出し中だ。メンバーは、相田 マナ、菱川 六花、四葉 ありす、剣崎 真琴、円 亜久里の五人だ。

「悪いな、買い出しなんて手伝わせて。」

「いえ、お世話になっているんですからこのぐらい当然です。」

菱川 六花が答えた。彼女達とは、かなり打ち解けられてきたような気がする。

「あたし、もっと手伝いますよ。何でも言ってくださいね。」

「おう、期待しとくよ。」

「マナちゃん、とても張り切ってますわ。」

「当然だよ。」

彼女達は、亘に何かしてあげたいと思っていた。それが、彼の身の上を聞いたからか、はたまた別の感情かはまだ分からないでいた。

「でもよかったぜ、今日はあいつみたいな奴が出てきてないしな。」

「亘さん、そんなことを言ってると本当に来ちゃいますよ。」

「大丈夫だって。」

そんな軽口を叩きながら、帰り道を歩く。日も沈みだし、辺りは人通りが少なくなってきた。

「グルルルルルルルルル!グワーッ!」

そこに突然何かが飛び出してきた。熊のような顔をした上半身が裸の大きな化け物だった。

「キャッ、何。」

「一体何なの?」

「グルルルルル、美味そうな人間だ。まとめて食ってやる。」

「本当に面倒な奴が来ちまったな。下がってろ、すぐに終わる。」

「気を付けてください亘さん。」

「任せとけ。指一本触れさせやしねえよ。」

剣崎 真琴とそんなやり取りをする。

「すぐに終わるだと、ただの人間の分際で良くそんなセリフが言えたもんだ。」

「だって、ほんとの事だからな。」

俺は、ブレイバックルを取り出し♠A「CHANGE」のカードを装填する。腰に当てると、バックルからカード状のベルトが自動的に伸長し、バックルが装着される。

「変身」

掛け声と共に右部のハンドルを引く。

『Turn Up』

電子音声と共に中央が回転し、ブレイドアーマーを分解した光のゲート・オリハルコンエレメントが前面に放出され相手を吹き飛ばす。

「グワァァァー。」

エレメントを通過することでスペード(♠)とAのカードに封印されたビートルアンデッド・ヘラクレスオオカブトをモチーフとした外見の仮面ライダーブレイドに変身する。

「なっ!貴様神器保有者か。」

「神器?違うな、これは仮面ライダーの力だ。」

左腰のホルスターに収納されている醒剣ブレイラウザーを抜き構える。

「行くぞ熊野郎!」

 

 

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