孤独な少年   作:スカル

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第5話

お昼を食べた後、俺は再び教室に戻った。午後からの授業は真面目に聞こうかと思っていたが、あいにくそうはいかないらしい。念のために放っておいた、カンドロイドの内一体が俺の元に来た。バッタカンドロイドのライブカメラによると、数人が家を出て外に出たらしい。

「ドラゴンが言う通りになっちまったな。」

ため息を吐きながら、俺は先生に早退することを告げ、学校から出た。学校から出てすぐに懐から、ロックシードを取り出し開錠する。ロックシードは大きなバイク型のロックビークル、サクラハリケーンになった。俺は、サクラハリケーンにまたがると、目的地に向かって走り出した。

 

「ねえ、本当に良かったのかな勝手に出てきて。」

「大丈夫だって、りんちゃん。ちょっとだけなんだから。」

「私たちもつられて来てしまいましたしね。」

「うぅ~一緒に来ちゃったけど大丈夫かな。」

「大丈夫、いざとなったらわたくしが守ってさしあげます。」

「さすが亜久里ちゃん、頼りになるね。」

夢原 のぞみ、夏木 りん、春日野 うらら、黄瀬 やよい、円 亜久里、相田 マナ、この六人は言いつけを破り家を出てしまった。理由としては、この辺りの地域を知りたかったからである。

「それにしても、ここってどの辺りなのかな?」

「わたくし達が居た場所とは、随分違う雰囲気のようですね。」

あてもなく散策を続ける六人だが、ここであることに気が付く。

「ねぇ、誰か道順覚えてる?」

「「「「「…………。」」」」」

その言葉にみんなの足が止まる。

「えー!どうするの、帰れなくなっちゃったじゃない。」

「大丈夫、何とかなるよりんちゃん。うーんと、こっちにするぞ~!けって~い!」

夢原のぞみは、感で道順を決めた。

「それで、本当に大丈夫なのかな。」

黄瀬やよいは少し不安そうだ。その時、バイクのエンジン音が聞こえてきた。そちらを見ると、白と桜色をしたバイクがこちらに向かってきた。目の前で止まると、ヘルメットを脱ぐ。

「やっと見つけた。」

それは、今朝会った暗道亘だった。

「家からは、出るなって言っただろうに。」

「あ、あはは、すみません。」

「早く家に戻れ、じゃないと面倒な奴が来…。」

「ぎゃははは、居やがったなこのモブ野郎。」

「る。はー、遅かったか。」

見あげると、そこには空中に浮いてる一人の少年が居た。

「何、あの人浮いてるよ。」

「一体、何なのかしら?」

「ぎゃはは、うん?おいモブ、お前その女達は何だ。まあ、どうせお前をぶっ殺せば手に入るか。」

「この子たちをを物みたいに言うな。はー、ちょっと下がっててくれ。」

俺は、懐からドライバーを取り出し腰に装着した。そして、オレンジの形をした錠前を取りす。右手に持ったロックシードを左上に構え「変身」の掛け声と共に起動。

『オレンジ!』

上の空間がチャックのように開き、中からオレンジアームズが下りてくる。ほら貝のような和風テイストの待機音が鳴り響く。体を左右に大きく振った後右腕を上にあげドライバーに装着しカッティングブレードをおろす。

『ロック・オン ソイヤッ!』

オレンジアームズが頭部にかぶさる形で装着される。それと同時に、アンダースーツを纏い頭部が兜に覆われた。

『オレンジアームズ! 花道 オンステージ!』

アームズが変形し、アーマードライダー鎧武に変身が完了する。

「お前、最近しつこいからな、今日は本気で相手してやる。」

「黙れモブ野郎。この世界の主人公は俺なんだよ。」

「神様の元へ送り返してやる。」

俺は、無双セイバーと専用アームズウェポン・大橙丸を両手に持ち構える。

「ここからは、俺のステージだ!」

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