努力チート(笑)の原作破壊   作:p-フェニルアゾフェノール

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03〜ワクテカ修行篇2!!〜

       

 おっす、オラ山本空也。実はもう10年も修業し続けてたんだぜ!地獄のような日々だったよ。

 10年前のあの日。俺は何をとち狂ったのか、読み上げた人全員を呼びたしたんだ。ホント、バカじゃねえの。そしてなし崩しで修業はスタート。残念ながら俺の武術の才は普通よりはいいかな?ぐらいであったため、地獄の特訓がスタート。それに加えて忍術や魔法の修業も加わって、もう滅多打ち。まさに、オデノカラダハボドボドダ!ってやつやな。

 

 いやね、最初はまだ楽だったのよね。「小さいころから無理しすぎるのはよくないよねぇ。」みたいな感じやってんけど、フィニスの「そういえば成長限界無ってことは、無茶しても大丈夫なんじゃないですか?」というお言葉により、師匠達に火がついた。ドライブイグニッションである。変わりの俺の命の火は消えかかったけど。

 

 まあ、そんな地獄の特訓の成果はちゃんと出とる。流石に野菜人じゃなくても、死にかければ強くは成れるようやね。具体的にはチャクラの量が劇的に増加した。もうびっくりするぐらいに。ほかもなかなかに上がってるよね。

 というわけで、折角だから今のステータスをお見せしちゃいたいと思いまーす。パチパチパチ。

 今はこんな感じですっと。

 

 

  ステータス

 

名前:山本空也

年齢:5歳

 

 能力値

 

ちから   :B

みのまもり :B

かしこさ  :A

すばやさ  :A

たいりょく :A

うんのよさ :A

 

魔力量   :A+

チャクラ量 :AAA

 

 

 すごくない?チャクラの量めっちゃ増えたよね。他も上がってるけどさ、特にチャクラ量。死にかけた甲斐があるというかなんというか。そもそも、魔力量に比べたら、チャクラ量はそこそこ増えにくいはずなんだけどね。死にかけるということがどれほどすごいのかを実感したわ。

 それとね、チャクラ量が増えてからは多重影分身を真っ先に覚えさせられてんな。修業の効率化だとよ。おかげで、本体たる俺はほとんど忍術と魔法の修業をすることなく体を鍛えてばかりや。まあ、嫌いではないからええけどな。あ、魔法の始動キーは決めたよ。まあそれは機会があれば使うかな?

 

 そうだ、俺のデバイスであるフィニスから新し機能が発見されました!ななな、なんとっ!フィニスを媒体にすることによって、“ネギま”の魔法も非殺傷設定にすることが出来るんです!いやぁ、これは便利やんね。戦術の幅が広がるね!

 さて、おしゃべりはこれぐらいにして、修業再開しますかね。俺は、この地獄のような日々を生き抜いて見せるぜ!!

 

 

~10年後~

 

 

 やっほー。最近修行に明け暮れて、心が荒んできたような気のする山本です。

 あれからさらに十年。相変わらず、オデノカラダハボドボドダ状態からは抜け出せへんけど、研鑽を積み、師匠達にフルボッコにされる日々が続き、ようやく……ようやく!!弟子級の殻から出ましたよ。今は達人級に足かけてるような状態なんやと。やっぱり師匠達にはまだ勝てないんよな。まあ、全員がバグみたいな人たちやしな。時間をかけて勝てるように頑張りたいと思います!

 

 魔法に関してはとくには無いかな?千の雷が使えるようになったぐらいか?もちろんほかの魔法も使えるけどな。闇の魔法(マギア・エレベア)には、まだ手はだしとらん。今は咸卦法の習得に向けて特訓中。せやからそれが終わってからかな。 

 

 忍術はね、あんまり進歩はないかな?性質変化は一通りできるけどさ。まあ、幅広くやってるさかい、時間がかかるんはしゃあないねんけどな。秘伝忍術とか、傀儡とかも挑戦中です。あ、医療忍術はノータッチだわ。まあこれは専門的な知識もいるし、おいおいってことで。

 

[おーい、マスター。聞いてましたかー?]

 

「ん?何か言ったか?」

 

[ちょっと、ボーっとしないでくださいよ。師匠達が修業再開って言ってますよ。]

 

「ああ、そうか。ありがとう。」

 

 さらば、つかの間の平穏よ。私は再び地獄へ行ってまいります。

 

 

~20年後~

 

 

「I am your father……。」

 

[マスターはいったいどこへ向かってるのですか……?]

 

 どうも、なんとか暗黒面に落ちずに、日々努力を続ける山本です。

 あれからさらに20年。飛ばしすぎとか言わないで。だって大変なんだもん。

 最近では、師匠達ともまともに打ち合えるようになったかな?って感じ。魔力量、チャクラ量ともにドンドン増えてます。それでも10回に1回ぐらいは死にそうになるけどな。そのたびに、奇妙な薬など駆使して一命を取り留めております。 

 

 咸卦法はちゃんと使えるようになったかな。消費が激しいのは難点やけど。 

 あ、説明し忘れとったけど、チャクラと気は別もんみたいやな。この世界の住人でも気が使えるような人間は居るらしい。と言っても、厳しい修行の上で習得できるみたいなもんらしい。つまり、俺が習得できないはずがない。厳しい修行?お前、死にかけたことあんのか?ってな感じである。……かめは〇波撃てるかな?

 

 それから、魔力、チャクラ、気のほかにも霊力っちゅうエネルギー?があるみたい。ただ、これは完璧に対妖怪系の力らしく、しかも先天的な物。量だって生まれつき決まってるという、対して使い道のないものだったり。うん、とらハだね。

 ま、それも普通ならとつくんだけれどもね。生憎と私、普通ではございませんでした。霊力、ちょっとありました。修業して、なぜか増えました。

 ということで、時間が余ったらこっちの方の修業もしていきたいと思います!!

 

 忍術の修業は一旦終了して、今は実戦投入のための修業中。修業道具の中には、自分と同程度の実力の戦う相手を出す、みたいなもんまであってな。組手とかには全くもって困っとらん。頼んどいてよかったな。 

 

 魔法は教えてもらったモンは基本使える。もちろん“ネギま”の魔法だけやなくて、“リリカルなのは”の魔法もやで。

 

 そして、今回の修業中に、俺は成長限界無の特典の怖さを思い知った。ほら、マルチタスクってあるやろ。あれってさ、俺みたいな普通の人間の脳みそじゃどんだけ頑張っても2,3個が限界。おまけに全体の処理能力も落ちるしで、正直使い物にならんわけよ。正直そこまでして魔法使うぐらいやったら、物理で殴りに行った方が早かったりするしな。せやけど、一応は訓練しとったわけよ。そしたらさ、特典が仕事しちゃったんだよ。簡単に言うと、脳が進化しました。やったね、新人類の誕生だよ!解剖したら新たな道が開けるかも!てな状況になったんよね。

 

 まあ、便利だからいいんだけどね。“ネギま”魔法も5,6個同時に発動できたりするしね。タイムラグなしに魔法を発動し続けることが出来るので、完璧な固定砲台になることもできる。あれや、遠距離砲撃撃って、避けたと思って油断してるところに千の雷発動して滅多打ちにしたりできるで。これぞ最強コンボ。

 そんでもって、たぶん脳以外のところでも同じようなことが起こっとると思う。だって、普通なら5歳児がいくら筋肉を付けたところで、パンチで岩砕いたりとかでけへんもんな。しかも俺の見た目は筋骨隆々ってわけでもない。もちろん5歳児にしては筋肉はついとるけどな。

 

 “ネギま”読んどって、ネギ君おかしいやろとか思っとったけど――ネギ君は10歳ながらデカい岩を逆立ちして足に乗せて、片手で腕立て伏せをする――俺は5歳児ながらに同じようなことが出来るようになっちゃったわけやね。“成長限界無”、恐ろしい子!!

 

 さて、経過報告は一旦終わりにしよか。あ、ステータスだけ見とこかな? 今はこんな感じ。

 

 

  ステータス

 

名前:山本空也

年齢:5歳

 

 能力値

 

ちから   :AAA

みのまもり :AAA

かしこさ  :AA

すばやさ  :S

たいりょく :S

うんのよさ :A

 

魔力量   :S

チャクラ量 :S+

 

 

 パワーインフレも程々にしやがれですぅ!!と言いたい気持ちも分からなくはないけど、このレベルに到達するまでに死にかけること数十回。十数回やないで、数十回やで!!むしろ、これぐらいになってくれんと頑張った甲斐がないよな。

 

 で、今後の方針を発表したいと思います!!先ず、魔法に関しては、遂に闇の魔法(マギア・エレベア)に手を出すつもりや。いや、別に使えんでもええねんけどさ。折角やから極めたいやん。魔法っちゅうもんをさ。

 忍術は引き続き実践の中でどう使うかの研究。正直飛雷神の術とか影分身かとかやないと危のうて使われへんねんけどな。まあ、そこは加減を覚えれば使えんこともないかもしれんしな。頑張ろう。

 あとは、打倒師匠ズかな。魔法も忍術もなしの純粋な体術だけで師匠達に勝たんことには、今まで修業してきた意味もあれへんしな。弟子は師匠を超えて初めて一人前ってな。……この人たちに限っては例外か?まあええわ。どのみち師匠達に勝たんことには俺の気がすまんのや!!さんざんぼこぼこにされたしな。この恨み、腹差で置くべきか!!え?子供っぽい?いいんだよ。だって5歳児なんだから。

 

 そういえばうちの師匠達って誰が一番強いんだろ?エヴァ師匠と長老の一騎打ちかな?長老は魔法が使えないから、エヴァ師匠の断罪の剣(エクスキューショナーソード)を一発でも喰らったら終わりだし。かといって長老の攻撃力じゃあ、ワンパンでひき肉の出来上がりだし。なにこれ、お互いに一発喰らったら終わりとか、何ちゅう怖い戦いやねん。俺はそんなのいやだぁ!!

 

[マスター、なんでそんなに悲痛そうな顔をしてるんですか?]

 

「フィニス。俺、強くなるよ。師匠達に負けないように。」

 

[えっと、これ以上強くなって何するんですか?もしかして世界征服でもするつもりですか?でしたら応援は出来ませんけど……。]

 

「いや、世界征服とか興味ないし。それよりは今日の晩御飯のメニューの方が興味あるわ。」

 

 そう、世界征服なんてしてる暇があったら美味いもん食ってのんびりしたいよ。

 

[とりあえず、大丈夫なんですね。]

 

「おう、大丈夫やで。さて、修業再開しよか。」

 

 目指せ、打倒師匠ズ!!あ、ちょっとぐらい手加減してくれると嬉しいです。はい。

 

 

~80年後~

 

 

「話をしよう。あれは今から36万……いや、1万4000年前だったか。まあいい、私にとってはつい昨日の出来事だ。」

 

[マスター、しっかりしてくださーい。まだ前回から80年程度しか経ってませんよ。]

 

「おまっ、80年程度って、“程度”って!!」

 

 普通は80年に“程度”なんて言葉がつくはずがないんだよ。だって俺は人間だもの。もしリアルで80年たってるなら俺は立派な爺である。いつ死んでもおかしくないね。

 

[まあいいです。今日は久しぶりに外に出るんでしょう。私は初めてですけど。]

 

「おお、そうだった。あまりの感動に我を忘れていたよ、わが相棒。」

 

[やっぱりマスターがおかしくなってる……もしもし、警察ですか?]

 

「待てい!!ふつうそこは救急車でしょ!!なんで警察やねん!」

 

[ただのボケです。そもそもこの中に居る限り外に連絡は取れませんしね。]

 

 うむ、わが相棒も120年という長い付き合いの中でボケることを覚えたようで何より。無駄に高性能なAI使ってるんだからそれぐらいはできんとな。

 

[なんだか失礼なこと考えてません?]

 

 どうやら長い間一緒にいるとそんなことまで学習するらしい。

 

「いんや、我が相棒は相変わらずすごいな、と……。」

 

[ふぅん、まあいいです。早く出ましょう。]

 

「せやなぁ。実に120年ぶりか……。」

 

[外ではまだ5日しか経ってませんけどね。]

 

 いやぁ、この80年かはなかなかに充実してたね。あれは50年前くらいかな?遂に師匠達全員に勝てたんやったな。あの時ほどうれしかったことはなかったな。しかし、長老はやばいな。マジであれはやばい。だてに長生きしてないよね。てかあの人って何歳なんだ?500歳ぐらいか?何か、あんまりエヴァ師匠と変わらない気がする。いや、むしろ長老の方がやばいのか。だって、区分的には人間だものね。500年生きる人間……。何もんだよ。今更ながら、すごい人が師匠だったんだな。おかげで強くなれました。

 

 それからはね、組手ばっかりしてたな。組手相手が出てくる巻物。あれやばいよね。達人級が魔法使いながら襲い掛かってくるとか、ただの地獄である。

 

 無事師匠超えをしたあと、一切手を付けとらんかった医療忍術の習得にとりかかったんや。そうは言うても、前提となる医療知識の習得に時間がかかっただけで、それさえ終われば忍術を完成させるのに、そう時間はかからんかった。ただ、なぜか岬越寺師匠の元、手術の真似事までさせられた。これ、生きてる人間じゃね?と思うぐらいにリアルな模型?を使った実習とか、普通やらんよ。これで、外科手術ならできるよ!やったら捕まるけど。

 で、最終的には医療忍術まで併用した手術を何回か経験してから終了と。おかげで、不治の病やなかったらなんでも直せそうやな。 

 

 書物から得られる知識に関しては、影分身+並列思考の読書魔法使用で、短時間で終わってんけどな。影分身を解除した時は情報量が多すぎて、頭痛くなったけどな。なんせ50体ぐらい出しとったからな。

 それから、馬師匠には漢方薬の作り方を伝授してもらったし。針灸治療も教わった。免許さえあれば鍼灸院だって、接骨院だって開けるぜ!しかも針からチャクラを流せば、時間を掛けんでもすぐに効果が出るっ中、最強の組み合わせやな。因みに、漢方薬の素材は倉庫から出てきてん。“修業”に関係するもんやったら何でも出てくるで。

 で、あとは料理の勉強したり、新しい魔法考えたりと、なかなか楽しい日々やったで。まあ、料理の方はまだまだかな?中華料理は一通りできるようになったけど、フランス料理とか、イタリア料理とか、いろんなものがまだチャレンジできとらんからな。次来たら頑張ろう。

 あっと、折角やしステータス見せとこか。びっくりすんなよ。

 

 

  ステータス

 

名前:山本空也

年齢:5歳

 

 能力値

 

ちから   :A(EX)

みのまもり :AA(EX)

かしこさ  :S

すばやさ  :AA(EX)

たいりょく :S(EX)

うんのよさ :A

 

魔力量   :D(EX)

チャクラ量 :SS(EX)

 

 

 ()で囲われとるんがホンマの値。その前に有るんが制限掛けとる今の状態。まあ、やり過ぎ感は否めへんけど、後悔も反省もしとらん。魔力量に極端に制限を掛けとるんは別に使わんってのもあるけど、一番の目的は管理局からの接触を無くすことかな?俺は自由に生きたいんや。 

 それとは逆にチャクラ量にそれほど制限掛けとらんのは、管理局には感知されへんってのが一つと、もしもの時に使うため。ほら、飛雷神の術とか便利だよね。医療忍術も。てか、チャクラで身体強化するだけでも相当早く動けんねんけどな。

 おっと、喋っとる間に出入り口の魔法陣のとこまで来てもうたな。

 

「よし、ほな帰りましょか。愛しの我が家へ。」

 

[ちょっと緊張しますね。初めてですし。]

 

「まあ、普通の家やし、すぐになれるやろ。よし……開けゴマ。」

 

 やっぱり“開けゴマ”はださいよなと思いながらも、視界が真っ白になった。久しぶりに帰るし、先ずは掃除からかなと、そんなことを思いながらその場から消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

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