百握りの探偵   作:伊本 紀奈

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はいどうも久しぶりです
こんばんはー
やっとテスト週間終わりました

それでは早速
なぜそこに存在するのか
の最終回です(主にオチしか無いですけど)


第五話 まさかの・・・

拍手が終わると先生が彼に近付き彼の肩に手を置いた

「よし、これで君の推理は終わりかな?」

 

 

 

「えぇ、終わりました」

彼は笑顔で言った

 

 

「そうか、終わったか、それでは生徒指導室に行こうか」

 

「・・・え?なんで生徒指導室?俺なんかしましたか?」

 

「ははは、君は自分から言ったじゃないか

 

 ”俺たちが入ってくる頃にはもう転勤か定年退職していた教員だ

 だから、俺は2年上の定時制の先輩、つまり定時制4年生の知り合いに

 さっき皆が考えていた時間に、ラインで聞いてみたんだ、

 

 『定時制にA組は存在しますか?それと盛川先生を知りませんか』とそしたらすぐに

 『A組は聞いたことないけど2年前に定年退職した先生に盛川と言う人がいたよ』

 と返ってきたんだ”

 

 って」

それのどこが問題なのか僕にはよくわからなかった

 

彼も不思議そうに言いました

「はぁ・・・それがどうしましたか?」

 

 

「全くまだ気付かんか、これならどうだ?

 

 ”定時制4年生の知り合いにさっき皆が考えていた時間に、ラインで聞いてみたんだ”」

 

彼の顔がいきなり曇り始めた

「あ・・・」

 

先生が続けた

「君は”ライン”って言ってよね?」

うわ・・・馬鹿だ・・・自分から言ってたのか

せっかく先生から盛川先生のことを聞き出すために先生を待ったというのに

自分から自供してたんだ・・・アホだな

 

彼は下を向いてい言った

「・・・・・はい・・・」

 

 

「君は碧高校の『携帯、及びスマートフォンに関する校則』を知らんのかね?」

 

「・・・知ってます」

 

「言ってみなさい」

 

「はい・・・・

『携帯、及びスマートフォンに関する校則

 1,校内で電源を入れてはならない

 2,校内ではバックの中から取り出さない

 3,校内で触ってはならない』

 ・・・・です」

 

「君はラインって言ったよね?

 スマホを出しなさい」

 

彼がズボンのポケットからスマホを出して先生の手の上に置いた

先生は彼の肩に手を置き言った

「それじゃ、生徒指導室に行こうか」

 

「・・・はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

数学の時間丸々自習になって僕たちラッキーだった

これもどこかの百握りの馬鹿のおかげだと思うね

それにしても実に面白かった

自分から携帯使ったって自供するなんて

馬鹿の極みだな

 

あと10分で授業が終わるという時に(バカ)と先生が帰ってきた

 

「まぁ・・・あと10分だし後は自由に勉強しておいてください」

 

僕たちは幸せな気分だった、どこかの馬鹿のおかげでな

 

 

授業終了のチャイムが鳴った

僕は彼と香坂くんと一緒に教室に帰った

 

香坂くんが口を開いた

「いやーさすが、朋くん!いつも通り事件解決!だね」

 

彼はローテンションでさらに明らかに低い声で言った

「あぁそうだな・・・・はぁ・・・・

 いつも通りに解決したよ」

 

香坂くんが意外そうな顔をした

「あれ?そんなに面白くなかった?今回の事件

 朋くん好みの事件だろうと思ったんだけどねぇ・・・」

 

「あ、いや多分衣成くんはスマホの件のせいで

 こんなにテンションが低いんだよ」

なんで香坂くんが分からないのかが分からなかった

 

「あー、だからか・・・

 いつも朋くんはこういう事件が大好きで

 いつも解決した後は『楽しかった―』

 とか言ってるんだけどね」

 

彼が急に笑顔になった

「そう!本当に今回の事件は楽しかった!

 いやーいいねぇ・・・

 こういう事件はレストワードの言った通り

 俺好みなんだよ!

 あぁ・・・今回の事件は中3の修学旅行の事件以来だよ!」

 

香坂くんも笑顔になった

「あぁ、確かに修学旅行の事件以来だね

 こういう事件は」

 

僕は聞いてみた

「そう言えば、君たちは中学からこんな風にコンビを組んでいるの?」

 

香坂くんが口を開いた

「まぁ、そうだね、小学校からずっとこんな感じ

 自分がそういう不思議な事を惹きつけやすい体質なのかわからないけど

 自分がそういう事件に出会っていつも朋くんに依頼するんだ

 だから自分はレストワードって呼んで欲しかったんだよね

 まぁこれからは、君が助手らしいけどね」

 

香坂くんが喋っている間彼はずっと

 

あー楽しかった!

すばらしい!

 

とかずっと独り言言っていた

どうやら推理になると性格が少し変わるようだ

いや少しってレベルじゃねぇぞ

 

彼がこっち向いて言った

「そうそう、最初は小4の時

 クラスの給食費が入った袋が無くなった時なんだよね」

 

香坂くんが懐かしそうに言った

「そうだね、よく名探偵コ◯ンにありそうなベタな事件だけど

 案の定犯人探しになって、家が貧乏な自分が疑われて

 さらに自分のロッカーの中から給食費の入った袋が見つかって

 もうほとんど自分が犯人みたいになったんだけど

 前の席で仲良しだった朋くんに

 『絶対に僕じゃない』って言ったら

 目を輝かせて

 『やっぱり?僕も怪しいと思っている人が居るんだよね』

 とか言って事件を解決したんだよね」

 

彼が口を開いた

「そうそう、あれが始まりの事件だったねw」

 

「へー、君たちは小学生からずっと一緒だったんだ」

 

「そうだよ

 香坂とは同じ高濱湊小学校

 高濱南中学校、碧高校だよ

 保育園は違ったけどねw」

 

そうか、そんな長い間この二人はコンビを組んでたのか

 

また少し気になったことがあったので聞いてみた

「それにしても意外だよ

 衣成くんがまさか授業を真面目に受けない事を

 あそこまで軽蔑するなんて」

底辺クラスの6組は授業中に寝るくらいは普通の事なんだよ

だから彼の言葉遣いには少し意外だった

 

彼が口を開いた

「あ?あぁ・・・

 確かに酷い言葉遣いしたけどさ

 あれは先生が目の前にいたからだよ?w

 それに普通に俺寝てるしw

 そもそも寝るほどつまらん授業やっている

 先生の方が悪いんだy(ry・・・・・・・」

 

あ、、、この人も一緒だった

 

 

 

これが百握りの探偵と僕の最初の事件だった

この事件以来、僕、大島智弘は百握りの探偵にとっての助手になった




どうも作者の伊本紀奈です

どうでしたか?
なぜそこに存在するのか
この事件は自分の身の回りで起きた事件を
軽くアレンジを加えて作ってみました

次は
第零章 始まりの事件
でお会いしましょう(まぁすぐだけどね)

始まりの事件はこの話でもあった
衣成くんと香坂くんの事件です
ぜひ楽しみにしてください!

ではそれまで束の間の別れです(1週間以内に出すけどね☆)
また見て下さいね
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