幻想と魔導書と伝説と 〜The Magic of Calligraphy〜 作:名状し難いもふもふのような何か
最近TRPGのリプレイも書こうかなと悩んでたり悩んでなかったり。
「すまんの。邪魔をするぞ」
そう言うとラムウさんは勝手に上がり込み、リビングに向かって行った。
「おう、誰だった…え?師匠じゃないですか。どうしてここに?」
サグナが驚きのあまり目を見開く。え?知り合い?
「なんじゃ。サグナもおったか。これは好都合じゃの」
そう言ってソファに座るラムウさん。僕だけが状況について行けずポカンと突っ立っている。
「どうした?座らんのか?」
「いや、えっと。状況についていけないんですけど」
ただただ困惑する僕。なんでラムウさんがここに?
「まあとりあえず座りなさい。ちゃんと今から話をするからの」
そういうのなら。僕は向かい側、サグナの横に腰を下ろす。
「さて。まずはここに来た理由じゃが、短直に言うとお主らを鍛えに来た」
「「えっ!?」」
僕は驚きで、サグナは少し顔を青くして聞き返してしまう。
「鍛えに…ってどういうことですか?僕はあまり戦う気はないんですけど…」
「そうですよ師匠。俺も充分合格もらえるレベルまで修行したじゃないですか。なぜ今鍛えに」
「まあ落ち着くのじゃ。ルフ、お主は最近、何か悩みがあるんじゃないかの?」
「…なぜですか?」
極めて冷静に努めて言う。なぜばれてるんだ!
「顔にそう書いてある」
「………… 〜( ε¦) 0」
「おいルフ!?口からエクトプラズムが出てるぞ!?」
皆して僕の考えを表情だけで判別できるのは酷いと思う……
「それでじゃな。悩みを解決するのなら、大体は力を持つことじゃ。お主はまだ弱い。じゃが、お主が力を手に入れれば出来ることは大幅に増える。悪いことではないじゃろう?」
「それはそうですが…」
何故だろう。何かが納得できない。
確かに強くなれば選択肢は増えるだろうけど、僕は力だけで全てを解決出来ると思ってはいない。
「あぁ、ちなみにサグナはルフのついでじゃ」
「俺完全にとばっちりじゃないですか!?」
サグナが吠える。まあ、強くなって困ることもないし、気分転換にやってみようかな?
「わかりました。お願いします」
「うむ。任せるが良い」
とりあえず庭に出た僕達。
僕は木刀、サグナは木で出来た三叉槍だ。二人とも昔使ってたやつをルーチェさんの倉庫から出して来た。僕の木刀はともかくなんでサグナの槍まであるんだ…
「とりあえず実力を見たい。二人でかかって来なさい」
「え?」
つまり2vs1ってこと?ラムウさん不利じゃない?
「ルフ、舐めてかかると痛い目見るぞ。本気でやれ」
サグナが真剣な顔で構える。うん、そんな気がする。ラムウさんから溢れ出る覇気が既に僕達に襲いかかって来てるからね。
まあ仕方ない。父さんのことやGrimoireの事も気になるけどやるからにはきっちりやってやる。
「………………」
「だから言っただろ、本気でやれって」
「…うん、いや、本気だったよ」
「………」
僕らは汗だくで庭に倒れている。
…ラムウさん、結構お爺ちゃんのはずなのに指一本も触れられなかった……。
「ほっほ。まだまだじゃの」
「師匠は今だに師匠だな…勝てねぇ」
悔しそうに顔を歪めるサグナ。
「そういえばサグナ、師匠ってなに?槍は独学じゃなかったの?」
「いいや。基礎だけはこの人に教えてもらった」
そんな過去があったのか…
というか、基礎を教えてもらったってそれ勝ち目なくない?
「まあ筋は悪くない。鍛えればそれなりに強くなれそうじゃの」
そう言って笑うラムウさんはとても楽しそうだった。
「と、とりあえず休ませて…」
僕は息絶え絶えで地面から離れられなかったけど。
だけど、僕達がここに休んでる暇はなかったようだ。
「すいません!ルーチェ・サイレントさんはいますか!?」
大きな声が響いた後、庭の方に猫型の獣人が来た。
「あ、神殿長!よかった、ここにいたんですね!」
「どうしたんじゃそんなに慌てて」
「大変です!大至急来て欲しいのです!」
その猫型の獣人は一呼吸おいてから告げた。
「街の外からアンデッドの大群が迫っております!」
まーた文字数少ない。と、どうも異形のもふもふです。
最近納得の行く文章が書けなくて頭抱える日々(2日)が多いです。むしろこれで納得出来てるかと言われてもうーんって感じ。
日常を書きたいけど書くタイミングがなかなか見つからず、しかもプロットが大まかにしか考えてなさすぎて合間のネタが少ないのなんの。
最近読む小説も少なくなってきてネタの案が出てきません…ヘルプミーえーりん。
まあスランプでも書くことはやめません。やるからには何が何でもきっちり最後までやりきりたいので頑張ります!
感想などよろしくお願いします!