幻想と魔導書と伝説と 〜The Magic of Calligraphy〜 作:名状し難いもふもふのような何か
リーリエ「か弱い乙女に言うことじゃないの」
いやリーリエさん人にアイアンクローかましつつ言うことじゃ痛い痛い痛い!
その報告を聞いた僕達は今急いで街の外へ向かっている。この街には結構高い外壁があるし、詰所には兵士もいる。でも応援が欲しいということは危ない状況ということだろう。
「なんじゃと…?」
ラムウさんが聞き返す。
「おかしい…不死の森はフロウが結界をかけていたはず…なぜアンデッドが…」
いつのまにかフェイが僕の横に飛んで来ていた。
「とりあえず行って見ないことには始まらん。行くぞ、案内せい」
「りょ、了解しました!こちらです!」
そういうと猫耳の獣人は走っていく。
ラムウさんも其の後をついて行く。
「ぼ、僕らも行こう!もしかしたら力になれるかもしれない!」
「あ、あぁ」
家の中にある剣を取り僕達はラムウさんの後を必死について行った。出来れば誰かの力になりたい。そう願って。
「……これは…」
街の門についた僕達が目にした光景は
「酷い…」
地獄だった。アンデッドが兵士に襲いかかり、応戦も虚しく押し倒される。そうすると他のアンデッドが群がって来て腕や足など様々な部位を噛みちぎられ、食べられる。
「あ、うあぁ……」
「おいしっかりしろ!ルフ!」
いや…無理だ。僕には無理だ。こんな中兵士を助けるなんて…無理だ。
「ルフ!」
「あいたっ」
頭を思いっきり殴られた。
「痛いじゃないか!」
「さっきから青ざめたり怒ったりと忙しいやつだな!」
「半分は君のせいだよ!」
「そんなことはどうでもいい!見てな、師匠の力を侮っちゃいけねぇ」
どういうことだろうかとラムウさんの方を見ると、槍を構えて何かを唱えていた。
「…気……精よ………の前に…雷を……ぼせ…!」
詠唱が進むに連れてラムウさんの周りに雷がほとばしる。それにつれてアンデッドが群がってくる。
というか雷が尋常じゃ無い。青色で視認できるレベルになっている。まさか…上級魔法…?
「…
そう一言唱えるとラムウさんは槍を地面に突き刺した。そこからほとばしる電流。おかしいのはその規模だ。ラムウさんを中心にして雷はドームを作り、中にいるもの、入ってくるものを雷で焼き焦がす。ドームは徐々に広がって行き、尋常じゃない量のアンデッドが屠られて行く。そして中にいる兵士には傷一つついていない。なんてコントロール精度だ…
「これが師匠の力だ。ほら立て、ルフ。まだアンデッドは残ってる。俺たちも手伝うぞ!」
「う、うん!」
これだけ減れば僕達もなんとか相手になれるだろう。
ただ一つ、頭に引っかかっていることがあった。
はい、短いです。極端に。
そういえば確認したらUA200件超えてたんですよ!本当にありがとうございます!読まれているというだけでも嬉しいです!
こんなマイペース更新でも読んでくれる人がいるのは本当に嬉しいですね。これで書くスピードが上がればなおいいんですけどね……
では次回に備えてこの辺で。よければ感想などよろしくお願いします!