そしてサーヴァントを召喚せねば…(詠唱半分スキップ)
ケリィ君親子?を助けてからもう10年の月日が流れた。
あれから私はお金チートで得た無限の金銭をとにかく豪勢に使っていた。ある時にはカジノを経営困難に落とすぐらい大儲けしたり、またある時には貧しい人達全てにに高級食材を送ってあげて盛大なパーティーを開いたりと、ハチャメチャな事をしていた。でもおかげで私が魔法使いだという事はばれず、親切な超億万長者として色々なニュースで取り上げられていた。
そして今日はテレビの取材を終え、家に帰ろうとした時だった。
私はこの時調子に乗ってたのか、私の周りの人達がみーんな幸せだったらいいのになーと思っていると、突然『両手』の甲から鋭い痛みを覚え、そのまま倒れこんだ。
あれ?これどっかで見た光景だぞ?。
痛みが止んだ後、今日は冬の日だった為、手袋をつけていた私は両手の手袋を外し両手の甲を見ると、そこに広がっていたのは。
「うわーい令呪だー(^-^)………ってえええええええ⁉︎」
…やばい、なんで私に令呪宿んの?。私ただ自分の周りが幸せならなーと思っただけなんですよ?。まさかそれで聖杯を引き寄せたとか?……ありえる。
ん?待てよ?私何か忘れているような…、そう、なんかこう…、「絶対にゆるざん‼︎」級になんか許せない奴いたよーな……。
私は頭をフル回転させ、よーく思い出そうとすると、ようやくその違和感の正体を見つけた。
「………あんのクソジジィ………‼︎」
そう、私が奴の事をクソジジィなんて呼ぶ奴はこの世でただ二人、一人はアインツベルンのアハトのジジィ。そしてもう一人は私を心底怒らせたあの蟲ジジィ(名前を言うとマジギレする)を思い出してしまったのだ。
そしてよく考えてみたらもうすぐ聖杯戦争が始まろうとしている中、あの将来可愛らしい女の子を思い出し、前は急げと私は心に決め、大急ぎで支度し、プライベートジェットで聖杯戦争の地「冬木市」へと向かった。
冬木市に着くと、まず私がやるべき事は一つ、まずは我らがアイドル桜ちゃんを見つける事である。
私はそこらかしこの公園を片っ端から探していると、ようやくその姿を見つけた。
どうやらまだ養子には出されていなかったらしく、お姉ちゃんと一緒にワイワイ遊んでいた。
ああ〜、眼福じゃ〜。
さあさあ安心した事だしあの蟲ジジィ殺すかマジで……(マジギレ)。
間桐家に到着した私は、早速あいつを呼ぶことにした。
「出でよ!ダークナイトシュテル!」
また胸の谷間からミストロットを出すと、いつも通りにシュテルが出てきてくれた。
さあ!汚物は消毒だー‼︎。
シュテルをホバー移動に切り替えダイナミックお邪魔しますをすると、突然の事で慌てたのか、あの蟲ジジィが現れた。
「な、なんじゃおぬしは⁉︎」
「正義のダークナイトよ」
そう言い終えると、私はあの蟲ジジィにあの魔法を使う事にした。
「慈悲深き神エイダよ、この物をあの世へと導きたまえ…」
私が光の奇跡を唱えると、蟲ジジィの体が段々と崩れてゆき、ついには一匹の君の悪い蟲へと姿を変えた。
「それではお休みなさい、このド外道が」
「イ、イヤだ!ワシは!ワシはまだ‼︎死にたくないいいいいいい‼︎」
シュテルの足で気色悪い蟲を踏み潰すと、残っていたのはキモい蟲の死骸だけだった。うぇ…、後でシュテルの足洗わなきゃ…。
にしてもこの屋敷いいな〜。私はよく間桐宅を眺めてみると、あの蟲さえいなければとてもいいお家なのではないかと考え、すぐにリフォーム屋さんに連絡し、この間桐宅をビフォーアフターにかけることにした。
あ、ちなみに蟲ジジィの事はなんとか誤魔化したのでご心配なく。
その後、桜ちゃんが間桐家に養子に入る日、間桐の前には豪華そうな車と共に桜ちゃんが降りてきた。可愛い…。
桜ちゃんの親と思わしき人物が間桐家の玄関を叩くと、私はそれにとっさに反応してしまい、ドアを開けた。
コンコン
「はーい」
ヒゲのおっさんはなんか驚いたのか、桜ちゃんをとっさに後ろに下げた。
え?なんでそんなのわかるのかって?イドロの水晶で今まで見てたからに決まってるじゃな〜い!。
ちなみに、間桐宅のビフォーアフターはもう済んでおり、とてもあと陰気くさそうな風景とは打って変わって、高級感漂う豪華なお城みたいになっていた。
それを見ていた桜ちゃんも結構いい笑顔をしていた。
そして私はヒゲのおっさんと桜ちゃんを家にあげると、ヒゲのおっさんは変な質問をしてきた。
「あの、失礼だが、この家の当主はどこに?」
「へ?私ですがなにか?」
それを聞いたヒゲのおっさんは何かの間違いなんじゃないかと思い、もう一度聞いてきた。
「ですから、この家の、間桐の当主殿はどこに?」
「あー、あのクソジ…んんっおじいさんですね、あの人なら私にこの家と間桐の代表を譲ってそのままどっか行きましたよ?(場所は地獄)」
するとヒゲのおっさんは、「ありえない…!」とか言いながら頭を抱えていると、桜ちゃんの手を強引に引っ張りながら玄関へと足を運んだ。
「…どうかされまして?」
私は帰ろうとするヒゲのおっさんを止めると、私はこう言った。
「その子が『元』ご当主様の言ってたお子様ですね?始めまして、私はパッフィー・ガルデン、いごお見知り置きを…」
そう言って本当のお姫様のように挨拶すると、桜ちゃんの年頃では憧れであるお姫様を私と被らせたようでで、ヒゲのおっさんの手を振り払い、私の前までテクテクと歩いてきた。
「は、始めまして、今日からここに住む事になりました桜です…ど、どうぞよろしくお願いします…」
あ〜、あ〜、我が生涯に一片の悔い無し!。
だがそれを許すまいとヒゲのおっさんが前に出てきた。
「桜、残念ながら養子縁組はなかったことにしてもらうことにする」
「え…」
「あら、聞き捨てなりませんわそんな勝手、一体どんな理由があっての事ですの?」
「君のような人では桜を任せられないとそう言っただけだ」
あんだと〜⁉︎こんのヒゲジジィ⁉︎許さん!この私から桜ちゃんを取れると思うなよ!
やりたくはなかったけど仕方ない、イドロ!おめぇの技借りっぞ!。
「あら?靴に何かついてますよ?」
「ん?そんな筈は…」
…かかった!
そ〜れそれ〜、この水晶玉は人を操る事もできるのさ〜。
ヒゲのおっさん 催眠完了
「…桜」
「は、はい?」
「やはりお前はこの家にいなさい、私とどうかしていたようだ、遠坂たるもの常に優雅たれ、我が家訓を思い出した途端、私が間違っていたことに気づいたよ、ではご当主殿、桜を頼みます」
「ええ☆」
桜ちゃんは頭上に?マークを浮かばせているけどそんなの気にしない。ちなみにヒゲのおっさんはその後は普通に帰っていきました。いやー水晶の力ってスゲー。てかご都合主義の力なのかなこれ?。
数週間後
いよいよだ。
いよいよサーヴァントを召喚する時が来た…。しかも二体。
普通はチートなんて言われそうなんだけど、私はあえて気にしない。だってチート天生なんだもーん。
さえさて、それじゃこんな夜遅くに起こしちゃった桜ちゃんに悪いからさっさと始めよう。
詠唱は途中までスキップして。
「ーーーーー告げる
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」
二つ書いてあった魔法陣から光が漏れ出す。
「されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――」
「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、―――そして今ここにパッフィー・ガルデンの名のもとに集え、勇敢なる我が守り手達よ‼︎」
オリジナルの詠唱も追加でやると、二つの魔法陣からついに出てきた。
「サーヴァント キャスター 召喚に応じここに参上した。あんたが俺のマスターか?」
「サーヴァント バーサーカー 召喚により参上いたしました。……まぁなんて清らかな心の持ち主でしょう…、あなた様こそあのお方の生まれ変わりなのですね、旦那様(ますたぁ)」
あれ?なんできよひーとキャスターの兄貴が召喚されたの?
つづく
ダイスでサーヴァントを決めてやったぜ。
反省はしてるかもしれん。