Fクラス
零「やっと、終わった。」
ふざけてる程、疲れた。
どんだけ客がきてたんだよ。
あれ?これは喜ぶことか?
雄二「材料が全部なくなっちまったな。」
零「で、売り上げは?」
雄二「Bクラス設備に替えられるくらい。」
明久「そんなに!?」
零「俺のメニュー外注文が成功したみたいだな。」
雄二「材料が尽きたことだし、明日は単純に清涼祭を楽しむか。」
零「確かに、俺達は結局Aクラスしか回れなかったからな。」
明久「そうと決まれば、今日は帰ろっか。」
零「俺はぬらりひょんに設備を向上のために、売り上げを使えるように言ってくる。」
雄二「あのババア長が要求を飲むのか?」
零「お前らには迷惑かけたからな。それくらいはさすがに飲むよ。」
明久「じゃあ、先に帰るよ。」
零「おお、じゃあな。」
竹原サイド
教頭室
クソ!あのバカ共は大会を敗退するし、雇ったチンピラ共は連絡が取れないし、後は、この盗聴機しか無いじゃないか!
零『いるか?ぬらりひょん。』
藤堂『いきなり入ってきて、何を言いだすんだいあんたは!』
零『売り上げを設備の向上に使うと伝えにきた。』
藤堂『その事かい。まぁ、いいさね。あんた達Fクラスは腕輪の為に頑張ってくれたからね。』
かかった!バカな奴やめ、これを流せばこの学園は終わりだ!
さて、放送室に向かうか。
零『なんて上手くことが済むと思ったのかな?竹原君。』
竹原「何!?」
バタン!
教頭室のドアが開く。
そこには哀川 零が携帯を持って立っていた。
零サイド
俺は教頭室に入って、ドアを閉めた。
竹原「な、何だ!いきなり入ってきて。ここは部外者立ち入り禁止だぞ!」
零「スゴいね。感心するよ。ここまで追い詰められて、なお強気で接してくるなんて。」
竹原「な、何を言っているんだ?」
零「お前が使っていた盗聴機、全て取り外したよ。」
竹原「盗聴機?何のことだ?」
零「いい加減さ、素直になれよ。ぶち壊してやるから。」
零はポケットから、盗聴機を床に捨てる。
零「ちなみにさっきの会話は俺の自作自演。某小学生探偵の蝶ネクタイのような物を使わせてもらったよ。」
竹原「それがどうした!これを流せばこの学園は終わりだ!」
零「スゴいな。観念した途端の手のひら返し。それで、流した後はどうする気だったんだ?」
竹原「最後だし、教えてやる。贔屓になってる他校から報酬をもらうのさ!」
零「クックッ。」
竹原「何がおかしい?」
零「いや、手のひら返した次に動機をペラペラと。今時、推理小説にもいねえよ。そんな奴。」
竹原「う、うるさい!」
零「それにな。お前の出入りしてた学校の問題をマスコミに送ったから、日付が変わる頃には警察に捕まるんじゃないか?」
竹原「何だと!?」
零「さっきから似たようなセリフばっか。ボキャブラリーが少ないね。」
竹原「俺が刑務所に入ることになるなんて。」
零「だからさ、なんで刑務所を嫌がるのかな?犯罪者なんかに最低限の生活を与える素晴らしいところじゃん。だが、俺の敵がそんな素晴らしいところに行けると思うなよ。」
竹原「俺はどうなるんだ?」
零「お前が雇ったチンピラ達と似たような運命をたどるよ。」
竹原「お前があいつらをやったのか!?」
零「その通り。同じようにモルモットになりやがれ。」
竹原「死にたくない。」
零「それじゃ、死なないコースで、首だけ生体といきますか。」
竹原「首だけで生きていられるわけないだろ!」
零「大丈夫だよ。血管はチューブ、心臓はポンプ、血液は栄養で代用出来るからな。」
竹原「頼む。なんでもするから、助けてくれ。」
零「はぁ、お前は俺を正義の味方とでも勘違いしてるのか?それなら前提条件から間違ってるぞ。
俺はバカで単純だからこそ真っ直ぐなあいつとは違うし、
大切な奴の幸せを守るために自分から遠ざけようとするあいつとも違う。
俺は敵は徹底的に潰すし、楽しむためにはなんでも犠牲にする。ただそれが良い方向に向かってるだけだ。だから、正義の味方なんかじゃない。強いて言うなら偽善の味方だ。」
と、言い終えたところでドアが開き、黒い服の男が入ってくる。
???「今回のモルモットはそれですか?」
零「そうだ。首だけ生体にするから、臓器代も振り込めよ。」
???「了解しました。」
零「それじゃあ、竹原くん。縁があったらまた会おう。」
竹原「ギャアァァァーーーー!」
黒服に竹原は気絶させられ、竹原を担いで黒服は出ていった。
零「はぁ、せっかく変われたかなと思ったが、気のせいだったか。まぁ、変わろうとすることは自殺と同じだったけかな。」