零「どこだ。ここ?」
俺は打ち上げが終わった後、家に帰ってきたはずなんだが、家の中に入ったら部屋の中が変わっている。
簡単に説明すると、うみねこの魔女達の部屋にそっくりだ。
???「お帰りなさい!あなた、ご飯にする?お風呂にする?それとも、ア・タ・シ?」
いきなりエプロン姿の眼帯を着けた女が現れる。
零「さて、出口はどこだろうか?」
???「スッゴいスルーね。ちなみにアタシが許可しないと出れないわよ」
エプロンではなくゴスロリに変わってる。
零「じゃあ、とっとと出せ」
???「話をいくつかしたらね」
零「そうか。なら、出すまで殴り続けてみようか」
???「止めておきなさい。ここではアタシに勝てない。第一なんで会話すらしようと思わないかな?敵って訳じゃないのに」
零「確かに敵意は感じないが、悪意を感じる」
???「そっか、それはしょうがないわよ。そもそもアタシは悪意の塊みたいなもんだからね」
零「てめえは何者だ?まさか、魔女とかはほざかないよな?」
???「アタシが魔女?笑えるわね。人間ごときと一緒にするなんて。
アタシは大邪神 ロキよ!」
零「そうか。ちょっと知り合いの先生のところに行こう。大丈夫、優しい先生だから」
ロキ「頭がおかしいわけじゃないわよ!」
零「だってロキは男だし、大邪神って。ロキは悪戯の神だろ。」
ロキ「神話をよく知ってるわね。でも、どれだけ昔の話をしてるのよ。アタシは何体か神や悪魔を取り込んだからね」
零「千歩譲ってお前が神だとしたらなんのようだ?」
ロキ「不思議に思わないの?あんたがバカテスの物語にいることが」
零「お前の仕業ってことか」
ロキ「仕業って、あんただって楽しんでるでしょ?それに調整してあげてるんだからありがたく思いなさい」
零「調整?」
ロキ「そうよ。あなたがキャラの欠員を出すから対処したんでしょうが」
零「潤か」
ロキ「そうよ。あれはアタシの片目。分身よ」
ロキは自分の眼帯を指す。
零「なるほどな」
ロキ「驚かないし、疑わなくなったわね」
零「真実みたいだからな。だが、この物語への参加はタダじゃないだろ?」
ロキ「やっぱり、あなたは面白い!そうよ。これはゲームよ。」
零「ルールは?」
ロキ「あなたの仲間が転校、退学になること。文月学園が潰れること。これがあなたの敗北条件。」
零「勝利条件は?」
ロキ「さっきの敗北条件を満たさないこと。罰はバカテスの世界の崩壊。」
零「それは不公平だろ。だって、神のお前が対処のしようのない問題を起こしたらこっちは終わりだ。」
ロキ「安心しなさい。問題を起こす気はないわ。原作を壊したから世界が勝手に問題が起きるから。それに、どちらかと言うと手助けをするのよ。調整という形でね」
零「お前は何がしたいんだ?」
ロキ「アナタと同じでカオスを見たいだけ。アナタを送り込んだことで悪戯は終わってるしね」
零「勝った時の報酬は?」
ロキ「他の世界に参加出来るのよ。そこでまた原作ブレイクしなさい」
零「なるほどな。お前は損をしないみたいだな」
ロキ「ばれたみたいね。報酬は後で増やすわ」
零「今はそれでいいか」
ロキ「最後に潤はアタシの分身であってアタシじゃない。」
零「分かってるよ。そんなこと」
ロキ「それじゃ、また今度」
扉が現れ、俺を吸い込む。
目を開けるとベッドの上だった。
夢じゃないよな。