バカとカオスと原作ブレイク   作:零崎哀識

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如月グランドパークウエディング体験

バカテスト 世界史

 

世界三大美女を答えよ。

 

姫路瑞希の解答

クレオパトラ7世

楊貴妃

ヘレネ

 

教師のコメント

正解です。しかし、日本ではヘレネの代わりに小野小町が入れられることが多いようです。

 

 

吉井明久の解答

木下秀吉

霧島翔子

姫路瑞希

 

教師のコメント

それはあなたの身の周りのですね。それと何故血痕がついているのでしょうか?

 

哀川零の解答

誰を書けば殺されないのか分かりません。

 

教師のコメント

吉井くんのを見たら事情が分かったので今回は見逃します。

 

雄二サイド

 

よく生き残ったな俺。

 

零「なんで生きてるの?」

 

雄二「出てきて開口一番がそれか!?」

 

零「いや、だって死ぬでしょ。あれは」

 

雄二「あれ?俺なんで生きてんだろ?」

 

秀吉「レストランで昼食を用意しております」

 

雄二「考えるのはやめよう。昼飯が無料で食えんのはいいな」

 

霧島「……はぁ」

 

雄二「どうしたんだ翔子?」

 

霧島「……なんでもない」

 

秀吉「それではご案内さます」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

レストラン

 

雄二「旨かったな翔子!」

 

霧島「……うん」

 

零「なんと!結婚を前提に付き合っているカップルがこのレストランにいます!」

 

嫌な予感しかしない。

 

零「こちらのカップルです!」

パッ!

 

やはり俺達か。

 

零「このカップルにはウエディング体験に参加するための挑戦を行ってもらいます。そのまま籍を入れることも可能です」

 

雄二「拒否す」

 

零「拒否すれば大量のプチプチを送ります」

 

雄二「るわけないな」

 

そんなことが起きれば、ウチの家事が全機能停止してしまう。

 

零「それでは、こちらで出すクイズ5問に正解すればウエディング体験を行うことが出来ます」

 

よし!全力で間違ってやるよ。

 

元神童に分からない問題は無いはずだ!

 

零「では、第1問。坂本夫妻の記念日はいつ?」

 

おかしい。問題の意味が分からない。

 

ピンポーン!

 

零「霧島さん」

 

霧島「……毎日が記念日」

雄二「止めろ!恥ずかしくて死にそうだ!」

 

零「ちなみにこのクイズはビデオカメラで撮影を行っています。」

 

雄二「本当に死ぬぞ!」

 

零「知らねえよ。コンチクショーでございます」

 

丁寧に何言ってんだアイツ!

 

零「では第2問。坂本夫妻の結婚式はどこであげる?」

 

ピンポーン!

 

雄二「鯖の味噌煮」

 

零「正解です」

 

雄二「何ィーーー!?」

 

零「正解は如月グランドパーク式場。鳳凰の間、別名鯖の味噌煮で式をあげていただきます」

 

雄二「今、命名しただろ!」

 

零「第3問。坂本夫妻はどこで出会った?」

 

雄二「貰ったぁーーー!」

 

霧島「……させない」

 

雄二「目が、目がぁぁーーー!」

 

翔子の奴目潰ししやがったよ!

 

零「雄二さんのムスカ大佐の真似は放っておいて、霧島さん」

 

霧島「……小学校」

 

零「正解です。お二人は小学校からの幼なじみで長い期間交際を行い、今回の結婚に至ったのです」

 

雄二「変な嘘をまぜるな!」

 

零「第4mo」

 

雄二「分かりませ」

 

零「正解です。問題は坂本竜馬を暗殺したのは誰?でした。スゴいですね。問題を聞いてないのに答えが分かるなんて。やはり、愛の力ですね」

 

もう無理だ。サヨウナラ俺の自由。

 

零「それでは第5問は新郎、新婦に1問ずつ問題を出題します。

そして、問題に入る前に新婦の霧島さんにはウエディングドレスに着替えてもらい、

新婦、新婦の順に正解したらウエディング体験を開始するという形になるので、

しばらくお待ちください」

 

俺だけ答えられる問題があるのか。ならまだ可能性はある。

 

だが、何を考えてんだ零の奴?

 

霧島「……頑張って正解してね」

 

雄二「………ああ」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

十数分後

 

零「それでは新婦の入場です。」

 

パチパチパチパチ

 

拍手が鳴り響く。

 

姫路・島田「「……綺麗」」

 

確かに綺麗だった。

 

霧島「……雄二。お嫁さんに見える」

 

雄二「少なくとも婿には見えないな」

 

零「それでは新婦に問題です。霧島翔子の夢は何?」

 

なんだそりゃあ!?問題じゃなくて質問だろうが!

 

霧島「……お嫁さん」えっ?

 

霧島「……雄二のお嫁さんになることがずっと夢だった」

 

零「正解です!これで残すは新郎への問題だけとなりました。行きます。最終問題。坂本雄二は霧島翔子を好きか嫌いか、どちらでしょう?」

 

俺はどう答えればいいんだ?

 

雄二「俺は………」

 

翔子の恋愛感情は罪悪感からくる勘違いだ。

 

だから、俺は翔子と結ばれてはいけない。

 

だが、嫌いではないむしろ好きな翔子に「嫌い」と言って傷つけていいのか?

 

明久「あれ?霧島さんは?」

 

気が付くと翔子の姿が見当たらない。

 

明久「皆さん!新婦を探してください」

 

全員が慌てて探しだす。

 

零「雄二。霧島といるのが嫌なら拒絶しろよ。それがお互いに一番いい選択だ。だが、拒絶をしないなら受け入れろ。それも一番いい選択だ。強制はしない。最後に決めるのはやっぱ本人だから」

 

雄二「ちょっと行ってくる」

 

零「ちゃんとこれを忘れずに持っていけ」

 

雄二「これは……」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

如月グランドパーク外

 

雄二「おい、翔子」

 

霧島「……雄二!?」

 

雄二「弁当旨かったぞ」

 

霧島「……気付いてたんだ」

 

翔子は泣いていた。

 

霧島「……やっぱりおかしいよね?私の夢。高校生にもなってお嫁さんになりたいだなんて。笑えちゃうよね」

 

雄二「おかしくなんてない!!」

 

霧島「……えっ!?」

 

雄二「お前の夢は全然おかしくない。もしその夢を笑う奴がいたら翔子、お前だろうと許さない!」

 

霧島「……雄二」

 

雄二「まぁ、相手を間違わなければだがな」

 

悪いな零。確かに最後に決めるのは俺だ。だからお前の選択肢からは選ばない。これは最低な選択かもしれないが、俺はこんな生活を続けたいんだ。

 

雄二「ほらよ。これくらい貰っても罰は当たらないだろ」

 

さっき翔子が使ったウエディングドレスのヴェールだ。

 

霧島「……やっぱり私は間違ってなんかいなかった!」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

零サイド

 

やっぱ雄二はヘタレだな。

 

こんな状況を作ってやったのに。

 

ま、いいか。

 

明日の準備をしとくか。

 

こっちは手を出す必要が無いから、邪魔が入らないようにすればいいだけだからな。

 

これが2つ目の作戦

 

明久と秀吉の距離を縮めるぞ!作戦

 

今日、雄二と霧島がやってきたばかりだから、まさか次の日に明久と秀吉が同じところに来るなんて思わないだろ。

 

さすがにウエディング体験はキャンセルさせとくがな。

 

あの二人がくっ付けばいいな。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

月曜日 Fクラス

 

雄二「零、明久」

 

零・明久「「なんだ(なに)?」」

 

雄二「一昨日は面白いことやってくれたじゃねえか?」

 

明久「何のこと?」

 

零「俺は交渉先の手伝いをしてただけだ」

 

雄二「そういう態度を取るか。そういや明久、昨日の秀吉とのデートは楽しかったか?」

 

明久「なんでそのことを!?」

 

姫路「ちょっとお話を聞かせてくださいね?明久くん」

 

島田「アキが空を飛ぶところを見たくなったわ」

 

零「秀吉!明久を連れて逃げろ!」

 

秀吉「了解じゃ!」

 

姫路「やっぱり木下くんとそういう関係だったんですね!」

 

島田「木下はどこまでウチ達の邪魔をすれば気が済むのよ!」

 

4人退場

 

零「で、俺には何するつもりだ?」

 

雄二「特には」

 

零「……はっ?」

 

雄二「別に今回のことは恨んでねえよ。明久については面白そうだから言っただけだ」

 

零「そうか」

 

雄二「だが一つだけ聞かせろ。お前は何がしたいんだ?」

 

零「俺は楽しめればいいんだよ。ただそれだけだ」

 

雄二「お前はよく分からん」

 

潤「ちょっといいか?」

 

零「潤か」

 

雄二「邪魔者は退散しますか」

 

零(何言ってんだ?)

 

潤「零、如月グランドパークのペアチケットは誰と行くんだ?もし、相手が決まってなかったら俺と」

 

優子「潤ズルいわよ!抜け駆けは」

 

愛子「そうだよ!僕も如月グランドパーク行きたいもん!」

 

零「あのチケットなら霧島に売ったぞ」

 

潤・優子・愛子「「「えっ?」」」

 

零「そのチケットで一昨日霧島は雄二と行ってきたんだから」

 

潤「聞いてないんだが」

 

零「言ってないからな。明久と秀吉も昨日行ってきたからプレオープンチケットはもうないぞ」

 

潤・優子・愛子「「「はぁ〜〜〜」」」

 

零「なんだ?そんなに行きたかったのか?」

 

優子「えっ、まあね。」

 

零「なら普通のペアチケットならあるから買うか?」

 

潤・優子・愛子「「「本当(か)!?」」」

 

零「ペアチケットだから二人しかいけないがな」

 

愛子「二人だけか」

 

零「誰が買うか決まったら教えてくれ」

 

ドンだけ行きたかったんだ?

 

雄二「わざとやってるだろお前」

 

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