バカとカオスと原作ブレイク   作:零崎哀識

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強化合宿3日目

バカ日誌 3日目

 

姫路瑞希

『今日は少し苦手な物理の勉強をしました。いつもと違ってAクラスの人達と交流しながら勉強出来たし、とても有意義な経験になりました。』

 

 

教師のコメント

Aクラスとの交流で姫路さんに良い影響を与えたみたいでなによりです。次回の振り分け試験では同じクラスになるかもしれないので良い関係を築いてくださいね。

 

 

哀川零

『今回シリアスパートをほとんど須川に持ってかれた。』

 

教師のコメント

作者に言ってください。

 

土屋康太

『前略夜になって寝た。』

 

教師のコメント

昨日も言おうと思ったのですが、前略はそう使うわけではありません。

 

 

吉井明久

『全略。』

 

教師のコメント

盛大な手抜きありがとうございます。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

強化合宿3日目

 

須川サイド

 

昨日の放送は哀川だよな。

 

ムッツリーニ商会が関係してるってことはやっぱり色んな商品が入荷されるな。

 

そろそろ七迷に会いに行くか。

 

須川「ちょっと行ってくるわ」

 

新田「お前、昨日もそうだけど何してんだ?」

 

須川「いや、ちょっとな」

 

新田「悩みがあるなら話せよ」

 

須川「なんでそんなセリフが出てくんだ?」

 

新田「お前には悪いけど昨日お前の後をつけたんだ」

 

ヤバい!七迷と話してる所が見られてたら異端者として殺られる!

 

須川「まさか見たのか?」

 

新田「見ちまったよ」

 

ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい

 

新田「お前が1人で叫びながら暴れてるところを」

 

はっ?

 

新田「どんなことがあろうと友達だからな」

 

須川「ちょっと待て!小学生くらいの女の子は見えなかったのか?」

 

新田「本当に大丈夫かお前?」

 

俺に見えていて新田に七迷が見えてない?

 

どういうことだ?

 

新田「おい須川」

 

須川「悪い。俺は大丈夫だから。心配するな」

 

新田「それならいいが」

 

須川「行ってくるわ」

 

新田「どこに!?」

 

須川「小学生女子に会いに」

 

俺は走り出す。

 

新田が後ろで叫んでるが、知るか!

 

七迷はなんでこの合宿場にいた?

 

お化けを探しにきたと言ってた。

 

いや違う。俺が言った言葉にそうだと返しただけだ。

 

なら何故だ?

 

お化けの話を振ったのは七迷だったが信じるかどうかだった。

 

その後七迷はなんて言った?

 

お化けと友達になれるかと聞いてきた。

 

何故そんな質問をした?

 

お化けと友達になりたかったからか?

 

いや違う!

 

七迷自身がお化けだったからだ!

 

お化けのあいつは俺と友人になろうとしてたんだ!

 

あの質問に俺はなんて答えた?

 

バカだ俺は!

 

友達になろうとしてたあいつを

 

零「須川!止まれ!」

 

哀川が前方で壁に寄りかかってる。

 

須川「悪い哀川!急いでんだ!」

 

零「妖怪に会いにか?」

 

須川「どうしてそれを」

 

俺は哀川のところで立ち止まる。

 

零「それの調査と対処が俺の仕事だからな」

 

須川「調査?対処?」

 

零「だから後は俺に任せろ。お前は教室に帰って平和な日常を満喫してろ」

 

須川「で、でも」

 

零「お前にどうにか出来んのか?」

 

須川「くっ」

 

零「俺は出来るだけお前らを巻き込みたくない。お前らのためじゃない。自分のためにだ。それに死ぬかもしれないんだ。帰れ」

 

確かに哀川の言う通りだ。俺は帰った方がいいのかもしれないな。

 

だけど

 

須川「だけど七迷の友達になってやらないといけないんだよ!」

 

あいつは俺と話して楽しいと言っていた。

 

須川「哀川。確かに俺は不良退治くらいしか出来ない一般人だ。だがな、あいつと会わなかったことにしてこのまま平和な日常とやらを過ごすことなんて出来ないんだよ!」

 

零「本当に死ぬかもしれないんだよ!分かってんのか?」

 

須川「俺はあいつの友達になるって決めた、いや、あいつは俺の友達だ!友達のためなら地獄にだって行ってやるよ!」

 

零「本当にいいんだな?」

 

須川「決めたからな」

 

零「こいつを持ってけ」

 

須川「これは?」

 

零「俺のコレクションの一つだ貸してやる」

 

布に包まれたものが渡される。

 

零「死ぬなよ」

 

須川「死神が死ぬってか?笑える話だな」俺はまた走り出す。

 

友達へ返事を返すために。

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

零サイド

 

プルプルプルプル

 

ケータイか

 

零「はい」

 

ロキ『本当にそれで良かったのか?』

 

零「ああ」

 

ロキ『お前がいいならいいが』

 

零「この世界終わるかもな」

 

ロキ『そしたら次の世界に連れてってあげるよ』

 

零「楽しみにしてるよ」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

須川サイド

 

須川「七迷!」

 

会えるならここだ。いつもあいつと会っているこの林なら。

 

須川「いるんだろ!七迷!」

 

七迷「なんで来たんですか?」

 

七迷が後ろに立っていた。

 

最初からそこに居たように。

 

それが当たり前のように。

 

須川「お前に会うのに理由が必要か?」

 

七迷「私が何なのか知ってるんでしょう?」

 

須川「ああ」

 

七迷「そうですか。なら私は怪異らしくあなたに向き合います」

 

するといきなり夜のように暗くなった。

 

七迷「これが須川さんの迷いですか」

 

一瞬、目を七迷から離した次の瞬間に姿が変わっていた。

 

その姿は

 

須川「死神」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

銀にガラスを貼りつけ物。

 

姿を写すために使われる。

 

零サイド

 

昨晩

 

ロキ『そっちで問題ななってるのは迷い鏡だよ』

 

零「迷い鏡」

 

ロキ『迷い神の派生怪異、亜種と言ってもいいね』

 

零「迷い神ってのは久保と清水のオカルト召喚獣だった奴だろ」

 

ロキ『相変わらず原作知識が豊富だね。迷い神に似ているのだが違うところもある』

 

零「それはなんだ?」

 

ロキ『迷い鏡は長い間迷っている者にしか見えない。そしてその迷いの形になる。つまり、迷いと向き合わないといけないんだね』

 

零「それはきついな」

 

ロキ『迷い神もそうだけど迷い神→迷いし神→迷い死神。その名の通り死神に近い奴もいるから』

 

零「対処方は?」

 

ロキ『人それぞれだね。まぁ、基本的にキミが用意してるアレで大丈夫だよ』

 

零「なら安心だ」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

現在

 

キン!

 

須川サイド

 

ちっ実力は全く同じか。

 

だが、あっちは体力が切れそうにはないな。

 

長期戦はこっちのが不利だな。

 

哀川がこの水玉模様の大鎌を貸してくれなかったら終わってたな。

 

武器はこっちが上、持久力はあっちが上か。

 

集中を切らした方が負ける。

 

七迷「何を考えてるんですかね?」

 

キン!カン!キン!

 

須川「どうやったら勝てるのかと考えていたんだよ」

 

お互い殺りあいながら会話を始める。

 

七迷「あなたは死神をやってることを迷ってますよね?」

 

須川「さあ、どうかな?」

 

七迷「誤魔化しても意味無いですよ。迷いに反応する怪異なんですから」

 

須川「じゃあ、始めから聞くなよ」

 

七迷「いいじゃないですか。これが最後になるんですから」

 

須川「最後になんかさせねえよ!」

 

七迷「無理ですよ」

 

須川「無理じゃない!こんな楽しいこと終わってたまるか!」

 

七迷「楽しい?確かにすごく楽しいです。命を取り合ってるはずなのに」

 

須川「だったら!」

 

七迷「でも、これで終わりにします」

 

一旦、2人の間合いが開く。

 

次で全部ぶつける気か。

 

七迷「行きます!」

 

須川「俺もだ!」

 

2人は同時に走り出しぶつかる。

 

行っけぇぇぇぇぇぇぇぇ!

 

2人の鎌が衝突

 

 

 

 

 

 

 

しなかった。

 

須川「えっ?」

 

七迷の鎌は地面に刺さっており、俺の全力は全て七迷が受けている。

 

須川「なんで………………」

 

七迷「これでやっと死ねます」

 

須川「お前は幽霊なんだろ!幽霊が死ぬってなんだよ!」

 

七迷「私が迷い鏡になった理由を教えます。嫌みかもしれませんが私は天才でした。才能がありました。でも、才能しかありませんでした。友人も親も全てがありませんでした。そんな私は死にながら生きてました。そう。私は生と死を迷っていました。」

 

須川「………七迷」

 

七迷「そのまま死んだ後も迷い続けてました。体は死んでるんだから死ぬために頑張ってました。おかしいですね?死にたかったはずなのになんで泣いてるんでしょう?」

 

須川「生きたいからだろ!体が死んでようと怪異になろうと生きたかったからだろ!」

 

七迷「そっか。私は生きたかったからんですね。生きて遊んだり話をしたらしたかったんですね。バカですね私。そんな簡単なことに気付かなかったなんて」

 

須川「ああ。お前はバカだ。物凄いバカだ」

 

七迷「あーあ。頭の悪い須川さんにバカって言われてしまいました。そろそろさようならですね。生きたかったな」

 

須川「七迷!!」

 

七迷の体が透け始める。

 

七迷「さようなら。って須川さんも泣いているじゃないですか」

 

と言って七迷は消えた。

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