三人は強制でありながら国の一員となった
三人は取り合えず卯月砦を後にし、アリューシャン国の城を目指し王と共に歩いた。
其処で王の部下であろう四人の武士と三人の騎士が合流、城には遠い為一時的に野宿する事にした
「此度は王と国を守って頂き誠にありがとうございます!」
一人の男が三人に向き頭を下げた
「い、いえたまたま通り掛かっただけですので。」
頭を上げてもらいながら今までの旅の事を語って行った
ルミナスは一人櫓の上で月を眺めて居た...これまでの度
まず最初は五人だった、だが嵐に合い船が崩壊してしまい気付いたら三人はディスガイア王国の南部付近に来ていたらしい。
ディスガイア王国は貴族やお金持ちが人口のほとんどだった為三人を見ても汚らしいの様な目線をするばかり、其処でルミナスの提案で小船が無料で貸してくれる所を見つけディスガイアを後にした。
それからの事アリューシャン王国の北部に降りた三人はまず二人を探しながら、食料を集める事にした。
義輝が酒場・義金が宿・ルミナスが街を見て回る事にして一時解散
アリューシャン北部-インディアン-は沢山の物や食べ物がある港町の様な所だが港町ではない、港町は南部の-エリューア-と言う街らしい。
其れでもアリューシャン王国では一番大きいとされている街で、その市街地を抜け大橋を渡った後巨大な門・黒狼門を潜る所にアリューシャン王国一の建造物である大神殿が建って居る
大神殿は観光地としてもされて居て、日に日に観光客が見に来る為活気がある場所
他には西に大庭園があり、皆の癒しの場とも成っていて。
東には結晶で出来た白鳥が飾られて居ると言ったように国と言うか博物館見たいな所でもある
アリューシャン王国の王様の名はこの世界で珍しい漢字の名で「村野源一郎」が王様で魔法騎士の種族でアリーゼスの子の中では一番温厚な人で人徳もあり人々からはかなりの信頼を得ている。
「ルミナスさんは、頭が良くて羨ましいです」
櫓に登りルミナスに話しかけた
「....貴方は?」
「あぁ私は村野様の配下で四天王の赤星信隆と申します...!」
「私はルミナスです...四天王とは?」
「四天王は王から絶対の信頼を得て王を守る壁となる為にそれぞれ個人の得意を武器として結成されました。」
「では三騎士とは?」
「三騎士は三つの要所を守る盾役の役職ですよ、これも王の信頼を得てる者だけです!」
三つの要所とはアリューシャン王国にある生命線の事でそれぞれ暁城・蒼城・黄金城が存在していて、その三つが物資・資材・資源・食料・人材等を管理してる。
その為その三つが無くなるとその五つが分裂してしまい、国のバランスが崩れてしまうから生命線の城と言われ守られて居るのです。
「では凄い方なのですね皆さんは。」
「えぇまぁ私は下級ですが...種族も...はぁ」
「其処まで自分を下げるのは駄目ですよ、誰だって完璧なんて居ませんから」
「...そうですよね..ははルミナスさんには軍師をして頂きたいくらいですよ」
「わ...私がですか?出来るでしょうか?」
「勿論ですよ...あの短時間で策を閃きそれを成功させるなんて素晴らしいです!」
「ただ戦略や軍略や謀略等を習っていただけですよ、考えるのは好きなので」
「謀略...空城の策は謀略ですか?」
「どうでしょうか...まぁ空城の計は建物在っての計なので謀略なのかは分かりませんが」
「では陣形等もですか?」
「陣形は戦略ですかね...鶴翼・魚麟・横陣・方円・長蛇・衝軛・雁行・車掛等ですね」
「おぉ!素晴らしい!!それは独自で?」
「いえ、書を見て勉強しただけです。」
「にしても...凄い...弟子にして頂けますか!」
「えっ?」
「おぉ~いそろそろ飯だ!降りて来い~!」
櫓の下から義輝の声がして
「取り合えずご飯ですね」
櫓から降りて行き皆の所に向かった。
それからご飯を食べ終わった皆は、それぞれテントに入って行った
ルミナスは義輝と義金と同じテントに入った。
「おぃ~櫓で何話してたんだよぉ~!」
「え...いえ策の事とかですよ?お兄さんは心配性です~」
「俺も気になったがな」
「はぅぅ申し訳ないです」
「でもよ二人の捜索はどうするんだ?」
「それなら二人を見つける手伝いを今回のお礼にしては?」
「おっそれ良いなそれで行こう!」
「取り合えず寝よう義輝・ルミナス。」
「はいお兄さん」
「おうよ、おやすみな!」
寝静まった夜、月は三日月で輝いて居た。
林の中でテントを作って居た...時刻は00:12頃だった、ルミナスはふと何かに気付いた。
義輝と義金を起こそうと揺さ振るが起きないっと見えない様に少し開けて外を見ると其処には鼻までを布で覆った変な人達が沢山居た。
ルミナスは皆を守ろうとテントから出た
「な...何をしてるのですか!」
少し震えた声でその人達の方に向け叫んだ、すると全員がルミナスを見た
「っ!?...な、何なんですか貴方達は」
プルプル震えながらも退かず問い掛ける
「おっ可愛い女の子はっけ~ん!お宝よりこの子がお宝じゃね!」
「そうだな、連れて行くか!」
「ち...近寄らないで!!」
「へへっそれは無理だぜ譲ちゃん!」
「大丈夫だ痛くしないよ、来な!」
「嫌...来ないで...いやぁぁ!!」
ルミナスが叫ぶと、ルミナスの足元から徐々に凍り付いて来てそれは木を一瞬で凍らせた。
「おぃおぃ嘘だろ...これって!」
「魔術じゃねぇか!こんな譲ちゃんが」
その事に気付き皆が起きテントから出ると、テントの前まで凍り付いて居た。
「くそっ義金...仕方ないやるぞ良いな」
「やらんと皆死ぬ、分かった!」
「ちと暑いが我慢だルミナス!炎の剣よ纏え...紅蓮!」
義輝が剣を振るとその剣から炎の渦が出てルミナスの周辺の氷を溶かして行き、義金は風を操りルミナスを抱き上げた
「ルミ、ルミ俺だもう平気だから...な!」
「お兄さん...ごめんなさいまた...」
「いや大手柄だ、ありがとう」
優しく頭を撫でてルミナスはニコッと微笑んだ。
見るとその変な集団は居なくなってて何も奪われずに済んだ。
「ルミナスどうしたよ...もう克服したんじゃ...?」
「...その筈だったのですが...」
「克服とは何がだ?」
村野は不思議そうに三人を見た。
「あぁ話すがルミナスを寝させて良いか?今混乱してる」
「あぁ構わん、無理はさせたくない」
「感謝する...義金見ててくれ」
「了解した義輝。」
義金はルミナスを抱えたままテントに入って行き
「では...何処まで話すかな...此れは名も知らない島の話でな.....」
今回はこれまで次回は回想...ではなく過去の編になります!
是非見て頂ければ光栄です