アイドルの奇妙な冒険 ~THE CINDERELLA MASTER~ 作:銀チャリ
注意です。
R-15程ではありませんが暴力表現があります。アイドルが殴り合うので、苦手な方はご注意ください。
また物語の構成上、必ず敵役となるキャラはいますので、それが嫌な方は読まずに戻ることをお勧めします。
何度も同じことを言う事は無駄だから嫌いなので(汐華感)、今後の話も上記の注意にお気を付け下さい。
では、よろしくお願いします。
◆
――――――――――――――――翌日 事務所
凛「おはようございます」
凛「(今日は別に仕事はなかったけど事務所に来たよ。それは勿論、あの『石』を回収するために)」
凛「(『石』に小さい子が触れてしまったら、スタンドに目覚めて好き放題に暴れるかもしれないからね)」
凛「(その前にあの発熱に耐えられない子もいるだろう。その場合は命に関わるし………)」
テクテク
凛「………プロデューサーもちひろさんも居ないなんて、無用心だね。忙しいのかな?」
凛「まあいいや、早く石を回収しよう…………あれ!?」ティン!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
凛「『石』が……無い……… プロデューサーがもう持って帰ったのかな………?」
…ニャー… ニャー…
凛「……ん?猫の鳴き声……?」
凛「(おかしいな……猫アレルギーの留美さんがいるから、事務所内は猫を含めて動物の立ち入りは禁止しているのに)」
凛「奥に誰か居るの?スマホで動画でも見ているのかな……」テクテク
ガチャッ
凛「!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
藍子「にゃお~ん♪ ふにゃ――…」ニャー
智絵里「ふにゃあ…」ゴロゴロ
凛「ンなッ!! 何をやってるの!? 藍子!? 智絵里!?」
藍子「にゃあ♪」スリスリ
智絵里「にゃ?…」グテーン
凛「(カワイイ…) ……じゃなくて、どういうことッ!?」
???「………凛チャン一人かぁ……まぁ『
凛「ッ!!(上から声!?) 誰ッ!? 」バッ
┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨
凛「(た……棚の上に………ッ!!)」
凛「みく!!」
みく「にゃあ」 バァァ~~――ン!!
凛「……『3人目』…? それより、この状況は何なの……?」
みく「ああ、2人にはちょっと猫の気持ちになってもらってるんだにゃあ」
凛「? ? な、なって…もらっているって…… もしかしてその言い方、これはみくがやったの!?」
みく「にゃはは、そうにゃ! 昨日身に付けたこの力、『シャルウィ・プリーズ』をつかってにゃあ!!」フォン!!
凛「!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
シャルウィ・プリーズ『ニャー!!』
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
凛「ね、猫のスタンドッ!! みく、あんたスタンド使いになったの!?」
みく「スタ……ンド……? ふーん、この力はスタンドっていうのかにゃあ」
みく「それに……藍子チャンも智絵里チャンも、事務所の人はみんな見えなかったけど、凛チャンは見えるみたいだし」
みく「凛チャンは……スタンドについて………詳しいのかにゃぁぁぁぁぁ~~~……?」
凛「……!」タラァ~
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
凛「(スタンドのことを知らなかった!? みくも私と同じくあの『石』で突然発現したの? ……それより)」
凛「(何か……様子が変だ…… いつものみくじゃあない……!)」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
凛「ねえ、みく! どうして2人に『スタンド能力』を使っているのッ!?」
みく「だ~か~ら~、今言った通り、猫になってもらってるにゃ」
凛「……?」
みく「……最近みくのファンを辞める人が多かったり……」
みく「余所でも猫アイドルが出てきて、みくの存在意義が薄くなってるにゃあ……」
みく「でも! そんな時にこの『スタンド』という力を手に入れたにゃあ!!」
みく「この力があれば何だってできるにゃ! みんなからは見えない、みんなを虜にできる『スタンド』ッ!」
みく「この2人のように、みんにゃみくの従順な子猫チャンになるにゃあ!!」
みく「もうみくのファンは、誰も辞めさせないにゃあぁぁァァァーーーーッ!!!!」ビシッ
バァ~~―――z_______ン!!
凛「………………」ポカーン
凛「ハァ?」
凛「何下らないこと言ってるの? 本気?」
みく「なッ!? 下らにゃいとは何にゃ!? みくの野望をバカにしないでにゃ!!」 フシャー!!
凛「みく、今は超能力に目覚めて調子に乗ってるだけかもしれないけど…… 後で後悔する前にやめなよ」ハァ…
みく「……そういえば凛チャンは犬を飼ってたにゃあ………犬派!? 敵にゃ!!」ブツブツ・・・
凛「? 何言ってるか分かんないけど、とりあえず2人を開放して……」
ビシッ
みく「ならば凛チャンにも猫派になってもらうにゃあ!! 藍子チャン! 智絵里チャン!」バッ
藍子「ニャ!」ビクッ
智絵里「ふにゃ!?」ビクッ
みく「凛チャンを押さえつけるにゃあ!!!」ヒュッ
凛「ハァッ!?」
智絵里藍子「!」 ティン!
藍子「ニャアア―――ォ!!」グォン!!
智絵里「フシャ―――ッ!!」ドヒュン!!
凛「な、ナニィィィ!?」
ノシッ・・・
ドターン!
凛「ぐっ!! 重いッ……! 2人とも放してッ!!」
みく「無駄にゃあ、今はもう2人ともカンペキにみくの支配下にゃあ……そして…」
みく「この猫耳をつけてェェーーーー!! 凛チャンもそうなるのにゃァァーーーーーー!!!」ドワォッ
◆
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
スタンド名:『シャルウィ・プリーズ』
本体:前川 みく
タイプ:近距離憑依型・猫型
破壊力:D スピード:A 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:D 成長性:B 女子力:C
能力:物質を介して生き物を操るみくのスタンド 姿はみく位の大きさで尾が三つ又の猫
猫耳やアクセサリーなどの物質に取り憑き、それに触れている生き物を徐々に『シャルウィ・プリーズ』とシンクロさせる
完全にシンクロした者は意識を失い、みくに従順な猫になる。また猫の様な身体能力・野性を得て、パワーや俊敏性・柔軟性が上がる
スタンドは尻尾の数の三匹まで分身できるため、みく本体も含めて最大3人まで憑依可能
ただし分身すると共鳴速度や身体能力は落ちる
みくに(猫耳を介して)憑依することで、能力を100%発揮する
A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並 D:ニガテ E:超ニガテ
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◆
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藍子「ニ゙ャ゙オ゙ォ゙ォ゙……!」グググ……
智絵里「マ゙ァ゙ァ゙ァ゙オ゙!」ググッ……
凛「か、体が動かないッ……2人とも凄い力ッ……!」グググッ…
凛「(普段の2人からは考えられないパワー、みくのスタンドで強化されているのかッ!?)」アセッ
みく「にゃははッ! どうにゃ凛チャン! 手も足も出ないでしょッ?」ドヤァ
凛「(それにみくも明らかに正気じゃあないッ、完全に暴走しているッ!)」
凛「(『スタンド』に目覚めた『全能感』によるものだとしても、度が過ぎているッ!)」
みく「動けないのならッ!」バッ
みく「凛チャンもこれを付けるにゃァァァ――――!!」ドヒュウゥゥーン!!
凛「!! (猫耳! 『スタンド能力』の発動条件は猫耳なの!?)」ティン!
凛「(よく見たら、2人も猫耳を着けているッ!)」
凛「(ならば! 逆に猫耳を取ればスタンドの効果が切れるはずッ!!)」
凛「出て! 私のスタンド!」ヴォンッ!!
みく「にゃにッ!?」
凛「猫耳もらったァ!!」ガシッ ガシッ
藍子「ニャ!?」
智絵里「フニャ!?」
凛「そして! このまま、みくを狙う!!」ブン!
みく「うわっ!危にゃい!!」クネッ
スカッ
ダン ダン タッ
凛「距離を取ったね… だけど、2人はこれで元に戻る…!」
藍子「…………」
智絵里「…………」
みく「ふぅん、凛チャンも、やっぱりスタンド使いだったのかにゃ……」
凛「さぁ、これで1対1だよ、みく! 馬鹿なことはもう止めて…」ジリッ・・・
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
みく「……フフフ………」
凛「! (笑ってるッ!?) なっ……何がおかしいの!?」
みく「フフフ、1対1ィ? 元に戻る? …両脇の2人を見てみにゃよ……」
ガシッ!
凛「ッ!?」
藍子「…ニャアァ!!」 グググ・・・
智絵里「……フシャーッ!!」 グググッ・・・
凛「な、何ィィィ――――――――――ッ!?」
┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨
藍子智絵里「「フシャアァァァッ!!」」ドカッ
凛「うげっ」
ゴロゴロ…
ドタッ
凛「グッ……何で!?」
凛「何で猫耳を取ったのに解けないのォ――――!?」
みく「フフ、凛チャンは良い勘してたにゃ……… スタンドを出された時は正直ビビったし、フフッ、猫耳を取ったのも悪くないにゃ……」
「で・も」
みく「ニャハハハハハハハァァァ~~――――――!! 残念ッ! 猫耳ではないんだにゃあ!!」
みく「攻撃するのにそのまんま弱点を目立たせておくわけ無いにゃ!! 気付かれることも計算済みにゃ!!」ニャー
みく「猫耳は猫になりきるのに必要だから付けさせていただけにゃあ!みくのこだわりにゃあァァァァァ!!」ドヤーン
凛「(して、やられた…)」ギリッ…
みく「それに凛チャン、見た感じまだスタンドを使うのに慣れてないみたいだにゃ~…」
藍子智絵里「「ニャアァァッ!!」」ヒシッ
凛「くっ…」グググッ…
みく「『シャルウィ・プリーズ』でパワーアップしてる二人を振り払えないみたいだし、」
みく「押さえつけられたその状態じゃスタンドで素早くなったみくを捉えられないにゃ!」ビシィ
凛「(く、悔しいけどその通りだ…3対1だと分が悪い、二人を解放しないと……)」
凛「(みくは『猫耳ではない』と言った…… それは猫耳以外にスタンドの本体があるってことだ……!)」
凛「(みくが油断している今のうちに、早く2人の体から本体を見つけないと…!)」
凛 「(……そう、昨日!昨日はプロデューサーのメガネケースは探せたはず、あの時の感覚を思い出せば…)」ティン!
凛「(みくには悪いけど、殴ってでも正気にさせなきゃ……でも、私に出来るの?)」
みく「ヌフフ、みくの『シャルウィ・プリーズ』はどんどん成長しているにゃ!」ニャー
みく「そのうちもっともっと分身出来るようになったら、この世はみくの思いのままにゃあ♪」
みく「そしてっ! 厄介な凛チャンを引き込んだら、次はPチャンの番にゃ!!」
凛「……は?」ピクッ
みく「最近忙しくて構ってくれないPチャンも、この力できっとみくにメロメロになるにゃ!」
みく「そうなったらPチャンはみくの専属プロデューサーにして、猫カップルで天下を取るにゃ♪/// 楽しみだにゃ~~♪」ニャーン!
……………ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
凛「………」ピキピキ
みく「その前に、凛チャンはジャマにゃ!お邪魔虫にゃ!」ダッ
ピョーン!
みく「凛チャンも、みくの『ファン』になるにゃァァーーーッ!!」ドォォーー!
凛「」プッツン
ヴォンッ!!
???「オラァ!!」 ドカッ!
みく「ウグッ!!???」 ヒュー…
ボッゴォ―――ン!!
みく「グハァッ! ……にゃん……だと…!?」グッ・・・
┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨
凛「……『ネバーセイ・ネバー』」
みく「!」ビクッ
凛「これが私の、『スタンド』の名前……」
凛「事務所の中で……何かが起こり始めている…… だけど、私はこの名前に誓うよ……」
凛「どんな困難が来ても、立ち向かうのを………『
┣¨ォ―――z_______ン
「そしてッ!」
みく「ヒッ!」 ビクン
凛「道を踏み外しかかっている友人は……叩きのめしてでも引き戻すッ!!」ドン!
みく「ふ、2人ともッ何をやってるにゃ! 早く凛チャンを押さえつけるにゃ!」フシャー
藍子智絵里「「…………」」シィーン
凛「『無駄』だよ、みく。2人に付けてた『猫のストラップは既に取ってある』……」ポイッ
みく「ハッ!?」
バタッ バタッ
藍子「………zzz…あ、茜ちゃん…熱い、あちゅいってぇ………zzz……」スヤァ・・・
智絵里「…うにゃ…zz……かな子ちゃん………その…ケーキの量は…ちょっ…と……」スヤァ・・・
みく「そんにゃ…… あれをすぐに見つけることはできないはずにゃのに……」
凛「……『付喪神』」
みく「!」ビクッ
┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨
凛「……って訳じゃあないけど、人が大事に扱ったものにはその人の
凛「そして、人の魂は一人一人違っている……」
ズァッ
凛「私の『ネバーセイ・ネバー』はッ!『魂の
凛「私は2人の体から、みくの『魂の
ハ¨ァ―――z_______ンッ!!
みく「そんにゃ………」ワナワナ
凛「終わりだよ、みく!」テクテク
みく「……」ワナワナ
みく「……フン、なんてにゃ!まだみくは全力を出してないニャ!」ヒュン!
凛「何ィッ!?」
みく「『シャルウィ・プリーズ』は分身してたにゃ!本当の実力は全部合体して、みくに憑依することで発揮されるにゃあァァァ――――!!!」シュン!
凛「は、早い!目で追えない……!」シュン! ヒョイ!
みく「にゃはははは!ついてこれないにゃ? みくが早すぎて!」フッ! ザッ!
みく「さっきの一撃は痛かったにゃあ! 凛チャンにも味わわせてやるにゃあ!!」 シュッ!
バチィ!!
凛「ぐっ…」ビリビリ
みく「2人が目覚めたり、他の人が帰ってくる前にケリをつけるにゃあ!」ヒュン!
ドコッ!!
ゲシッ!!
凛「(は、早すぎて、反撃できない……ッ)」ジリッ
みく「みくはこのスタンドでPチャンと最後まで幸せに暮らすのにゃァァ――――ッ!!」」
凛「!」ピクッ
みく「これで最後にゃ!くらえェェ――!!」ゴォォォ!
凛「………!」
バキッ!
みく「!?」ボコォ・・・
みく「ぐぅ…な…何で……?」
みく「みくに……攻撃が当たるのにゃあ!?」ジンジン
凛「やれやれ……さっき言ったでしょ?『ネバーセイ・ネバー』は
凛「さっき殴った時、私の『魂の
みく「ハッ!?」バッ サスッ
NSN ←殴られた腹部
みく「にゃんだってェェェ!?」
凛「いくら早くても『マーク』した私の魂ならば、確実に狙える…」
凛「あとはみくが大振りになった瞬間に合わせるだけ…そして」
凛「これで『マーク』は2つになった!!」
┣¨ォ―――z_______ン
凛「はたして、
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
みく「あ、ああぁぁ……」ガクガクガクガク
凛「少し頭、冷やそうか……」
凛「『ネバーセイ・ネバー』!!!!」ヴォン!!!
みく「ひィーっ」
NSN『オォラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!』
ドゴボゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴボゴドゴドゴドゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴボゴドゴドゴドゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴボゴドゴドゴドゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴボゴドゴドゴドゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴボゴドゴドゴドゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴドゴボゴドゴボゴボゴボゴドゴドゴドゴボゴドゴボゴ!
みく「ニャッダーバァアァァァァアアアアア!!」 ドヒューー・・・
みく「ぐにゃ」ベタン
凛「…ふー、やれやれだね」ドンッ!
◆
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
スタンド名:『ネバーセイ・ネバー』
本体:渋谷 凛
タイプ:近距離パワー型・人型
破壊力:C スピード:B 射程距離:C
持続力:B 精密動作性:A 成長性:A 女子力:B
能力:すらっとした女性的な黒いシルエットに犬耳の様な頭飾り、蒼い模様をもつ渋谷凛のスタンド
生き物の『魂の
また、人物が良く使う物質にはその人物の『魂』が宿るため、
本体と馴染みの深い人物(例:P、北条加蓮、神谷奈緒等)ほど
逆にあまり知らない人物の
応用として、自分の『魂』を何かに『マーク』することで、能力範囲内ならば正確に感知、追跡することが可能である
A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並 D:ニガテ E:超ニガテ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆
凛「…冷静になると、少しやり過ぎたかも……みくゴメン」
みく「」チーン
凛「……とりあえず、誰か帰って来る前に二人を仮眠室に寝かせて、みくを介抱しよう…」イソイソ・・・
◆
―――――――――――数分後
みく「………ハッ!?」ガバッ
凛「あっ、気が付いたね」
みく「ひぃぃ凛チャン!? ゴメンナサイゴメンナサイ……」ブルブル
凛「(やり過ぎた結果だから仕方ないけど、こんなに怯えられるとチョッと傷つく……)」ズーン
凛「もう怒ってないよ、みく それに私もやり過ぎたよ、ゴメンね」
みく「……ン……それはお互い様にゃ、さっきはみくもおかしかったにゃ。結果的には止めてもらって良かったにゃ」グスッ
凛「(確かに、あの時のみくは何かおかしかった…… いつも以上に人の話を聞かなくて、なんと言うか、『ハイ』になってたし……)」
凛「………ねえ、みく、みくもあの『石』に触れてスタンド使いになったの?」
みく「『石』、にゃ? ……ああ、あのPチャンの持ってきた『石』かにゃ?」
みく「そうにゃ 一昨日レッスン前に、確かに触ったにゃ」
凛「! その時手から血が出たり、後で熱が出たりした?」
みく「何でわかるにゃ? その通りにゃ! そしたら次の日にはもうスタンドが使えていたにゃ」
凛「(……やっぱり原因はあの『石』だったか……)」
みく「にゃるほど、あの『石』のせいでみくはスタンド使いになったのかにゃあ……」
みく「………ところで2人は、藍子チャンと智絵里チャンはどこにゃ?」
凛「2人は仮眠室に寝かせたよ。2人とも無傷でぐっすり寝てる」
みく「そっか、よかったにゃ……」
みく「……凛チャンにもだけど、2人には本当に悪いことしたにゃ」シュン・・・
凛「みく…」
みく「………あのね?……今考えると、自分でも何であんなことをしてしまったのか分からないんだ……」
みく「智絵里チャンも藍子チャンも大事な友達なのに、スタンド攻撃に利用するなんて……」
凛「…………」
みく「………ただ、」
凛「?」
みく「本当に、言い訳をする訳じゃあないんだけど、
あの時私は本気で、強い力を自分の好きに使う事は『普通』だと思っていたの
まるで当然の様に、『歯磨き粉を付け過ぎて歯を磨くとオエッてなる事』位、
『普通』で当り前な事だと思ってしまった……。
自分が倫理観の欠けた事をしてるのに気付かずに……」
凛「……(やっぱり……みくの暴走はあの『石』が原因なんかじゃあない……!)」
みく「私は、どんなことが有っても友達に酷いことなんてしないと決めていたけど、実際に力を手に入れたら、こんな簡単に自分を曲げてしまうなんて……」ジワァ
みく「……酷いよね、友達を傷つけて… こんな私じゃ皆ファンを辞めて当然だよね…………」グスッ
みく「アイドル失格だよ………」ポロポロ
凛「そんなこと無い!!」バンッ!
みく「え…?」
凛「みくが暴走したのはみくのせいじゃない!!きっと他に原因が有るッ!!」
凛「私はみくの優しい所を沢山知ってる!! 小さい子達を猫カフェに連れていってあげたり、猫アレルギーの留美さんの為に猫の写真を撮ってきてあげたり!!」
凛「私はみくの良いところを知っているッ!!」
みく「!」
凛「間違えてしまったのならちゃんと反省してもうしなければ良い! 二人にはケガが全く無いのだから、あとでしっかり謝れば何も問題ないよ!!」
凛「だから、アイドル失格とか、そんな悲しいこと言わないでよ、みく…」
みく「凛…チャン……」ポロポロ
凛「……それと、さっきみくが言ってたことで『2つ』、訂正するところがあるよ」
みく「?」
凛「私は確かに犬が好きだけど、猫も大好き。猫派の敵じゃあないよ」
凛「……それとみくのファンになれって言われたけど、今更だよ ……だって、」
凛「最初にみくと会った時から、私はずっとみくのファンだものッ!」ドンッ!
みく「ううゥ、凛…チャン……凛チャァぁぁ~~―――ンッ!うわあぁぁぁ―――ん………」
ダキッ
凛「ほらほら、もう泣かないの……」ヨシヨシ
◆
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
………そう、はっきりわかった みくの暴走には『石』の他に原因がある
後で、落ち着いたみくの『魂の
あの時のみくからは確かに感じたんだ、みくの『魂の
他の人の『
みくの暴走の原因には『黒幕』がいる! その『誰か』は私の知っている事務所の人間で、何か目的があってみくに接触した様だね
そして、『黒幕』は必ず次の行動に出るだろう、みくが正気に戻った事を知ったら、ね……
プロデューサーの話だと、一昨日から体調を崩しているアイドルは何人かいる
その中には必ず、私たちみたいにスタンド使いになった子がいる……『黒幕』はその中の誰かだ!
『スタンド使いは引かれ合う』、星のような引力によって。ならばいずれぶつかる時は来るのだろう……
でもッ! たとえ『黒幕』が誰であろうと、事務所をバラバラにするようなことは、私が許さないッ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆
凛「落ち着いた?」
みく「うん、ありがとにゃ!もう大丈夫、猫アイドル前川みく復活にゃ!」ニャー!
凛「あのさ、みく……聞きたいことがあるんだけど、スタンドに目覚めてから人前で出したりしなかった?」
みく「にゃ? ええっと…たしか…… そうにゃ使ったにゃ! 最初にスタンドが発現した時にゃ!」
みく「レッスン中に熱で倒れて、事務所で目が覚めたときにスタンドが出てきたんだにゃ」
みく「初めは何が何だか分からなかったにゃ。皆スタンドが見えないから、みくがおかしくなっちゃったかと思ったにゃ」
凛「(きっとその時、『黒幕』はみくがスタンド使いだと知ったんだ……)」
凛「その時誰が見ていたか覚えてる?」
みく「あまり覚えてないにゃ…… けど、スタンドに気付いたような素振りの子はいなかったと思うにゃ」
凛「そう……その後どうしたの?」
みく「Pチャンが来て、安心したらいつの間にか寝てにゃ。車で送られて気が付いたら自分の部屋にゃ」
みく「そう言えば………眠っているときに、誰かに耳元で何か……囁かれた気が…する…かも…、にゃ」ウーン・・・
凛「そう……分かった、ありがと」
凛「(少なくともその『誰か』は、みくより早くスタンド使いになっていて、昨日の時点でスタンドについて理解していた、ってことか……)」
ガチャ
<只今戻りました。 ただいま~
<あー、疲れた~☆ うぅ…水ぅ…
<お注射痛かったにぃ……
<わ、私は、血が少なくて、採血できないって、い、言われたよ…
<もっと食べなきゃ小梅ちゃん!!!
<お 米 食 べ よ !!!!!!
<何で茜ちゃんはまだそんなに元気なの……?
ガヤガヤ
凛「(プロデューサーが帰って来たから話は後でね。あと、スタンドについては皆に秘密で)」コソコソ
みく「(わかったにゃ)」コソコソ
<プロデューサーさん、お茶ですっ!
<アタシにもお茶お願い☆
<卯月ちゃん、私にも!!
<杏には飴頂戴……
ガチャ
凛「お帰り皆。プロデューサー、事務所空けちゃ駄目だよ」
<ただいま~
<あー! 凛ちゃんだにぃ♪
P「凛、休みなのに来てたのか。いやぁゴメン、ドタバタしてて気が回らなかったんだ」
凛「アイドルだけで留守番させるなんて……ちひろさんは?」
P「運転手が足らなくてさ、アイドルの送り迎えを頼んでるよ。事務員の業務じゃないとか、特別手当てだせとか、散々言われちゃったよ」
凛「はは、ちひろさんらしいね 何でこんな忙しくなってるの?」
P「ああ、症状が出たアイドルを皆検査するため病院に行かせたんだ」
P「その間俺は仕事をキャンセルしたり予定を延期してもらう交渉に行ってたんだよ」
凛「(『石』のせいでそんな大事になってるんだ……) 」
P「とにかく人手が足りなくてさ、家が遠い子は送ったり連絡したりして、事務所に近かったり女子寮住みは今連れて帰ってきたところ」
P「凛は元気そうだが、近いうちに病院に検査して貰うから、そのつもりでな」
凛「わかったよ」
凛「(……ここにいるのは病院に行った人か…… 皆『スタンド使い』の可能性がある……)」
凛「(そして、この中に黒幕がいるかもしれない……!)」
ガヤガヤ ワイワイ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
P「? どうしたんだ、凛? 急に険しい顔をして」
凛「! ん、私も痛い注射はいやだなって」
P「ハハハ!そりゃあ誰だって嫌だろ!」
凛「………!」ティン!
凛「そうだ! そう言えば、あの『石』はプロデューサーが持って帰ったの?」
P「えっ?『石』って昨日持ってきた土産の? 事務所に無いのか?」
凛「え? プロデューサーじゃあないの!?」
P「ああ、誰かが勝手に持っていったのか。皆に確認を……、まぁ今はそんなことはどうでもいいか」
P「ともかく、凛も体調が悪くなったら仕事とか関係なくすぐ俺に言うんだぞ」
凛「うん、わかった」
バッ
未央「私たちが帰ってきたのに、なーにを二人で話してるのかな~、しぶりん!!」ヒシッ
凛「未央、何でもないよ」ビクッ
P「そうだぞ、お前らが体調崩して大変だったと話してただけだ」
未央「あー、酷~いプロデューサー! 熱出て凄い辛かったのに、その言い方は無いよォーッ!」プンプン
凛「(未央、熱出たの!? まさか……)」タラァ~…
P「スマン、言い方悪かったな。ただ凛も体調気を付けろと言ったのさ」
未央「もォー、まったくプロデューサーは…… あり? しぶりんどったの?」
凛「ん、何でも無いよ。ちょっと考え事してただけ」
P「んじゃ、俺はまだ仕事あるけど、今日検査したやつは慣れない事して疲れてるから、だべってないですぐ女子寮に帰れよー」テクテク
「「「はーい!」」」
未央「聞いてよしぶりん!あそこの病院の先生、注射すんの下手くそでさ~」ペチャクチャ
凛「うん…(未央にスタンドのこと、聞くべきなのかな…)」
凛「(それよりも、何か大事なこと忘れてる気が……)」ウーン・・・
ガチャ
<!? おいみく! どうしたんだそのケガ!?
凛「あ」
未央「?」
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――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――某所
???「Pさぁん……早く会いたい……うふふ」
???「Pさんはまゆを、この力を、褒めてくれますかぁ……?」
まゆ「まゆの……『エヴリデイドリーム』を……!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
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〈 To Be Continued...|
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基本的に、敵役に選ぶアイドルは私の推しメンです。
あとネタが古いのは、これを投稿したのが2013年の秋だからです。
ご容赦ください。