キリトとユイのボーダー活動記(仮)【一時凍結】 作:倉月夜光
レイジさんイケメン!できる筋肉!!(褒め言葉
オリキャラを出してキリト君の隊の隊員を一人増やすか迷う……(少しネタバレ(?)
剣を振る。
その剣はエフェクトの光をまき散らしながら、円運動の軌道を描きつつ正面に存在するゴーレム型のモンスター、『メタリカル・ゴーレム』に直撃する。ゴーレム型なだけあり頑丈さが取り柄のこの敵が一撃で沈むことは無い。それを理解しているため、先ほどの『ホリゾンタル』は相手のノックバックを生むように大きな振りで威力重視の剣の扱い方だ。
「スイッチ!!」
その言葉が後ろから聞こえてくると同時に今ソードスキルを放った男、全身を黒い装備で固めたプレイヤーがバックステップ。先ほどの衝撃で動くことの出来ないゴーレムから距離をとる。
その動きと同時に後ろから一人の剣士が前に出る。持っている武器は日本刀、鞘にまだ収まっているその武器は敵を斬ることに特化しているのだろう。そして、その男の顎には無精髭が生えており頭は真っ赤。その髪を全て逆立ててバンダナで縛っている彼は野武士面の戦士。
日本刀の剣士はノックバックからまだ立ち直れていないゴーレムに向かって突っ込みながら『ソードスキル』を発動。鞘の納めたままの剣がエフェクトの光を薄く纏い始める。
「どりゃああああ!!」
少しカッコ悪いように聞こえる掛け声とともに刀を抜刀。その速度は人の力のみで放たれる剣よりも数倍速い。その速度の剣をゴーレムの右足へ振りぬく。
カタナ専用ソードスキル『
直線遠距離技と評される居合い斬りがゴーレムの右足を切り落とす。こうなるとこのゴーレムは動きが鈍り、まれに起きる暴走状態という、いわゆるバーサーク状態になり手の中の棍棒を形振り構わず振り回す状態にならない限り二人や三人で総攻撃を仕掛けることが出来るようになる。
それを見ていた先の剣士はとっくにゴーレムの後ろに回っており片手剣を構える。
片手剣最上位ソードスキル『ノヴァ・アセンション』
片手剣を扱う剣士の放つことのできるソードスキルの中でも特に強力なそれを発動。初撃をゴーレムの背中に加え、その後の九連撃。合計十連撃をゴーレムに入れることにより今までのダメージとも合わせて九割超のHPを減らしている。
「よっしゃキリの字!ラスト任せろ!!」
調子に乗った日本刀の剣士は刀を左腰に溜めて構える。
カタナ専用ソードスキル『
勢いに乗って放たれたそれは、持ち上げられたゴーレムの棍棒と真正面から衝突しはじき返される。
日本刀という武器は基本的に刃が薄く鋭く、『斬る』という行為に特化している。が、その変わりに短所として刃の部分が薄いので基本的に脆く、そして軽い。ゴーレムの持っているような太く重い棍棒と正面激突を起こしてしまえば弾かれてしまうのは簡単に想像できるだろう。
「ありゃ…?」
そのままゴーレムは棍棒を振り上げ、ソードスキルを発動。
片手棍基本ソードスキル『パワー・ストライク』
単純な振り下し攻撃だが、その棍の重さとソードスキルとしての加速を加えると大きな衝撃を生む。強力な一撃と言えるだろう。
「ありゃりゃ……?」
日本刀を弾かれた剣士は両手で剣を握りながらバンザイの態勢でスタン中である。
「はぁ!!」
片手剣単発重攻撃『ヴォーパルストライク』
片手剣のスキルでは珍しく刀身の倍以上という大きなリーチと両手槍に匹敵する威力を有する優秀な技である。ジェットエンジンのような音を周囲に発生させながら剣先はゴーレムへ向かって伸びていき……、
「ほぅ…、危なかったぜ……」
日本刀の剣士に棍が振り下し切られる前にゴーレムはポリゴンに分解され空中に消えていく。
☆
「ほい、これで頼まれてたレア鉱石は全部集まりきってるよな?」
「ちょっと見せて…。フム、オーケーよ。ありがとね、キリト、クライン」
「まあ、お前さんには武器で世話になってるからな。たまにくらいなら素材でいいなら取りに行ってやるぜ?」
「へぇ、じゃあクラインにはこの前アップデートで追加されたっていう、クエストボスドロップのレア鉱石を一人で取ってきてもらおうかしら?」
「げぇ…。それはさすがに勘弁だぜ……」
鉱石を渡している黒衣の剣士はキリト。
先から少しいじめられている日本刀の剣士はクライン。
鉱石を受け取った少女はリズベット。
彼らが今居るのは、キリトが
アルブヘイム・オンライン
通称ALOはアミュスフィアというフルダイブ用電子ゲームハードを使い、電子の世界である仮想世界で遊ぶことが出来るゲームである。
フルダイブ技術と呼ばれるヴァーチャルリアリティ(VR)技術は一時期に研究が加速。その要因である日本の天才、茅場昌彦によって現実に実現されていた。
その用法は医療に始め、ある国では軍事に利用され、またとある場所ではAIについての研究が進められている。
そんな存在だと聞くと物騒なものに聞こえてくるのだが、一番初めに開発されたのは家庭用ゲームのハードなのだ。
それは今や世界格国にまで広がっており、仮想世界の存在は知らない人はいないくらいに大きくなっていった。
そんなフルダイブのゲームであるALOは一概にVRMMORPGと呼ばれるジャンルのゲームである。世間でのそれまでのMMORPGをVR技術により実際にモンスターと戦ったりできるようになったのだ。当然、今のゲーム業界ではVRゲームがその中心となっている。
そんなゲームを今、彼らは実際にプレイ中なのである。
「ただいまぁ。あ、キリト君!来てたんだ、久しぶりだね!!」
「ただいま。お兄ちゃんもログインしてたんだね、久しぶり!」
「こんにちわ、キリトさん。クラインさんも」
「きゅるぅ!!」
女子組が部屋の中に入ってくる。
声をかけた順に上から、
現実で妹である直葉、リーファがなぜ久しぶりと言ったか。それはキリトがボーダーに所属するということで三門市で一人暮らしをしているからである。そのため彼は
「ママ!久しぶりです!!」
キリトの胸ポケットから小さな妖精が飛び出してくる。
それは白い衣で身を包んだ、可愛らしい小人のような人間だ。
「ユイちゃん!久しぶりだね!!」
アスナはキリトと共にユイの親として接している存在である。キリトが一人暮らしをするようになってからユイはほとんどの時間をキリトと共に過ごすことになっているとはいえ、その絆は簡単になくなるものではない。
この家にいる面子は全員、リビングに集合する。意図せずにこれだけのメンバーが集まるのも珍しいと言えるだろう。
ユイちゃんは普通の子供の大きさに戻っている。
「それにしてもキリト君はいないし、最近面白いことが無いなぁ」
「おいリーファ、それは俺がトラブルメーカーって言いたいのか?」
「でも実際そうじゃない。キリトがいると何らかの出来事があったりするんだから」
「そうですね。キリトさんはいつもトラブルに巻き込まれているイメージがあります」
「キリの字はなぁ。あれだな、そういう星の下に生まれてきたんだな」
「お前らなぁ……」
キリトは誤解だと言わんばかりに頭を抱える。
だが、彼が様々なトラブルに巻き込まれていることは事実なので弁明の仕様はないだろう。SAOから始まりALOの事件、GGOでも
「キリト君はそれでいいんだよ。結局は誰かのために行動しちゃう性格なんだから」
「アスナ…!俺の味方はアスナだけだよ……!!」
「フフッ。キリト君も、最近何か無いの?」
「って、アスナまでそんなこと聞くのかよ!?」
ついに最後の砦であるアスナにまで裏切られたキリト君、少なくともこの場に見方はいなかった。
「パパはそれでいいと思いますよ?誰かを助けることはいいことです」
「ユイ…。お前ってやつは……!」
いや、天使が一人いたのを忘れていた。
「そういえばこれだけ面子が居ればあとエギルとシノンで全員集合よね?二人は?」
「エギルさんは店の仕事があるから都合が合わないとなかなかログインできないよね。キリト君、シノンちゃんは?」
アスナは当然かのようにキリトにシノン、朝田詩乃という彼ら彼女らのグループの仲間の予定を聞く。
「ああ、シノンなら今日は
「はい、今日は
キリトとユイがあっさりとその疑問に答える。
今の言葉でわかったかと思うが、彼女、朝田詩乃もボーダーに所属する仲間である。
キリトと同時期に勧誘され今はキリトの住んでいるマンションの隣の部屋に住んでいる、桐ヶ谷隊所属の
「ふーーん。キリト、シノンに変なことしてないでしょうね?」
「変なことってなんだよ、変なことって……」
「リ、リズさん!キリトさんに限って、そ、そんなことあり得ませんよ!!」
「おうおう、なーにをシリカっちはあせっているのかなぁ?」
「えっ!?あ、あたし!?えっと、えっと……!!???」
「ほらほら、シリカちゃんで遊ばないの」
クライン氏がいたいけな少女を弄ぶ男だとは今まで知らなかった。これは今後、重要なポイントになるだろう。
こうして、彼ら彼女らは夜が更けるまで楽しく語り合う……。
ボーダー所属はSAOキャラだと二人(+ユイちゃん)のみ
ご都合主義はほどほどに!
キリトがいる時点で十分ご都合主義なのは分かってるけどな!!
桐ヶ谷隊 隊長:キリト
隊員:シノン
オペ:ユイちゃん
という構想。一人オリキャラを増やすか迷う。
出すとしたらハンドガンのキャラかなぁ
メインで使ってる人少ないし
あ、追加欲しいとかこんなキャラ欲しいというような意見は欲しいですけどアンケではないです
最終的に作者の気分とおそらく3/4発売のデータブックで決まるので
感想・コメント・意見など貰えると多分更新速度アップさらに倍ドン!!