「さぁ、お昼だよ!行こ!」
授業終了と同時にあみだで決まったのだろう女子たちが俺の手を引っ張っていく、力強っ!?
「待て、引っ張るな、体勢が悪い、コケる、コケるって!」
まるで聞きいられないまま俺は抵抗むなしく食堂に連行されていく
「あのね、天野君―」
「ねぇ、天野君はさ―」
「それでね―」
日替わり定食を買って席についた俺を待っていたのは予想通り質問攻めだった
「それで、結局代表決定戦どうするの?専用機用意してもらえるって話してたけど勝算とかあるの?」
質問を一つ一つ答えてると、来週に迫った代表決定戦について質問された
「ああ、あれね、俺の専用機は一夏の後になるんだよ、それでさ、ただでさえ珍しい専用機だからね、俺の専用機は代表決定戦には間に合わないんだよ」
原作でも一夏の専用機はギリギリ間に合ったぐらいだからな、俺のは無理だ
「えっー!?じゃあISどうするの?間に合わないんでしょ?」
「そこはあれだよ、ここには訓練機あるだろ?あれだよ」
「訓練機でやるの!?セシリアさんは専用機持ってるんだよ!?」
まぁ、驚くのもしょうがないよな、でも事実は事実なんだよ…
「間に合わないんじゃしょうがないからな、そもそも俺は代表者になるつもりないからさー、一夏のバカが勝手に推薦なんかするから…」
「それって手抜くってこと…?」
「いや、一応全力でいくつもりだよ?俺が一夏と幼馴染なのは多分知ってるよね?」
「知ってるけど、それが何かあるの?やっぱり男と男の負けられない何かが!!」
ナニを思ったかしらんが、急に女子のテンションが上がった
「そうじゃなくてさ、一夏と小さい頃から遊んでるってことは織斑先生とも面識あるってことじゃん?知ってる俺からすると、あの人の前で舐めたことすると一体どうなることやら…」
マジであの人は悪魔だからな、昔どれだけ一夏と一緒に怒られたことか…人によってはトラウマになるぞ
「そ、そんな事情が…」
ハハハ…、と女子の上がったテンションが一気に下がった
「まぁ、そんなことだから勝ち目なくても手を抜く訳にはいかないんだ」
「大変だねー、訓練機と専用機じゃ性能全然違うからねー」
「代表になりたくて戦う訳じゃないからいいんだけどね」
それに原作を変える訳にはいかないから専用機間に合ってもらっても困るしね、万が一があっては困るし
「そっかー、それじゃあ代表になるのはセシリアさんか織斑君になるんだ」
「まぁそうなるね」
「じゃあさ、天野君はどっちが勝つと思う?」
ふむ、原作を知っている俺はセシリアさんが勝って、一夏に代表を譲ることをわかっているんだけどな
「そりゃあ友達だからな、一夏に勝って欲しいと思ってるよ?」
ここで俺が真実(原作知識)を言ったら預言者にでもなれるか?
「いいねー、漢の友情!」
また女子のテンションが鼻息とともに上がった、…なんなのコレ!?
その後も時間いっぱいまで質問攻めは続いた、つ、疲れた…