インフィニット・ストラトス 無限の成層圏と竜を纏う者 作:抹殺完了
其処の遺跡と呼ばれる場所に一つの扉が出現する。
その不可思議な異変を見る者は誰もいなく、扉が開かれる。
僕 絶対反射の盾 アイギスは盾と言うカテゴリーでは反則な性能を持つ盾だった
だったと言うのは僕は死んだからだ、いや神器と言う武器の僕が死んだって言うのはおかしな事だ。
そう…死んだのではなく、再起不能なほどバラバラにされたのだ。
原因?
そうアレは……各国共同で災厄を討伐の時だ。
僕と同じ神器の魔道書 アル・アジフ 通称姉さんが率いる斥候隊が災厄に接触…そして連絡が途絶
其れから僕等主力が災厄に接触
其処で見たのが…多分斥候隊の必死の抵抗をしたであろう攻撃の後そして…
無残に引き裂かれた斥候隊の人間と姉さんの死体があった。
其処で災厄の攻撃で僕は死んだ。
まぁ再起不能なほどになったのだもう死んだのも同じだ。
「君は神を信じているかい?そうだね人間は居ない物を信仰し崇め、その有りもしない神で争い殺し合いをする、滑稽だと思わないかい?でも有りもしない価値を有るものとして扱い、尊び、その正当性を賭けて他人と争いさえする、
しかし。それこそ知的活動ではないか?知性以外の何を使えばこんなことができる?君達が居た世界の化け物どもはそんな事出来るかい?否だよ、宗教が人間を愚民にすると言った者もいるが、全くの誤解だ。宗教こそ、極めて高度な知的活動の産物に他ならない。宗教は人類史上、最も人間らしい発明と言えるのだよ。」
そう全裸の男が熱弁を振るう
「面白いね」
「だろう?……あぁそうだ、絶対反射の盾 アイギス君、君には転生…いや別の世界に行ってもらうよ。」
唐突に全裸の男がそんな事を言ってくる、確か…此れを
「其れって…転生?」
「転生?そんな馬鹿共が使う物ではないよ、君にはその絶対反射の盾 アイギスとしていって欲しいのだよ。」
?いやでも僕の体は再起不能なほどバラバラになっている筈
「そうそう君の身体は見るも無残になってたから治しておいたよ。じゃないと今君と話など出来ないからね。」
「助かる」
「さて、最後にその世界には君以外にももう一人、君と同じ神器が居るよ。まぁ頑張ってくれ」
そう言い全裸の男が一振りの西洋剣を投げ渡してくる。
「此れは?僕には剣何ていらないけど…」
「餞別だよアイギス君、今から行く世界には其れが必要だからね。さて…頑張ってくれたまえ、人間が造り出した最強の武器 神器アイギス君。」
そう言いあの全裸の男と居た世界がなくなり、僕は空に放り込まれた。
「なぁ⁉︎」
流石にいきなり空に放り込まれるのは予想外だった……如何にかしないと僕の身体は下に迫る街みたいな所の地面にギャグ漫画の如く地面にめり込んでしまう。
僕は世にも珍しい物語が始まる前からゲームオーバーすると言う貴重な体験を経験する事になるらしい。
『力を求めるか?』
「キシャァァァァ‼︎」
幻神獣 ガーゴイル型が叫び声をあげながら、ウチに攻撃を仕掛けてくる。
ウチは其れを全裸の変態に貰った日本刀型の機攻殻剣(ソードデバイス)で攻撃を弾く。
此れが機攻殻剣と言う古代兵器と言う事が分かり、グリップにあるボタンを押して詠唱符(パスコード)を言えば本来の力を使えると言う事が分かったが…残念な事に
「詠唱符が分からない…」
折角武器を貰ったのに使えないなんて、ロボットが来なくて代わりにそのロボットの武器だけが届くみたいな感じだ、例えがよく分からないけど。
本当なら魔法で吹き飛ばしても良いけど…いかせん場所が遺跡だし、下手すると閉じ込められてしまう。
そんな訳で今はこの機攻殻剣で戦っているが…このままじゃ押し切られる。
『力を求めるか?』
憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い‼︎‼︎
この世界が憎い‼︎今俺を馬鹿にし、いたぶるコイツラが憎い‼︎自分の弟だからと言う其れだけの理由で何もしない、心配しない努力をしろの一点張りの実の姉が憎い‼︎ 出来損ないと馬鹿にしいたぶる実の兄が憎い‼︎特訓と称しいたぶってくる天災の妹が憎い‼︎
男と言うだけで蔑まれるこの世界が憎い‼︎この世界のありとあらゆる物が憎い‼︎この世界を造り出したあの天災が憎い‼︎
「この世界に正義はいないのかッ‼︎」
「あぁ?正義だぁ?ねえよそんな物」
ゲラゲラと下品な笑いを上げながら、ガスっと悪が俺の腹を蹴る
糞!悪がこの世界の害悪がすぐ目の前に居るのに殺せないこの俺の無力さが憎い‼︎
悪を憎いのに悪を正義の二文字で裁けない無力な俺もやはり悪‼︎
『否』
頭に直接声が聞こえる
『否 貴様は悪ではない』
違う、俺は悪だ
『何故貴様は悪なのだ』
悪を裁けず無力だからだ
『なら貴様に力をやる』
なに?
『貴様に悪を裁く力をやる』
『さぁ唱えろ我が詠唱符を』
『力を求めるか?』
落下中僕の頭に女の声が聞こえる。
「力はいらない」
『何故?』
「倒す力より守る力の方が良い」
『何故守る力を求めるのですか?』
「僕は盾だからさ」
『なら唱えなさい私の詠唱符を』
『力を求めるか?』
ガーゴイル型と鍔迫り合いをしている時頭に直接声が聞こえてくる。
「力?」
『そうだ』
「そうだね…力はいらないさ」
『何故?』
「本に力を求める普通?」
『……なら唱えろ俺の詠唱符を貴様に知恵をくれてやる。』
少年は唱える 悪を裁く竜を
「ーー正義よ、世界が悪に染まり空、邪悪に染まる世界に現れよ一条の光、我は邪悪断つ竜。『カンヘル』」
少年は唱える 守る竜を
「ーー守りし竜、湖に住まえし竜、少女の歌声に惚れし竜、勇敢な者を称え、臆病者を蔑む竜、湖に住まえし我が名は。『ソンダーダッハ』」
少女は唱える 知恵の竜を
「ーー知恵を求める、知恵を求めて血を浴びる、我は知恵を欲し求め歩く、我は知恵を求める名も無き竜。『名無竜』」
アル「今回ウチらが召喚した竜だけど、アイギスの奴だけ竜の名前じゃないんだよね。」
アイギス「僕の竜の名前をそのまま使うと締まらないから名前をその竜が住んでいた湖の近くにある山 ソンダーダッハにしたんだよね。」
アル「そうだね、ソンダーダッハの詠唱符はその竜の伝承をそのまま引っ張ってきたんだよ。あっウチの名無竜はこれでナナシって読むよ。」
アイギス「うわ無理矢理」