インフィニット・ストラトス 無限の成層圏と竜を纏う者 作:抹殺完了
頭が軽い何も見えない
其れが目を覚ました織斑一夏の感想だ。
何故見えない?何故頭が軽い?
「たく…汚らしい物を撒き散らしやがって」
そうあの倉庫であった糞貯で溜まっている蛆よりも汚い女の声が聞こえる。
汚らしい物?…成る程俺は頭を潰されたのか、なら頭が軽く何も見え無いのも納得できる。
「貴女!今すぐ武装解除しなさい‼︎」
女の子の声が聞こえる、明らかに声に怒りがある。
「はっ!武装解除しろだ?なら力付くでやってみろ‼︎」
やはりコイツは悪だ悪は俺が裁かなければいけない。
いま行動しなければ、この女の子は悪の手で殺される。
其れだけはさせない!悪がまた悪が何も罪を犯していない人間を殺すのか?俺は悪を滅ぼす力を持っているのに俺は指を咥えてあの無垢な人間が無残に殺されるのを見るしかないのか⁉︎
頭が潰された、目が見れない
だが……其れがどうした?
頭が潰され目も見えない、だが…悪が目の前にいる。
頭が潰された程度で地面に倒れていて如何する⁉︎
立ち上がる、多少ふらつく
「なっ…何で頭を潰したのに生きてやがる‼︎」
目が見れないなら臭いで悪は家畜の糞より酷い悪臭を放っている、なら問題ないがいかせん俺の鼻も潰れている。
なら…気配で感じればいいだけだ、何も問題ない。
悪は俺の真正面にいる。
俺が纏っているこの鎧 カンヘルのブースターを吹かしロングブレードを持つ手に力を入れる。
「ルがぁあ”ぁぁぁぁ‼︎」
声が上手く出せず獣の様な叫び声を上げる。
「ヒッ⁉︎」
空から僕と女の子は蜘蛛型と頭の潰れた男の子との戦闘を見ている。
「なんだよあの禍々しい機竜は…」
隣にいる女の子が顔を青くしながら怯えた様な声で呟く
現に僕も少し引いてる、いや…まだ頭が潰れてまま動くのは良いのさ…女の子は全然良くなかったらしいけど…でも流石に誰があの潰れた人間の頭から『槍みたいに鋭い触手』が生えて攻撃すると思う?
更に触手以外で腕から『鋭い棒状の肉が付着した骨を連射』してきたり。
あっ今腕を射出した…
「何あの面白びっくり箱」
「全然面白くないぞ……それよりあんなに自分の身体を削ったら自分の身が危ないぞ」
「確かにそうだよね、だけどさ…あれ元から操縦者の身体を削る仕様じゃない?」
「何?元から身体を削る仕様だと?」
「じゃないと全く使い物にならないでしょ?其れにアレの腕見てみ」
「?…ッ!再生が……いや再生機能があるのはさっき見たが、幾ら何でも速すぎる!」
「多分アレの特殊能力じゃない?」
そう既に彼の腕は完治していて、頭部なんてとっくに完全に回復している。
あんな重傷をものの数分で完治しているんだ、彼は能力に気づいているのか…いや気づいているに決まってる、蜘蛛型が張る銃の弾幕を多少無茶をして突撃
接近してきた彼にカタールで切り裂いて来るが彼の巨大な機械の腕でカタールを掴んでいる手ごと握り潰す。
ぐしゃりと肉と骨が潰れる音が響き
「いッギァァァ‼︎」
蜘蛛型の搭乗者の絶叫
彼はそんな絶叫を気にもせず更に蜘蛛型の両腕を引きちぎる。
また絶叫が響くか響かないかの間で彼の巨大な機械の腕でが蜘蛛型の頭を掴み無造作に頭を引っこ抜く。
ズルリと蜘蛛型の頭と一緒に骨も出てくる。
鮮血が彼と彼の周りを赤く染める
「ウッ!……オゲェ」
流石に女の子はこの凄惨な場面に耐え切れずその場で吐く
吐かれた下にいる人はまぁ…ドンマイと思うが美少女の物を頭から浴びるなら嬉しいと思うんじゃない?そんな人種も居るらしいし。
「大丈夫かい?」
「……あっあぁ…お前は平気なのか?」
「まぁね」
何か引かれたんだけどなんでぇ
「悪に報いあり!正義に勝利あり!世の真理は今此処にあり‼︎」
彼がそんな事を言う。
「何が…正義だ……あんなのは…」
「其れよりあの人確保しにいかないの?周りの人皆んな腰引いてるよ。」
「ならお前も付いて来い、あの異常者を押さえるぞ。」
そう言い僕と女の子はあの正義と言っている異常者を押さえに地上に降り立つ。
アル「ないわーアレ」
アイギス「ないよねー」
アル「そう言えば一夏君って何であれで死ななかったの?」
アイギス「一夏が正義の心を持っていたからだよ。」