機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 鉄屑の流星 作:画竜点睛を欠く
『転生』という言葉を聞いたことはあるだろうか?
無論、そう聞いて輪廻転生を思い浮かべることはあながち間違ってはいない。ただ、俺の今思い浮かべている意味とは少し起こった現象が違うのだ。
では、その現象を説明しよう。
★ prologue 転生するまで(1)
俺、佐藤錬太郎は頭のキレの良さと饒舌なところ以外秀でているところは特に何もない。成績も平均ジャストか少し上ぐらい、容姿もごくありふれた平均顔。突拍子もない非日常など知ることなく、平々凡々とした学園生活を送っていた。
友1「サトー、今日の放課後どうするよ?」
サトーとは、クラスのみんなが俺を呼ぶときのあだ名である。
俺「そうだなぁ・・・ゲーセン行くか?」
友2「よく毎日いけるよな、お前の懐は硬貨製造機か!」
俺「お前みたいに無計画な野郎じゃないんでね」
友2「俺の何処が無計画野郎だ!」
俺「お目当の女の子に告る文章も考えずに突っ込んでその場でキョドッて帰られた奴に、無計画野郎と言われて何か反論する言い訳があるのか?」
友2「ちょ・・・それは」
そう、こいつは超がつくほど感情的に動く男で後先考えずに動いては失態を重ねているのだ。たとえ世界の戦争がすべて終わっても、こいつの無計画な生き方は死ぬまで終わらないと言えるだろう。
友1「その話は聞いたぜ、あの話で飯3杯いけたわ」
友2「テメェ! 人の失敗をメシのおかずにすんじゃねぇ!!」
俺「それわかるわ! 俺も、その日の飯はいつもよりうまかったぜ」
友2「お前まで・・・ううっ、俺に救いはないんですか!?」
跪いて命乞いを懇願するかのように救いを求める友2の眼の前で俺と友1は嘲笑うように微笑んで答える。
俺・友1「ねぇな、これっぽっちも」
友2「末代まで呪ってやるコンチクショウ!!」
俺・友1「だが断る」
友2「あァァァんまりだァァアァ!!!」
岸辺○伴の決め台詞を言ってるやると友2はエ○ディシのように泣きわめきやがった。こいつは貶されたり暴力を受けたりして怒ったり悲しい気持ちになった時に泣き喚く癖があるのだ。そうして出すぎた感情を鎮めているのだとか。
暫くすると落ち着いたようで顔の表情が正にスッとしている。
俺「落ち着いたか?」
友2「ああ、スッとしたぜ」
俺「じゃ行くか?」
友1・友2「おう!」
俺たちは西に傾き始めた太陽に照らされる後者を後にして、ショッピングモールの中にある大型ゲームセンターに足を運んだ。
そこに、俺の運命という路上に狡猾な死神が仕掛けた罠があるとも知らずに。
← to be continued
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