IS~白き鋼と夢追う兎~   作:Y・MOOT

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春休み中なので頑張りました。

※注意※

・中二病的専門用語が出てきます。

・イニシャルはGO●●LE大先生の翻訳からです。




第一話

Side:刃

 

 

 

 光がおさまり、俺たちは目を開ける。

 

 

刃/「本当に着いたんだな俺達……」

 

 

奏/「ここどこ?」

 

 

李/「無人島?」

 

 

結/「ふふっ、”日本近海の”というのが付きますが。李々嘩ちゃんの言う通りですよ」

 

 

ヴィ/「今確認したのだけれど、飛ばされた時間も予定通り。一夏が誘拐される一年前ね」

 

 

刃/「ありがとう、シャヴィ。なぁ、時雨。頼みたい事が――」

 

 

 刃がそう言いかけた所で、彼の首にかかっているブルーメタリックのドッグタグが光り――

 

 

時/『この島全体の、面積を知りたい。かな?』

 

 

 そこからとある少女の声がする。

 

 

刃/「話が早くて助かるよ。他の4人と協力してやって貰えるかい?」

 

 

 その声に刃が反応する。そして――

 

 

時/『任されたよ。刃』

 

 

 刃の返事にそう返すと、ドッグタグから光りが消えていった。

 

 

 

 

~数分後~

 

 

 

 

時/『刃、調査が終わったよ。他に出来る事はあるかい?』

 

 

 そう言いながら、刃達のもとへセミロングの黒髪を後ろで一つ三つ編みにして、先っぽを赤いリボンで括っている少女が姿を現す。

 

 

刃/「おう、サンキューな時雨。で、どうだった?」

 

 

 そして、刃が時雨の頭を撫でていると――

 

 

夕/『むぅー、なんか時雨だけズルイっぽい。奏ー私の事もほめてほめてーっぽい』

 

 

 時雨の近くに一緒に居た、腰まで伸びる白に近い金髪に額で蝶結びとなるリボンと紅い目が特徴の少女が頬をぷくーっと膨らませながら奏に言う。その少女の後ろでは、茶色のショートへアに黄色いカチューシャをした少女や薄い茶色のツインテールの少女にピンクの髪をサイドテールにして白いベレー帽をちょこんと被った少女がやれやれとした表情で苦笑いしていた。

 

 

奏/「うん。わかった。夕立もがんばったね。」

 

 

 そしてその言葉を聞いた奏は夕立の頭を撫でる。

 

 

時/『ふふっ、夕立は相変わらずだね。まぁ、それは置いといて……島については、南北に20kmちょっとで、東西に最長で10kmちょっとのひし形?に近い形をしていたよ。《IWS》のシルバーホワイト(Agw-000)でも何とか納まる位だね』

 

 

刃/「なるほど、わかった。いやぁー、無事に一発で当たり引けて良かった。これで島選びの手間はないからな」

 

 

ヴィ/「そうね、座標固定は範囲指定だったから。なかなか運が良かったわね」

 

 

刃/「よしっと、それじゃあ夜だけど今のうちに作業をしておきますか。皆も、少し眠いだろうけど頑張ってくれ!」

 

 

「「「「了解!!」」」」

 

 

 刃の言葉に皆がそろって反応するのであった。

 

 

 

Side end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:???

 

 

 

 夜の闇に紛れ、私は海面スレスレを飛行しながら隠れれそうな島を探していた。かれこれ、2~3時間海の上を飛んでいる私は、ちょうどいい島が見つからないことからいい加減、飛行ルートを変更しようか悩みはじめた所で――

 

 

「およ? 100km先にセンサーが反応してる?うーん、なんだろな?地形反応以外にもびみょーーーな金属的反応もしてるし。でも、衛星画像とかセンサーで見るかぎり私の追っかけ共が居る気配もない……。ま、いっかぁ~そういうのは入ってから考えよーっと」

 

 

 私は、何かあればその時に対処すればいいやと思い、その島まで飛んでいくことにした。

 

 

 この先に何があるかもわからないままに――

 

 

 

Side end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:刃

 

 

 

ヴィ/「刃! とってもいいニュースよ!!」

 

 

 シルバーホワイト(Agw-000)の隠蔽工作などが終わって1週間がたった。俺は奏、結李嘩、李々嘩の3人と一緒にリビングスペースで寛いでいると、とてもいい笑顔をしたシャヴィがそんな事を言いながら近づいてきた。

 

 

刃/「どうしたシャヴィ? ずいぶん嬉しそうな顔してるじゃないか」

 

 

奏/「シャヴィちゃん。どうしたの?」

 

 

李/「なに!?なに!? どったのシャヴィちゃん。まさか、宝くじでも当てた?」

 

 

結/「あらあら、珍しいですね。シャヴィちゃんがここまでテンション上げるなんて」

 

 

 俺達がシャヴィの方へ向き直りながらそう言うと――

 

 

ヴィ/「宝くじ云々は、置いといて――」

 

 

 李々嘩のボケにそう返しながら、シャヴィはここでスゥーっと一息おくと――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィ/「刃、この島に束が来るわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 笑顔でそう言い切る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刃/「………へっ?」

 

 

奏/「…………?」

 

 

李/「………what?」

 

 

結/「………え?」

 

 

 俺たち4人が揃ってポカーーンとしていると――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィ/「だ・か・ら、こ・の・し・ま・に・た・ば・ね・が・来・る・の!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ズズズっと顔を俺達に寄せながら言うシャヴィの言葉に――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「はあああぁぁぁぁぁ!?!?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~数分後~

 

 

 

 

 落ち着きを取り戻した俺は、これからの為の対応を開始する。

 

 

刃/「今はまだ、束と会う訳にはいかない。となると……なぁ、シャヴィ。束が島に上陸するまで何分ある?」

 

 

ヴィ/「遅くて30分、早くて15分ぐらいね」

 

 

刃/「どの方角から来てる?」

 

 

ヴィ/「少し警戒してるのかどうかはわからないけど、シルバーホワイト(Agw-000)の予測だと南西から北東側に回り込むようなルートよ」

 

 

刃/「わかった。CABCSCR(中央管理棟管制区画コントロールルーム)(キャブキャスクル)には、今誰が居る?」

 

 

ヴィ/「金剛四姉妹・ビスマルク・グラーフ・プリンツ・大淀・鹿島・暁四姉妹・白露・海風・江風よ」

 

 

刃/「現状で、ドアロックセキュリティのAP(管理者権限)(エーピー)は誰が持ってる?」

 

 

ヴィ/「刃と時雨だけよ」

 

 

刃/「ACK(アクセスコードキー)(エーシーケー)は?」

 

 

ヴィ/「これよ」

 

 

 そう言いながらシャヴィは、USBメモリの様なものをポケットから出す。

 

 

刃/「時雨、白露とSMRETS(指定型置換式転送システム)(サムリティス)だ。ドアロックセキュリティは、Level5で頼む。それと、ACK(アクセスコードキー)(エーシーケー)を忘れないようにな」

 

 

時/『了解、任されたよ。刃』

 

 

 そう言いながら、シャヴィからACK(アクセスコードキー)(エーシーケー)を受け取った時雨は、その場から姿を消した。そして――

 

 

白/『あれ? 誰か私とSMRETS(指定型置換式転送システム)(サムリティス)した?』

 

 

 時雨が消えると同時に、その場に現れた白露が首を傾げるのであった。

 

 

 

Side end

 

 

 

 

 

 

 

 




 今回の話で出て来た艦○れの子達は皆、作者の頭の中では私服姿です。もちろん、艤装もありません。
 艤装がアクセサリーの様になっている娘は、それに似ている普通のアクセサリーになっていると思ってください(例:金剛四姉妹の頭部艤装が普通のカチューシャになる)。
 これらの事については、あまり明記しない方向で行く予定です。ですので読者の皆様の数だけ私服姿があると思っていただければと思います。
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