ロリコンが銀髪褐色少女にTSするのは間違っているだろうか   作:へたペン

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※ジョジョとの関連性はありません。
あなた、疲れているのよ……。
よくあるテンプレ物語の幕開けです。


俺は男を止めるぞジョ(ry

 朝起きたら二つ結びのおさげ銀髪褐色ロリっ子になっていた。

 

 

 黄色い救急車がやってくる前に言っておく。

 俺は今、少女の香りをほんのちょっぴりだが体験した。

 体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが、ありのまま今起こった事を話すぜ。

 俺は成人した男性だったはずなのにいつの間にか少女になっていた。

 何を言っているのかわからねぇとは思うが、俺も何をされたのかわからなかった。

 頭がどうにかなりそうだった。

 催眠術だとか整形だとかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ。

 もっと甘い少女の香りを味わったぜ。ふぅ……。

 

 

 見知らぬ部屋の化粧台に移った自分の姿を見て、俺は『ポルナレフ』っていた。化粧台のサイズから俺のロリコンセンサーが察するに年齢は12歳ほど。身長は142cmと低めだ。なぜ目測142cmにも関わらず12歳だと断言できるかというと俺の鼻が少女の年齢をそう断言しているからだ。小学校高学年から中学生に反応する下半身のソナーは残念ながらなくなってしまったが鼻は正常に作動している。もしもこの至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーがそれを下回る年齢だった場合、俺のセンサーは愛でる対象へと変わる筈だ。実のところ10歳までは両方のラインに入るが、このロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーからは12歳の甘い香りが漂っているので間違いない。

 

 さて、自分が少女になった現実を理解できたわけだが、これは俗に言う転生や憑依と言った二次創作やライトノベルに起こり得る現象を俺は体験しているということだろうか。俺の体が変化したのならこのまま少女生活を満喫してもいいのだが、元々あった体に俺が憑依してしまった形であった場合元の体の持ち主に申し訳ない。少女の人生を台無しにするのは薄い本だけで充分である。イエスロリノータッチッ!!

 

 ☆ロリコンは『ダンケの心』を忘れてはならぬのだ☆

 

 状況収拾の為にもう一度化粧台の鏡で自分の体を確かめる。うん、可愛い。パーフェクトボディーだ。これなら『俺は(スーパー)ロリータだ』とドヤ顔で言える。って、そうじゃない。服装は俺が最後に来ていた長袖Tシャツだ。眠っていたベッドにはサイズが合わずにずり落ちてしまったトランクスが転がっている。つまり今の格好はダボダボの長袖Tシャツ一枚しか着ていない少女。ダボダボすぎるせいでずれて肩が見えてしまっている。

 裸だぼだぼシャツ。鎖骨。鎖骨。『ktkr』ッ!!

 

 だからそういうのは後でいい。

 

 少なくとも衣服は俺が使っていたもので間違いない。次に部屋だが、長年掃除していないのか埃だらけで床には俺が付けた小さな少女の足跡がくっきりと残っていた。小さな少女の足跡が、小さな(ry

 入口のドアはドアノブが外れ掛かっておりドアは半開きのまま放置。そこまでの道に足跡はなく埃が積もっている。自宅の鏡も汚かったので気にしなかった、というよりも体が少女化していたことに歓喜のあまり動揺して気にしているどころではなかったが、化粧台や鏡も埃まみれだ。ベッドのシーツは破れ、何か事件があったのか女の子の日があったのかどす黒い染みがしみ込んでいる。念の為に窓の埃も見てみるが埃は溜まりっぱなしで窓からも出入りした形跡がない。生活感のないこの部屋は完全な密室。つまり突然古びた部屋に俺が出現した、と見ていいだろう。

 俺がこの状況になった原因なんて思いつきもしないが、この至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーは俺のものとみて問題ない。

 

 父さん、母さん、俺は『魔法使い』になる前に少女になれたよッ!!

 

 産まれた時から共にいた下半身のロリセンサーを失ったことに寂しさを感じるが、真のロリコンな俺はロリコンゆえに少女に手を出せず『魔法使い』になることがほぼ確定していたので諦めもつく。後はロリの間は純潔を守り、あの頃は良かったと涙を流しながらも成長し、世界中の不幸なロリっ子達を一人でも多く救う為に真面目に働きながら貧乏な国への寄付をしよう。ロリっ子の成長を見守る為に孤児院を建てるのもいいかもしれない。多くのロリっ子達に幸せを与え、最後は泣かれながらも生と死の大切さを教えてあげる皆のお婆ちゃんに俺はなろう。

 

「あれ、お爺ちゃんがお婆ちゃんに変わっただけで俺の人生設計に変わりなくね? なんてこったいジーザス」

 

 だがこの至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーをもってすれば合法的に同い年のロリっ子達ときゃっきゃふふふ健全な遊びが出来る。一緒にお風呂に入れる。『やったねたえちゃん!(おいバカやめろ』

 

 

 

 そんなバカなことを脳内で考えていたのがいけなかったのか、俺は今まさに薄い本展開なピンチにさらされていた。

 俺のいたボロ屋を物色して、通貨らしき見たこともない金貨とボロボロの巾着袋を手に、まずはなくとも衣服を整えようと外に出たのが運のつきだった。

 そもそもなぜ俺はもっと慎重にならなかったのだろう。

 

 

 至高たるロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーを手に入れて浮かれていたからです。

 調子こいてすみませんでしたッ!!

 

 

「嬢ちゃん、こんなところでなにしてんだ?」

「そんな恰好をして『歓楽街』から逃げ出したのかい? いけない子にはお仕置きをしないといけないよなぁ」

 

 薄汚い衣服を着た中年男性二人に路地裏で捕まった。『私に酷いことする気でしょエロ同人みたいに!』と叫びたいところだが、これがロリっ子の可愛い悪戯っこならともかくとして、男にエロいことをされることを期待する趣味はない。妄想の中でならされる側でヤられたことはあっても、それは妄想の話であって実際問題ロリ化した体を男共の欲望に蹂躙されるとか耐えがたい苦痛でしかない。『何をするだァーッ!!』と全力で抵抗するが至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーは見た目通り貧弱で無駄な抵抗だ。

 一人に後ろから羽交い絞めにされて、もう一人が前からシャツをめくろうとしてくる。

 

 ああ神様仏様悪魔様。誰でもいいからヘルプミー。

 元男現至高たるロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーの俺は体に心も引っ張られているのかマジ泣き寸前だ。

 

 

「おやおや、ずいぶんと路地裏で楽しそうなことをやっているじゃないか」

 そんな心の叫びが天に届いたのか、この路地裏に人影が入って来てくれた。

 

 

 まず初めに目についたのは神父服だった。帽子、ローブ、ズボンと黒一色の服装。

 恐ろしいほど整った綺麗な顔立ちは中性的で美男美女どちらともとれるが、声の高さからおそらく女性だろう。

 神父服で男装した女性。もしくは声の高い美男子。少なくとも黒い十字架の首飾りが垂れ下がるその胸は女性だとしたら悲しいまでに平らである。

 背中まで伸びた長い後ろ髪を首元で一つに束ねていることから、胸が悲しい神父服で男装した背の高い女性と仮定しておこう。

 

 なぜかその胸が悲しい女性が『人ならざる者』だと俺の直感が告げていた。

 『アレ』には機関銃や戦車を用意したところで人間では敵わない本能が訴えかけてくる。

 逃げろ、逃げろ、逃げろ、本能がそう叫んでいるのに羽交い絞めにされていて逃げることが出来ない。いや、例え男達が居なかったとしても『恐怖』から足がすくんで俺は一歩も動くことは出来なかっただろう。

 

 

ソレ(、、)は僕に助けを求めた。つまりソレはもう僕のモノ(、、、、、、)だ。君達のその行為は【ニャルラトホテプ・ファミリア】に対する戦線布告と見ていいのかな?」

 

 

 それが発する声に『恐怖』を感じた男達が悲鳴を上げて逃げ出し、俺も『恐怖』に合ってられて力なく地面にへたり込んでしまった。

 どうやら心の声は天ではなく、届いてはいけない神様の元に届いてしまったらしい。

 

 眼の前の女性から感じるよくわからない『恐怖』に俺は失禁してしまった。

 しかし至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーで小は見栄え的にはセーフだろう。

 恐怖に震えながらも、そんなバカなことを考えて乾いた笑い()漏らしてしまう俺であった。

 

 

 ――――――俺の波乱万丈な銀髪褐色ロリ人生の始まりは

          英雄譚と掛け離れた【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】は

              そんなロクでもない一ページから始まったのだ――――――――

 

 




オリ主神ニャル様の登場と、へんてこ主人公がどんな人物なのかの紹介で第一話は〆ました。
脳をとろけきらせて書いている雑な物語ですが、こちらの物語も生暖かく見守って下さると幸いですよ。


  【ネタにまみれた用語解説】
『ポルナレフ』:ジョジョの奇妙な冒険のキャラクター。
        柱のような髪型だが『柱の男』ではない。

『ダンケの心』:ダンケとは感謝の言葉である。
        船を美少女擬人化したゲーム『艦隊これくしょん』の
        ドイツの潜水艦『U-511』あらため
        旧日本軍所属潜水艦『呂500』が
        元気よく『ダンケ』と言う台詞は可愛らしく
        一部提督(プレイしている人間)の心を鷲掴みにした。
        艦娘への感謝の気持ちを忘れてはならない。
        日々感謝を込めて『ダンケの正拳突き』をするのは提督達の日課である。
        がんばるー、がるるー。

『ktkr』:キタコレの略。可愛らしい幼女少女を見た時は鼻息を荒くしながら使いましょう。

『魔法使い』:『特技はイオナズンです』ではなく
       30歳の誕生日を向かえた童貞は魔法使いになれると信じられている。
       むしろ信じなければやっていけない。『現実は非常である』
       周りから見れば魔女と同じなので魔女狩りに合わないように注意しましょう。

『やったねたえちゃん』:エロ漫画『コロちゃん』に登場した台詞。
            とても鬼畜なえっちー本なので概要は乗せられないが
            あまりにむごい内容過ぎて
           「家族が増えるよ」⇒「やったねたえちゃん」の流れを見ると人は
           「おいバカやめろ」などの言葉をつい発してしまう。
           「大人の女はぬいぐるみなんかじゃなく"こいつ"で遊ぶんだよ」
           なんて言ってはいけない。少女は大切にッ!!

『何をするだァーッ!!』:ジョジョの奇妙な冒険第一部第一話の台詞。
            これからお世話になる家の長男が脱字をしたからといって
            彼が飼っている犬に暴力を振るわないようにしましょう。

『ニャルラトホテプ』:ラブクラフトのコズミックホラー小説『クトゥルフ神話』に登場。
           物語の中の『神話』である。
           宇宙卵理論や原人神話と違い、『世界のある理由』を考えたものではなく
           『俺の設定すげぇ』な『設定房』に近い。
           『クトゥルフ神話』とは著者が理想とするコズミックホラーなのだ。
           そんなラブクラフトの最大の誤算は
           ゴザルな時代から触手プレイを考えていた変態日本人による
           萌文化だろう。
           『這いよれ! ニャル子さん』可愛いです、はい。
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