ロリコンが銀髪褐色少女にTSするのは間違っているだろうか 作:へたペン
今回も【ステイタス】を更新するだけのお話です。
「ニャルえもん、どうしませう」
「『恩恵』を一点集中させたせいで怪我した挙句、パートナーをロリコンにしようとしたら自分が惚れられてしまったかもしれない、か。『きみはじつにばかだな』」
今日の出来事をニャル様に相談したらニヤつかれながらそう言われてしまった。
「いやね、鏡みてこの体が至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーだって十分知ってるんだけどさ。だけどほら、俺って元男じゃん? 俺が男に恋愛対象として見られるなんてお前ホモかよって感覚な訳よ。頭でわかっててもホモかよってなる訳よ。だけど俺も鏡に映った俺を『ダンケダンケ』したいと思う訳よ。となると俺と鏡の中の俺はカップリング成立じゃん? ロリっ子として見ても『NTR』かよってなるじゃない。ニャル様もわかるだろ、この気持ち」
「『きみはじつにばかだな』」
「二回言った! ニャル様二回も言ったっ! ひどぅい!」
「『大事なことなので2回言いました』」
このニャル様いつもながらノリノリである。
「君が『俺』という一人称を変えないせいで、女の子としての幸せを君が得ることが出来るかどうかルサルカが本気で不安がっていたからね。クラネル死……おっと、クラネル氏のことを伝えれば喜んでくれるだろう」
「俺の知らないところで俺の人生設計を勝手に決めようとしないでください。後、ベルのことなぜ今言い直したし。最初の漢字何を使った?」
「ん、deathの方だけど何か問題でもあるのかな?」
「この邪神隠す気がまるでない。まあ冗談は置いておいて、ルカの姐御がオレっ子否定派なのは知ってるけどさ。俺が今『俺』から『私』に変えてみろよ。どのタイミングで変えても、まるで俺がベルに心を許したような演出効果が出るじゃないか。そうなるとますます『アアァ---♂』なことになるんじゃね?」
「おめでとう。ルサルカも赤飯の失費は惜しまないさ」
「めでたくないし、炊かんでもいい」
「そうか。それは残念だね。クラネル氏のことを気遣って断り切れず押し倒される君の心境を考えると心躍るものがあったんだが非常に残念だよ」
ありそうで怖いから止めてもらいたい。至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーが大切で、恐れ多くてまだ一人で『ゆうべはおたのしみでしたね』をしていない身であるが、善良な子兎君を自分からたぶらかしておいて全力で抵抗、というのは元男としてあまりに可哀そうに思えてならない。
相思相愛だと思っていたロリっ子からOKサインを貰ったと思って『ルパンダイブ』した結果、本当はロリっ子にその気はなく、嫌な思いをさせてしまっただけだと知ったら俺なら首をくくりたくなる。なるが、俺の安い命では償いきれないので全人生を懸けてでもそのロリっ子に償いをするだろう。
異性として好きではないがベルにそんなものを背負わせたくはない。
ベルには真のロリコンになってもらいたいのだ。
「さて今日の更新結果だが、おめでとう【スキル】と【魔法】が生えたよ」
「え、マジで? ついに俺『かめはめ波』撃てるようになったの?」
「ふふふ、どうだろうね。撃てるかどうかは君の本質にもよるんじゃないかな?」
ニャル様が意味深なことを言いながら、【ステイタス】を書き写した紙を渡してくれる。
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桜咲なずな
所属:【ニャルラトホテプ・ファミリア】
種族:
職業:ロリコン
LV.1
力:I 14⇒18 耐久:I 17⇒46 器用:I 23⇒79
敏捷:I 8⇒9 魔力:I 0⇒30
《魔法》
【イジャキュレーション・マグナム】
・【
・炎属性
・
・フルチャージにより魔力強制解放
・詠唱式【
・蓄積式【もっと激しく。もっと強く】
・解放式【来たれ。来たれ。来たれ。我が内なる炎よ燃え上がれ】
【】
【】
《スキル》
【悟崩賢人ロリコン】
・悟りを崩すと小5ロリになる
・想いの丈たけにより効果向上
【
・損傷(ダメージ)を負う度、攻撃力が上昇する
・怒りの丈により効果上昇
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「【
「いや、ニャル様よ。そんなことよりもこの【魔法】何さ?」
「炎属性の【
「いやいやいやいや、色々可笑しいだろコレ。名前『射精マグナム』だよ? 動いたら強制チャージされて限界が来たら解放ってナニ解放するのさ!?」
「白濁液じゃないのかな? しかし詠唱文を見るとあれだね、入れたいのか入れられたいのか解釈に困ってしまうねぇ。君はどっちが良いんだい?」
「この至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーに自分のを入れたいです」
「正直でよろしい。君がそう思っているのなら
「なにその高度な一人『ゆうべはおたのしみでしたね』。あれなの、限界に達すると自分の中に出すの? これ冒険で役に立つの?」
「そんな効果だとしたら冒険では役に立たないだろうねぇ。役立たずだった心の一物の使いどころは出来たんだからもっと喜べばいいじゃないかな?」
「貴重なスロットの一つが一人『にゃんにゃん』用とか、なんだか泣けてくるんですけど」
『かめはめ波』は失敗するわ、ゴブリンから痛恨の一撃貰うわ、借金増えるわ、ベルに惚れられたかもしれないわ、『射精マグナム』でスロット一つが埋まるわで散々な一日である。
「ふふふ、そろそろ真面目な話をするとしようか。まずこの【魔法】はダンジョンの帰りにでも1階層で試し撃ちしておくといい。おそらくだが、ハイリスクハイリターンな【魔法】だと思う。詠唱文自体は普通の【魔法】だから問題ないだろう」
「ゴブリンの顔に白い液体を掛けるだけの【魔法】だったら?」
「『笑えばいいと思うよ』」
「『チクショーメ』」
「それと『恩恵』の制御も慣れるまでは使用を控えた方がいいね。どうやってそんな奇妙奇天烈なことが出来ているのかは知らないが、その制御方法は『気』というよりも『念』に近い。本来『恩恵』で保護してくれている個所のエネルギーまで使うと反動に耐えられずにボン、なんて愉快な死に方だってあり得る」
「何それ怖い。『念』って、『HUNTER×HUNTER』の奴?」
「『もうロリコンでなくてもいい覚悟』で『さいしょはRock』してくれると、僕は腹筋崩壊出来るんだがね」
「いやいやいやいや、俺はロリコンをやめないし、この至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーで『ボッ』っとか絶対に嫌だからっ!!」
髪が伸びるのはまだいいが、体格が『ビスケ』のようになるのは嫌だ。ロリのままで居てくださいお願いします。
「ってことは、俺は自由に【スキル】とか作れるのか?」
「『念』は例えで出しただけだからどうだろうねぇ。ただ、下界の人間の強い想いは『恩恵』と
【
「人を変態みたいに言うなし。俺は真のロリコンであって幼女少女を傷つけたりしないからっ! 相思相愛しかありえないからっ!!」
「ロリっ子になれたおかげで、『可能性に殺されるぞ』な一生童貞生活をせずにすんだようだね」
「魔法使い確定でも構わない覚悟と決意だったから、『大丈夫だ問題ない』。でもシルヴィたんときゃっきゃうふふ出来る今の人生は最高ですッ」
「『射精マグナム』で自給自足が出来る様になっておめでとう。『次にお前は『ありがとうっ! だけど【回復魔法】下さい』と言う』」
「ありがとうっ! だけど【回復魔法】下さ……ハッ!!」
色々あったが今日も無事に一日が終わった。
借金と『射精マグナム』が増えてしまったが明日は頑張ろう。
【イジャキュレーション・マグナム】でも横文字にするとカッコよく見える不思議。
ノーガード状態で攻撃を食らったことと、『恩恵の制御』の成功で【基本アビリティ】がずいぶん伸びております。
【ネタだらけの用語解説】
『きみはじつにばかだな』:漫画ドラえもんの短編に出て来るドラちゃんの台詞
割った電球はボールでごまかせないので注意しよう。
『NTR』:寝取られの略語。相思相愛のカップルもしくは夫婦の片方を
他人が性的に襲う、もしくは惚れさせて奪い去っていく行為のこと。
サラマンダーより、ずっとはやい!!
『大事なことなのでry』:ロリっ子最高。ロリっ子最高。ふぅ
『アアァ---♂』:┌(┌^o^)┐ホモォ...
もしくはノンケでも食べてしまう阿部さん。
ここでは尻を掘られる意味合いが強いが
ナズナは今褐色銀髪少女である。
『ゆうべはおたのしみでしたね』:勇者が攫われたお姫様を助け
お城に届けず宿に泊まった時に
宿屋の店主が言ってくれる言葉
暗転の間に何が起きたのかは
プレイヤーの想像に任せるが
2の主人公達はこの勇者とお姫様の子孫である。
『ルパンダイブ』:服を一瞬でするりと脱いでベッドへダイブッ!!
『念』:『HUNTER×HUNTER』の身体強化や特殊能力を使う時の単語。
細かく分類されており、非常にわかりやす。
『気』や『霊力』といった他の作品と違う一番の特徴は
契約と制約により自分で考えた必殺技を
『発』で作ることが出来るところだ。
例えば『念弾を発射する指を全て切り落とす』ことで
『念弾の威力を上げる』などの
自分で作ったルールを付けることで効果を向上させる
ことが出来るのだ。
『念獣以外の女性と振れると死ぬ』契約で
『至高のロリっ子』を作れないものですかねぇ。
『もうロリコンでなくてもいい覚悟』:『二度と念能力が使えなくてもいいという覚悟と決意』の
パロディ。
『さいしょはRock』:First comes Rock
最初に張られたのが英語だった為定着したゴンさん。
さん付けしろよ猫野郎ッ。ボッ
『ビスケ』:ビスケット=クルーガーのこと。
まさかのフィギュア化。おい、表出ろ。
『可能性の獣』:本来はユニコーンガンダムのこと
大本ユニコーンは処女大好きなので
作者は『けだもの』と読ませることがある。
『可能性に殺されるぞ』も
ユニコーンガンダムに登場する台詞である。
それを捨てるなんてとんでもない
『次にお前は~と言う』:ジョジョの奇妙な冒険第二部の台詞。
その台詞を相手が言ってしまいハッっとなる。
相手の言う台詞を先読みするくらいの観察眼に
ほれぼれとしましょう。