ロリコンが銀髪褐色少女にTSするのは間違っているだろうか 作:へたペン
文量が少なく何も考えてないのでまさかの連日投稿。
どうしてこうなった!
邪神に股間を丁寧にねちっこく拭かれた挙句に衣食を用意してもらった白髪褐色少女はこちらになります。
俺が拉致された先は複雑な迷路のように入り組んだ道を行った先にある教会だった。
そこに這いよる混沌ニャル様を名乗るニャル様にお姫様抱っこで運ばれた俺はそれはもう丁重に扱われた。
下着に加えてパーカーとショートパンツを用意してもらい、無駄に大きな大食堂で邪神と向き合い温かいクリームシチューを差し出されているのが今の現状だ。
あれだろうか。俺を肥やしてから生贄なり苗床なりに使うつもりなのだろうか。
半年ほど良い人ぶって『楽しかったぜ、お前との友達ごっこ』と絶望に叩き落としてくるのだろうか。
相手が相手なだけに俺の疑心暗鬼度は『L5並のウッディ』に達しそうである。
ニャルラトホテプ。『ランク4エクシーズモンスター』……ではなく、這い寄る混沌ことニャル様とは俺の知る限りでは会ってはならないおぞましい存在の一つだ。
架空の神話である『クトゥルフ神話』に登場する恐怖と混沌の邪神。その脅威を簡単に説明すると『関わった者を不幸にする程度の能力』だろう。
さすが萌文化日本と言ったところか、そんな恐ろしい邪神すら女体化させて萌化させてしまうのは見事なものだ。見事なものだが目の前のそれから感じられるのは『キボウ(狂気・暴挙・鬱)』だ。せっかく至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーが『脳と脊髄だけのヒロイン』に解体されてしまったらと思うと震えが止まらなくなる。
「あ、シチューおかわりで」
「具材に君を使っていいのなら用意しよう」
「『ごめんなさい、こんな時どんな顔をすればいいのかわからないの』」
「『笑えよベジータ』」
冗談を冗談で返してくれる感性を持っているのは救いか。
意外とお茶目なニャル様に苦笑しつつも先ほど食べたシチューの材料については考えないようにしておく。
「さて、君も落ち着いてきたことだし改めて自己紹介をしようか。僕はニャルラトホテプ。君達の言うところの神様さ。神様と言ってもこの地上では無力なものでね。気安くニャルと略すといい。君が望むのであれば『姉』『兄』『母』『父』『祖父』と望むままの在り方でいよう。だが『おばさん』や『ババア』など汚い呼び方をすれば、とても悲しいことに僕は君を出荷しなくてはならなくなる」
「肉屋に人肉を置くのはよくないと思うな、ニャルお姉ちゃん☆」
「媚びる物わかりがいい人間はお姉さん好きだぞ☆」
額に横ピースを当てながらキメ顔をするニャル様に『似合わない』なんて言おうものなら俺はヒキニク確定だろう。
何この邪神やっぱり超怖い。
「それで
「俺のソウルネームは桜咲なずなだ。人は俺をロリコンのなずなと呼ぶッ!」
「へぇ……なずなちゃんか。ずいぶんと女の子らしい名前だねぇ」
「『なずなが男の名前で何が悪いんだ! 俺は男だよー!』」
「
何だかニャル様が身震いしているが、ソウルネームなんて言ってはぐらかしたものの実際問題俺の名前は『桜咲なずな』という女性らしい名前を持つ男性だ。
なんでも両親は男女どちらが生まれてもロマンチックな名前にしたかったらしい。ぺんぺん草乙と言わざるおえない。
しかしそんな名前にもめげず俺はこうして立派なロリコンに育ち、今では至高のロ☆リ☆ボ☆デ☆ィーに至った。
これも自分の名を嫌わず好いた結果、色々あってロリコンになったおかげだろう。
お父さん、お母さん、俺は無事少女になれたよ!
「―――――という訳でヨグ=ソトースがいくつかの魂をこの地に迷いこませた訳さ。英雄でありながら人間を裏切った者、素質がないにも関わらず根源に挑んだ者、全てを成し終えたにも関わらず人間に裏切られた英雄。色々な魂を見て来たが、君のようにいたって普通の魂が原型を留め『門』を通過した例は初めてだ。ここまでで何か質問はあるかい?」
「まったく聞いてなかった。ニャル様もう一度プリーズ」
「ふふふ、防衛本能のようなものかな。まあ細かいことはどうでもいいんだ。今はロリコンである君が超越したロリコンであるがゆえに『門』を超えることが出来、君は☆大☆ダイ☆だい☆Die☆好き☆な少女になれた。僕がそれを祝福してあげている、という訳さ」
「つまるところ?」
「『可愛いは正義』であり、そんな可愛い君の衣食住を僕が提供してあげようということさ」
「おk。把握した」
ただいくら『可愛いは正義』とはいえ、邪神が見返りもなく人間の面倒を見るというのはイマイチピンとこない。
実はニャル様も訓練されたロリコンなのだろうか。それならすべてが合致する。
訓練されたロリコンなら無償で困ったロリっ子に手を差し伸べるのは当然のことなのだ。
「ふふふ、僕のことが信じられないか。これでも僕は君達人間のことを心の底から愛しているんだけどねぇ。人間がどう生まれどう歩みどう足掻きどう死ぬのか。それを観察するのが好きで僕は孤児院紛いの【ファミリア】をやっているのさ。なのに皆は僕の【ファミリア】のことを『墓場』扱いする。その噂のせいか教会前に赤子が捨てられていたことがあったね。勿論愛してあげたさ。育ててくれた恩だの何だのと可愛く健気に尽くしてくれてねぇ。短い時の間で勝手に破滅する人間だからこそ、破滅する間までの時間も愛おしいとは思わないかい?」
「ニャル様、貴方がロリコンの神だったか」
「よし君がRPGで探索はこまめにするのに会話は全く聞かないタイプの人間だということはよくわかった」
俺もニャル様がなんだかんだで悪い神ではないと何となくわかって来た。
真のロリコンに悪い奴はいないのだから間違いない。
「そういえば僕の【ファミリア】はダンジョン探索を主な収入源にしているんだけど、君は
「あー、リアルダンジョン探索は現代人の俺には辛いわ。こう血とか見るの嫌だしアルバイトで金稼いで寄付とか無理? ここが異世界ってことしか俺知らないけど、世話になりっぱなしはアレだしニートにならないようには頑張るからさ」
冒険という言葉に浪漫は感じても、出来ないことは出来ない。俺は場の空気に流されずNOと言える日本人なのだ。
ニャル様が同じロリコンで恩人だったとしてもこれだけは譲れない。
「そうか、残念だが無理強いはよくないから諦めるよ。まだ幼い幼女や君の☆大☆ダイ☆だい☆Die☆好き☆なロリっ子の代わりに
「ちょっと俺一狩り行ってくるわ」
その日、俺はニャル様の『けんぞくぅ!』として冒険者になった。
無事主人公は『恩恵』を授かりダンジョンに挑むことになったようです。
不定期更新および雑な文ですがご感想いただき感謝感激。
こんな全てにおいて気まぐれな作品ですが、追って下さると嬉しい限りですよ。
【ネタまみれの用語解説】
『L5』:雛見沢症候群LV5の末期症状に陥った主人公は『ウッディ』と魂の叫びと共に
ゲスを撲殺した。
過剰な疑心暗鬼に陥り友達の美少女だろうと『ウッディ』する恐ろしい症状である。
『エクシーズモンスター』:遊戯王の特殊召喚方法。
指定された同じレベルのモンスターを素材に
エクストラデッキから特殊召喚する。
こいつのおかげでグラビディーバインドやB地区は過去のもの。
『レベルを持たないならレベル0ではないのか!?』
『コンマイ語』は難しいので気をつけましょう。
『脳と脊髄だけのヒロイン』:マブラブのトラウマ。
『グロいだろ? これ、ヒロインなんだぜ?』
『ごめんなさい、こんな時どんな顔をすればいいのかわからないの』
不愛想な子がそう言ったら『笑えばいいと思うよ』と言いましょう。
『笑えよベジータ』:サイヤ人はいつも同じ失敗を繰り返す。
調子に乗ったら『こ☆の☆始☆末☆』
全員がそうなのでおそらくサイヤ人の血には
自信過剰で慢心する血が流れているに違いない。
『キボウ』:一部のRシューターが使う用語。
『Team R-TYPE』はいつでもテストパイロットを募集しております(ニコ
『可愛いは正義』:可愛いは正義。ジャスティスは可愛い。
可愛ければ許されることは多いんだよッ!
『ハム』:出ないレアアイテムを求めて淡々とクエストを回し続ける僕達は
まるで飽きずに滑車を回し続けるハムスターのようだ……。
よし、今日も『ハムろうぜっ☆』
『けんぞくぅ』:『グランブルファンタジー』のキャラクター『くぎゅ』……でなかった。
『ヴァンピィ』ちゃんが主人公のことをこう呼ぶ。
吸血鬼の長である『ヴァンピィ』ちゃんの『けんぞくぅ』になれることは
何よりも幸せ。
感謝を込めてベッドの上で『ダンケダンケしたいね☆』ふぅ