暗殺教室 刃を研ぎ澄ます者   作:獣王

3 / 8
なんだか結構主人公が空気っぽい


修学旅行の時間 二時間目

電車での移動も終わり、旅館についた椚ヶ丘中学校。

しかしここでもE組差別があり、A〜D組は立派なホテルだが、E組は小さなホテルだった。そのホテル内で。

 

殺せんせ「うぅぅぅ、」

 

殺せんせーの弱点:乗り物酔い

 

磯貝「殺せんせー大丈夫ですか?」

 

岡野「休んでたら?」

 

乗り物酔いしている殺せんせーを暗殺しようとしたが、酔った状態で避けられていた。

 

殺せんせ「いえ、先生これから東京に戻ります。枕を忘れたので・・・」

 

三村「あんだけの荷物で忘れ物したのかよ!?」

 

殺せんせー弱点:枕が変わると眠れない。

 

黒鉄「大丈夫か信乃?」

 

信乃「だい・・・じょう・・・ぶ・・・です。」

 

そう言いながらウトウトしている。雨竜は信乃を抱っこした。

 

黒鉄「始めての場所で疲れちゃったな。」

 

部屋に運ぼうとした時懐中時計を落とした。

 

潮田「黒鉄君、これ落としたよ。」

 

黒鉄「あ!ありがとう渚。」

 

潮田「珍しいね懐中時計だよね?」

 

黒鉄「ああ、大事な物なんだ。」

 

次の日、自由行動日。黒鉄もいる一斑は嵯峨野の保津峡でトロッコ列車に乗っていた。

 

殺せんせ「いやーこれだけ開放的だと流石に酔いませんね。」

 

信乃「兄さん、綺麗です・・・」

 

黒鉄「うん、景色もいいし、風も気持ちいいな。」

 

黒鉄は不意に他のメンバーを見た。旅行が始まる前に烏丸から言われた暗殺計画。各班の自由行動日に殺せんせーがそれぞれ一緒に回る為、スナイパーを配置するというもの。なので各班暗殺しやすいポイントを選んでいたのだ。一斑はここ、保津峡のトロッコ列車は一度景色を見る為停車するのだ。そこを狙撃ポイントにした。

 

倉橋「見て見て殺せんせー♪舟が下にいるよ♪」

 

殺せんせ「どれどれ?」

 

殺せんせーが下を覗き込んだその時がチャンスだ。誰にも気づかれず狙撃が行われた。

 

黒鉄「(どうだ?)」

 

結果は・・・・

 

殺せんせ「おや?八つ橋に小骨が?」

 

八つ橋でライフルの弾を止められた。

 

全「(なんでだ!?)」

 

一斑はそう思った。

結果は失敗に終わり、殺せんせーは次に班に向かった。トロッコ列車から降りた一斑は

 

木村「ちぇ!結局失敗か。」

 

岡崎「まさか八つ橋でブロックするなんてね。」

 

矢田「まぁ、殺せんせーらしいといえばらしいけど。」

 

前原「それじゃあここからは。」

 

磯貝「そうだな、普通に満喫するか。」

 

片岡「そうね。次の目的地に行きましょうか。」

 

倉橋「うんうん♪いこういこう♪」

 

着いた場所は

 

黒鉄「昼ご飯がぜんざいか・・・」

 

前原「いいじゃねぇーか。せっかく京都まで来たんだからよ。」

 

木村「というか、女子からの意見だけど。」

 

岡野「いいじゃないのよ」

 

矢田「というわけでぜんざい9人分お願いします。」

 

人数分のぜんぜいが届き、各々食べ始めた。信乃は初めて見る料理で不思議そうに見た後、一口食べた。すると目を大きく見開き、机を数回叩いた後、サムズアップした。

 

黒鉄「そうか、美味しかったんだな。」

 

「(美味しいリアクションだったのかよ!?)」

 

黒鉄「ゆっくり食べろよ。 」

 

信乃「はい・・・!!」

 

信乃は突然雨竜の影に隠れた。黒鉄も何かに気づいた。

 

倉橋「どうしたの?」

 

「あれれ?こんなところに俺たちと同じ修学旅行してる奴らがいるぜ?」

 

黒鉄達が食べている席に、学生服を来た他校の生徒が近づいてきた。

 

矢田「この人達新幹線に乗ってた。」

 

「しかも女子かなり可愛くねぇ?」

 

「どうよ俺達と?」

 

片岡「あのね!」

 

黒鉄「やめてくれ。連れが嫌がってる。」

 

「あ!?なんだお前?かっこつけてんじゃねぇーぞ!」

 

黒鉄「お互い修学旅行中だ。下手な騒ぎを起こして台無しにしたくないんだけど。」

 

「この!」

 

?「何やってるんだお前等?」

 

不良の後に入ってきた少年がいた。サングラスをつけているが鋭い眼光がわかり、タバコを咥え片手には酒なのか瓶を持って近づいてきた。

 

「狂夜!こいつがよ!」

 

狂夜「ああ?」

 

狂夜と名乗る少年は雨竜を見て。

 

狂夜「ふっ。悪いな、俺たちも修学旅行ではしゃいじまってよ。まぁ、詫びだ、飲んでくれや。」

 

狂夜は雨竜が飲み終わった湯のみに酒をついだ。

 

黒鉄「・・・・気持ちはありがたいが、俺は酒は・・・」

 

その瞬間狂夜は持っていた瓶で黒鉄の頭を殴った。

 

倉橋「きゃあああ!」

 

磯貝「黒鉄!!」

 

狂夜「何すぐに信用してんだよ馬鹿が!」

 

前原「この!」

 

狂夜「いいぜ!やろうぜ!」

 

しかし雨竜が前原の腕を掴んだ。

 

前原「黒鉄?」

 

黒鉄「大丈夫だよ、彼の手が滑っただけだから。」

 

岡野「何言ってるのよ!今絶対わざとやったよ!」

 

黒鉄「大丈夫だから。」

 

頭から少し血を流しながら雨竜は笑顔でそう告げた。

 

狂夜「てめー・・・」

 

狂夜は雨竜の顔に唾を吐いて出口に歩いて行った。

 

狂夜「興ざめだ。行くぞお前等。」

 

「おい!狂夜」

 

「バイバイ弱虫さん♪」

 

不良達も去って行った。そしてすぐに桃花がハンカチを持って雨竜の傷を見た。

 

矢田「大丈夫黒鉄君!?」

 

黒鉄「ありがとう。大丈夫だから。ハンカチが汚れるかいいよ。」

 

矢田「いいの!」

 

黒鉄「でも・・・」

 

矢田「い!い!の!」

 

黒鉄「・・・・はい」

 

前原「なんなんだあいつは!?」

 

片岡「あの制服は確か凶星学園の制服よね。」

 

磯貝「あの不良が多いって学校か。見たところあいつがリーダーみたいだったけど。」

 

倉橋「なんだか怖かった。」

 

岡野「ていうか何で黙って帰したの!?悔しい!!」

 

そこで信乃がひなたの裾を引っ張った。

 

岡野「信乃ちゃん?」

 

信乃「兄さんは・・・わざと避けなかったんです。」

 

矢田「! なんでそんなことしたの!?」

 

黒鉄「下手によけるとあいつを刺激しかねない。」

 

木村「喧嘩して女子を連れて行かれてたかもな。」

 

黒鉄「いや、多分それはない。」

 

前原「どういうことだよ?」

 

黒鉄「あの狂夜って奴、おそらくは俺達と戦いたかったんだと思う。とにかく口実が欲しかったんだと思う。下手に喧嘩してせっかくの修学旅行を台無しにしたくない。」

 

岡野「そうなんだ・・・ごめん、私一人で怒っちゃって。」

 

黒鉄「いいよ。それに・・・」

 

倉橋「それに?」

 

黒鉄「いや、なんでもない。それより店を出よう。変に思われ始めてる。」

 

あれだけの騒ぎで周りの客達ももちろんざわつきだしてる。このままいると何をされるかわからない。

 

磯貝「そうだな。皆行こう。」

 

全員が店を出ようとした時雨竜に一言一言言ってきた。

 

磯貝「ありがとうな。皆の為に体張ってくれて。」

 

片岡「でも自分のこともちゃんと考えてね。」

 

前原「今度は俺が体張ってやるからさ。」

 

木村「お前結構いいやつだな。」

 

岡野「その・・・ありがとう。」

 

倉橋「黒ちゃんも楽しもう♪」

 

黒鉄「黒ちゃんはやめて、何処かの芸人みたいになる。」

 

矢田「ありがとう、守ってくれて。」

 

黒鉄「いや、こっちもハンカチありがとう。ごめん、汚しちゃって。」

 

矢田「大丈夫、それに・・・・」

 

桃花が雨竜の耳元で

 

矢田「ちょっと、かっこよかったよ♪ 行こう信乃ちゃん。」

 

桃花が信乃の手を掴んで歩いて行った後、雨竜はその場に立ち尽くし、突然顔を真っ赤にして倒れた。

 

磯貝「黒鉄!?どうしたんだ!?」

 

前原「ありゃりゃ」

 

 

 

 

 




最後に矢田との絡みが欲しかったので
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。