自由行動が終わり旅館に戻ってきた一斑。旅館に入ると烏丸がいた。
磯貝「烏丸先生、第一斑全員戻りました。」
烏丸「ああ。何事もなく何よりだ。」
片岡「他の皆は?」
烏丸「君たち以外だと、四班だけだ。ん?黒鉄君、額はどうかしたのか?」
黒鉄「! なんでもないです。大丈夫です・・・・」
そこに四班と殺せんせーが戻ってきた。
倉橋「あ!帰ってきた。」
磯貝「おかえり、ん?どうした?なんか疲れてないか?」
杉野「ちょっとトラブルがあってさ。おかげでうまく回れなくてさ。」
茅野「まぁまぁ、皆無事だったんだしよかったじゃない。」
奥田「殺せんせーが助けてくれましたし。」
殺せんせー「いえいえ、当然な事を・・・にゅや!?黒鉄君どうしたんですか!?一体何があったんです!?せんせーがいけないんですか!?せんせーはどうしたらいいんですか!?」
殺せんせーの弱点:生徒に何かあったら自分のせいだと思う。
黒鉄「大丈夫ですから、妙なドロドロをかけないでください。」
赤羽「そっちも何かあったわけ?」
前原「変な奴らに絡まれてさ、黒鉄がかばってくれなかったら喧嘩ものだったよ。」
杉野「こっちは高校生に絡まれてさ。無駄に疲れたぜ。」
磯貝「とりあえず荷物を置いて行こうぜ。他の皆も待ってる。」
一行が部屋に戻る時、黒鉄が烏丸を呼び止めた。
黒鉄「烏丸先生。」
烏丸「ん?どうした?」
黒鉄「実は頼みたいことがあるんですが。用意して欲しい武器があるんですが。」
烏丸「武器?今ある装備以外にか?」
黒鉄「はい、できればあのナイフの日本刀バージョンを作って欲しいです。」
烏丸「日本刀?暗殺には不向きのような気がするが・・・」
黒鉄「お願いします。」
雨竜は真剣な顔で頼んだ。
烏丸「・・・・わかった。準備させよう。旅行から帰ったら支給する。」
黒鉄「ありがとうございます。」
烏丸「とにかく、今は楽しむことだ。」
黒鉄「はい。」
その後黒鉄は部屋に向かう途中の廊下で、矢田と信乃が待っていた。
黒鉄「信乃。ごめん矢田さん、ちょっと烏丸先生に用があって。」
矢田「ううんいいよ。それよりこっちに来て。」
黒鉄「?」
矢田はロビーで借りて来たのか、救急箱を持って雨竜の傷を治療し始めた。
黒鉄「////や・・・矢田さん!?///」
矢田「血は止まってるけど、手当てしないと後が残っちゃうから。気絶しないでね。」
黒鉄「////ど・・・努力します///」
矢田「これで良しと。もういいよ。」
黒鉄「ありがとう。手慣れてるね。」
矢田「弟がちょっと体が弱くてね、よく怪我してたの。」
黒鉄「へー、弟がいるんだ?」
矢田「うん、信乃ちゃんよりも少し上くらいかな。体が弱くてよく学校を休んでるの。だからそういう時は看病してあげてるの。だから信乃ちゃんを大事にする黒鉄君の気持ちも少しはわかるかなって。」
黒鉄「もしかしてE組に落ちた理由って?」
矢田「うん、弟の看病でテストを休んじゃった。でも後悔はないよ、家族を見捨てるくらいなら落ちた方がまし、それに今のE組は大好きだしね。」
黒鉄「すごいね、矢田さん。俺は、後悔してばかりだ。」
矢田「ん?何?」
黒鉄「なんでもない、行こう。」
雨竜は信乃の手を引いて歩き出した。矢田は少し疑問に思い後を追いかけた。
その後食事を取り入浴などを終わらせそれぞれが大部屋でだべることになった。その前に。
黒鉄「それじゃあ信乃をよろしく、矢田さん。」
矢田「うん、安心して。しっかりと見ておくからね。」
黒鉄「迷惑かけちゃダメだからな。信乃。」
信乃「はい、兄さん・・・おやすみ・・・なさい」
黒鉄は男子の大部屋に矢田と信乃は女子の大部屋に向かった。黒鉄が部屋に向かっている途中で。
赤羽「あれ?黒鉄じゃん。今から部屋に戻るとこ?」
黒鉄「カルマ、お前もか?」
赤羽「うん。なんかだべってるみたいだけど。」
二人が部屋に入ると一箇所に集まって何かを集計しているみたいだ。
赤羽「へーなんか面白そうなことしてんじゃん。」
黒鉄「何を書いてるんだ?」
黒鉄が見てみると、そこには女子達の名前と投票数が書いていた。
黒鉄「こ・・・これって?」
前原「おお、ちょうどいい。お前等気になる女子いる?」
黒鉄「き・・・気になる女子!?」
赤羽「うーん、俺は奥田さんかな?」
三村「言うのかよ。」
前原「意外だな、何で?」
赤羽「だって彼女クロノホルルとか怪しい薬とか作れそうじゃん、俺のイタズラの幅が広がるんだよね。」
三村「絶対くっつけたくない二人だな。」
杉野「それで黒鉄は?」
岡島「おいおい、女が苦手な黒鉄に片想いなんてあるわけねぇだろ。」
前原「まぁ、難しいわな。」
潮田「はは、あれ?黒鉄君?」
黒鉄は顔を赤くしながらうつむいている。
前原「この反応は・・・まさかお前?」
磯貝「いるのか?」
黒鉄「/////」
前原「おお!話せよ〜?」
黒鉄「お・・・俺は/// ん!」
磯貝「どうした?」
黒鉄が見る方にいたのは、ドアの隙間から今までのデーターを盗み見見ていた殺せんせーがいた。そしてゆっくりと襖を閉めた。
三村「メモって逃げたぞ!」
磯貝「捕まえて殺すんだ!」
殺せんせ「ヌルフフフ。先生のスピードはこういう情報を得る為にあるんです。」
一方女子でもそんな話をしていた。
片岡「気になる男子?」
中村「そ!こういう所で話すことといえば恋バナでしょ♪」
倉橋「はーい♪私は烏丸先生が好き♪」
中村「はいはい、そんなの皆同じでしょう?クラスの男子でって話しよ。」
倉橋「え〜。」
中村「うちのクラスでまともなのは磯貝と前原くらい?」
片岡「そうかな?」
中村「まぁ前原はたらしとして、磯貝は有力物件でしょ?」
矢田「顔だけだったらカルマ君と、後最近じゃあ黒鉄君もかっこいいよね。」
岡野「まぁカルマの場合性格が良ければね。」
「そうだねー。」
奥田「でも普段はおとなしいですし。」
速水「野生動物か。」
矢田「だったら黒鉄君は?結構優しいし。」
信乃「コクコク」
中村「おや〜?随分と推しますね?どういうことなのかな〜?」
矢田「え〜そんなんじゃないよ〜」
信乃「違うんですか?」
そこにイリーナが入ってきた。
イリーナ「あんた達、そろそろ就寝時間だから。静かに話しなさいよ。」
岡野「寝ろっては言わないの?」
イリーナ「どうせ夜通しで話すんでしょ?ほどほどにしなさいよ。」
倉橋「あ!先生だけお酒飲んでる!」
イリーナ「当たり前でしょ、大人なんだから。」
矢田「だったらビッチ先生の恋バナ聞かせてよ。」
倉橋「授業よりもいい話聞けそう。」
イリーナ「なんだとこら!?」
「ええ!?ビッチ先生ハタチ!?」
中村「意外。」
岡野「毒蛾みたいなキャラみたいだからもっと上だと思った。」
イリーナ「そう、人生は毒蛾のような・・・誰だ毒蛾って言ったやつ!?」
原「ツッコミが遅いよ。」
イリーナ「いい?女の賞味期限は短いの、あんた達は平和に生まれたんだから、ゆっくりと女を磨きなさい。」
岡野「ビッチ先生がまともなこと言ってる。」
中村「何か生意気。」
イリーナ「ざけんなガキども!?」
矢田「だったらビッチ先生が落としてきた男の話してよ。」
倉橋「聞きたい聞きたい♪」
イリーナ「いいわよ。子供には刺激が強いかもしれないわね、あれは私が17の時・・・っておいそこ!?勝手に忍び込むな女の園に!?」
ちゃっかりと殺せんせーがいた。
殺せんせ「いいじゃないですか、せんせーも恋バナ聞きたいです。」
原「そういう殺せんせーはどうなの?」
中村「そうだよ、私達だけはずるいよ」
岡野「巨乳好きなんだから片想いくらいあるでしょう?」
それを聞きまずいと思った殺せんせーは逃げた。
イリーナ「逃げた!捕まえて、吐かせて、殺すのよ!」
矢田も立ち上がろうとしたら何かが体にもたれかかってきた。
矢田「! 信乃ちゃん?」
信乃が矢田にもたれ掛かって寝ていた。
黒鉄「疲れちゃって寝ちゃったね。」
矢田「! 黒鉄君!?なんでここに?」
黒鉄「俺たちも殺せんせーを追ってたら女子と合流してね。矢田さんがいなかったら信乃と一緒だと思って。」
矢田「そうなんだ。眠っちゃったよ。」
黒鉄「信乃もだいぶ俺意外にも慣れてきたね。特に矢田さんに。」
矢田「それはうれしいかな。妹ができたみたいで。」
黒鉄「修学旅行も終わりか・・・」
矢田「来てよかったでしょう?」
黒鉄「うん、皆には感謝してるよ。だから俺も積極的に頑張るよ。」
矢田「期待してるよ〜?」
黒鉄「う、うん。」
こうして修学旅行は終わりを迎える。新たな思いを抱き、暗殺教室に戻っていく。
なんだか主人公があまり目立っていない。