20時頃に見られた方は残りの文のご確認を
7話は他者視点です。会話中心なのでキャラでカッコを分けています
ハルヒロ→「」
マナト→『』
時系列は6話中のお話です
短いですがどうぞ~
ハルヒロside
トイレに行きたくなり目が覚めた
「あれ・・・?マナト?」
さっさと済ませて寝床に戻る際にマナトがいないことに気付いた。借宿内を探すがいない。庭に出るとちょうど外から帰ってくるマナトを見つけた
「マナトどこか・・・」
マナトからアルコールの匂いがする
「もしかして・・・飲んでる?」
『うん・・・』
マナトは肯定した
「なんか意外」
『そお?』
立ち話も何だから俺達2人は外に設置してある炊事場に移動した。かまどにに火を入れ汲み置きしていた水を沸かす
「俺も連れてってくれてもよかったのに・・・」
『飲めるの?』
「あ~わかんない」
酒はどうだろう?飲んだ記憶もない。当然か
『最初にみんなで情報収集した通りにシェリーの酒場っていう義勇兵の溜まり場があるんだ。そこで情報収集』
俺達が寝てる時もマナトはみんなのために動いてくれる
ゴブリンも満足に倒せなくて収入も火の車なのに・・・酒代を出すのもキツイはずなのに・・・
『結構平気だった。飲んだ時嫌な感じがなかったし。多分昔飲んでた・・・』
マナトはかまどの火を眺めてる
『割りとすぐ慣れるもんだね・・・こういう生活・・・』
「え・・・」
『初めは火を起こすのも大変だったし、水を沸かすのを忘れて飲んだり・・・』
確かに最初は大変だった。どんなに回してもつかない火、沸かすことを知らずに水を飲んでお腹を壊したり・・・寝床が藁だったのがきつかった・・・もう慣れたけど・・・
お湯をコップに注ぎマナトに渡した
「なんかごめん・・・マナトにばっかり苦労かけて」
『場所を変えてみようかと思って、今の所は見つけても複数だから』
マナトが話題を変えるかのように言った
『北門から北東にダムローって街があったみたいで今はゴブリンの住みかになってる』
「大丈夫なのそこ?」
『北部はホブゴブリンや強いゴブリンが出るらしいけど南部の旧市街はその群れからはぐれたゴブリンが住んでいるんだって。そこに行けば今みたいにゴブリンが見つからずに帰ることもないんじゃないかと思って』
確かに最近はゴブリンを見つけても大人数で手が出せない場合が多い
「でも逆に襲われない?」
『旧市街だし、森より隠れられる場所が多いし大丈夫だと思うよ』
その後は俺が入った盗賊ギルドやマナトの神官ギルドの話をした
『そういえば・・・あの子どうしたのかな?』
「えっ」
『ギルドの訓練が終わったら戻るって言ってた。ギルドの訓練が終わって20日以上・・・もう戻ってると思う』
そういえばみんなでギルドに入る話をした時に他の街の魔法使いギルドかどこかにスカウトされたとか言っていた気がする
「今の俺たちを見て呆れて他の所に入ったとか?」
『そんなことをする子じゃないと思う』
どちらにせよ帰ってるのなら早く顔を出せばいいのに・・・
『あとネクロマンサーが来たみたい』
「何それ怖い」
『ちゃんとしたクラスみたい。別の街のギルドから派遣されたみたいだよ』
「意外にあの子だったりして」
『覚えるのに数ゴールドする死者蘇生を使えるから違うと思う』
「ゴールドかぁ。今の俺達には無縁の話だなぁ。で、死者蘇生って」
『どうも死んだ人を甦らせることができるみたい』
「神官はできないの?」
『できない』
「すごいね」
『うん・・・シェリーの酒場の反対方向のフリーダの酒場でよく見かけて珍しくてみんな見に行ってるみたい』
「今度俺らも行く?」
マナトは笑う
『機会があれば』
ハルヒロside end
1人辺り31シルバーって5人で1ゴールド55シルバーも稼いでいるのか・・・