今回は九話!
ことりのメイド姿は言葉に表現できないくらいかわいいですよね!
あと三人の幼なじみの仲の良さがでてて
あんなかわいい幼なじみがほしいです!
穂乃果ちゃんに大変なことに振り回されてみたり、
ことりちゃんに裁縫教えてもらったり、
海未ちゃんと説教されたり…
…おっと妄想は
これくらいにして…
Twitterやってます!→@shintaro0605
では本編に…どうぞ!
九話 未来と過去
放課後廊下
部室へ向かおうとする慎は真姫とにこと合流し部室へと向かった。
「この間のオープンキャンパスのアンケートの結果が出たんだけど…」
慎が二人に紙を見せる。
「なになに?『先日開かれたオープンキャンパスの結果で中学生の入学希望者が予想を上回る結果となったため、廃校の決定はもう少し様子をみてから決めることにします』…これって…」
にこが用紙を読み慎に聞く。
「はい!つまり私たちのダンスを見に来てくれた人が興味をもってくれたってことです!」
「すごいことよね…」
まきが感心する。
「あ!それってやっぱりにこの魅力にやっと気づいたってこと~?もうみんな気づくの遅すぎニコ!」
にこがアイドル口調になり、言う。
「はいはい…」
真姫がにこを軽く受け流すと部室の方向から
ことりが走ってきた。
「ごめんまた明日!」
ことりはそういって廊下を走っていった。
「ことりちゃん…何かあったのかな?」
慎が疑問に思っていると
「あの子…なんだか最近早く帰るわよね…」
にこが言う。
話していているうちに部室についた。
そこには絵里と希のすがたもあり、ことり以外のメンバーが全員集まっていた。
「あ、慎ちゃん!、真姫ちゃん!、にこ先輩!」
穂乃果が三人に気づく。
「見てください!部室がひろくなりましたよ!」
花陽が嬉しそうに言う。
「ほんとだ!すごい」
慎が嬉しそうに言う。
「それじゃ練習始めよか!」
希がそういうと広くなった部室で着替えを始めた。
「それじゃ私トイレに…」
慎がトイレにいこうとする。
「あなたいっつも練習前にトイレにいくわね…」
にこが慎を疑う。
「いや…これは…」
(女子の着替えている姿なんてみれるわけねえだろ…)
「練習に集中するためにいくんです!」
慎が言い訳する。
「あ~!練習前のルーティンってやつニコね!練習前にそれは大事なことニコ!どんな風に集中してるの?教えてほしいニコ!」
にこがアイドル口調になり、慎に聞く。
「ほ、ほらにこっち!練習に遅れるよ!」
「そ、そうよ!ほら早く着替えて!」
希と真姫が慌ててフォローする。
にこははーいと返事をして広い部室に入っていった。
「ほらあなたも行ってきなさいよ…トイレ…」
真姫が慎を追い出そうとする。
「う、うん…ありがとう…助かった…」
慎は真姫に小声で言うと部室からでてトイレへ向かった。
そして屋上
練習着に着替えた慎はいつものように最後に到着した。
「ごめん!ごめん!お待たせ!」
慎がそういいながらドアを勢いよく開ける。
すると穂乃果と凛が寝そべりパソコンを見ていた。
「何見てるの?」
慎が穂乃果と凛に声をかけパソコンを覗く。
「ご、五十位!?」
慎が驚く!
「ええ!この前のオープンキャンパスのおかげもあって…前よりランクが上がったみたいね!」
絵里が嬉しそうに答える。
「それだけじゃないと思いますよ!この前絵里先輩と希先輩のメンバー紹介の動画を投稿して…それで女性ファンもついたみたいです!」
慎がそういうと
「確かに…背も高いし美人だし…何より大人っぽい!さすが三年生!」
穂乃果が絵里を見る。
「や、やめてよ…」
絵里が顔を赤くし目をそらす。
「慎ちゃんの部活動紹介の動画も再生回数高いよね!」
「え?」
穂乃果がそういうと慎が驚く。
「ほら見てコメントも…」
『この子かわいくね?』
『投げキッスしてくれ!』
『ぜひウチのマネージャーに!』
コメント欄を慎が見ると
「こんなことになってるんだ…」
慎が苦笑いする。
(もう俺…女として生きてったほうがいいんじゃないのか…?)
慎は深いため息をついた。
そして練習後
練習を終えた九人はにこに連れられアキバの街に向かった。
「ほらみんなこれきて!サングラスも!マスクも」
にこに言われるまま八人は分厚い服とサングラスとマスクをつけた。
「いい?有名なアイドルになってきている以上!私たちは身なりの服装にも注意して歩くこと!わかった!?」
にこが言うと
「これどっからもってきたの?」
「あ、暑い…」
「ばかばかしい!」
他の八人が文句を言う。
「すごーい!!」
後ろで花陽が大きな声を出す。
「うわあああ~!かよちんこれA-RISEの!」
凛が花陽に言う。
花陽はうなずき目をキラキラさせている。
「ここは?」
「近くに住んでるのにしらないの!?」
にこが穂乃果に言う。
「ここは最近できたスクールアイドル専用のショップよまだアキバに数件あるくらいだけど…」
「へえーすごいね…」
慎が感心する。
「みてみてこの缶バッジの子かわいいよ!」
凛が缶バッジを見せる。
「それ…花陽ちゃんだよ!」
穂乃果が缶バッジになっている花陽に指をさす。
「えええ~~~!?」
凛が驚きもう一度缶バッジをみる。
「あ、みて!」
慎が指さす先には
「う、うううう海未ちゃん!こここ、これ私たちだよ!」
穂乃果が慌てる。
そこにはμ’sのグッズがずらりと並んでいた。
「おおおお、落ち着きなさい!」
海未も慌てながら穂乃果を注意する。
「う~!どきなさい!」
グッズに集まる八人を押しのけにこがグッズを見る
「こうやって注目されてるのがわかると勇気づけられますよね!」
「そうだね!」
海未が言うと慎がうなずく。
「あれ?なんだろ…これ…?」
穂乃果が一枚の写真を見つける。
「ことりちゃん…?」
慎も写真に気づく。
すると
「すみません!」
と外から聞き覚えのあるこえがする。
九人は外を見る。
「すいませんここに写真が…私の生写真があるって聞いて…あれはダメなんです!今すぐなくしてください!」
「ことりちゃん…?」
穂乃果が声をかけると
メイド姿の女性は
「ひゃ!?」
と驚く。
「ことり…なにしてるんですか…?」
海未が続けて固まったままの女性に声をかける。
「ことり!?ホワット!?ドナタデイスカ?」
ガチャガチャのふたで目を隠し英語っぽくしゃべる。
「外国人!?」
凛が大げさなリアクションをとる。
「ことりちゃん…だよね?」
穂乃果が確認する。
「チガイマス!ソレデハゴキゲンヨウ…ヨキニハカラエ…ミナノシュウ…」
メイド姿の女はそろそろとその場を離れ
「さらば!」
というと逃げるように走り出した。
「待って!ことりちゃん!」
穂乃果と海未が追いかける。
続けて他の七人が追いかけた。
「待って~!私そんな走れないよ~!」
慎がおいていかれる。
「もうしょうがないわね…」
真姫は慎と並び、ゆっくりと歩き出した。
「す、すまん…」
慎が男口調で真姫に謝る。
「いいわよ…別に…後で連絡とればいいんだし…」
「それじゃこれからどうする?どっか行くか?」
「とりあえず連絡をいれときましょ」
「そ、そうだな…」
慎は携帯を取り出し連絡をいれた。
その後また二人は歩き出した。
「真姫…ちょっと相談があるんだが…」
慎が話を切り出す。
「今俺たちは人気があるスクールアイドルになっている…確実に有名になりつつある…だが…」
慎は話を続けた。
「今のままではダメな気がするんだ…」
「何が?」
真姫が慎に聞く。
「今は絵里先輩と希先輩が入って勢いづいたμ’sだが…今後のことを考えるとこのままではダメなんだ…」
「だから考えたんだが…」
「ユニットを作ってみないか?」
「ユニット?」
真姫が言う。
「そうだ。これはあとでみんなにも話すつもりだ。メンバーと名前は希先輩につけてもらってことりちゃんに衣装作成、海未ちゃんに作詞、真姫は作曲。俺は全体のサポートって感じだ。」
「前より忙しくなるかもしれないが…これくらいしないと…もし廃校は免れることはできてもラブライブには…」
「なるほど…そういうことね…」
真姫が考え込む。
「ラブライブに出場できればお前の夢…お前の音楽をもっと世界に届けることができると思うんだ…これから大変になるとは思うが頑張ってみないか?」
慎がそういうと
「…うん!いいと思うわ!」
真姫がうなずく。
「そうか…よし!後でみんなに相談してみよう!」
慎が少し歩きだすと
「慎!」
立ち止まる真姫が慎に声をかける。
「私のために…ありがと…」
顔を少し赤くさせ真姫はニコと笑顔でお礼を言った。
「さあ行きましょ!」
真姫は照れているのを隠すように歩き出し慎を追い越していった。
すると
ピロリン♪
メールが届いた。
ウチやで~!
ユニットか…ウチは賛成やで~!
名前とメンバーはウチのスピリチュアルパワーに
任しとき!
あ、あとことりちゃん見つかったで~
場所はここやで
ほな!(-ω-)/
最後に位置情報が送られてきた。
(あの人マジで俺に発信機でもつけてんのか…?)
希を頼もしくも恐ろしく思う慎であった。
メイド喫茶
慎と真姫は位置情報にあるメイド喫茶に入った。
すると
「それじゃ…あの部室に飾ってあるサインって…」
にこの声が聞こえる。
先に到着していた七人はことりを囲むように座っていた。
「はい…あれ…私のサインです…」
ことりが恥ずかしそうに答える。
「ええ!?」
七人が驚く。
「あ、慎ちゃん…」
ことりが慎に気づく。
「ごめんね今まで黙ってて…」
ことりは謝ると話を続けた。
「自分を変えたいなと思って…私…穂乃果ちゃんにみんなを引っ張っていく力もないし…海未ちゃんみたいにしっかりもしてない…」
「そんなことないです!衣装もことりが作ってくれているじゃないですか」
海未が言う。
「ううん…私はただ二人についていってるだけだよ…」
「ごめん…今日は私仕事があるから…」
「わかった!また今度遊びにくるね!」
穂乃果がそういうとことり以外の九人メイド喫茶を後にした。
その後九人はそれぞれの家へと向かった。
帰り道、真姫と慎はユニットことについて話した後それぞれの家に帰った。
そして次の日の放課後
ことりが一人教室に真剣な表情で座っている。
教室にドアから覗くように慎と穂乃果と海未はことりを見守った。
するとことりが
「チョコレートパフェ…おいしい…!生地がパリパリのクレープ…食べたい…
はちわれの猫…かわいい…五本指ソックス…気持ちいい…」
「あれって歌詞なのかな?」
慎が穂乃果と海未に聞く。
「おそらく…ことりは歌詞作りは初めてですから…ちょっと難しいようですね…」
海未が答える。
「でも本当に急だよね…アキバでライブなんて…」
慎が言う。
「そうだね…でもあそこはアイドルファンの聖地であそこでいいパフォーマンスができればいいアピールなるって絵里先輩もいってたし…」
穂乃果が言う。
「今回はアキバのことをよく知っていることりが適任だと思うんですが…」
海未が言う。
すると
「ふっわふっわしたものかわいいな!はい!後はマカロンたくさん並べたら?カラフルで幸せ♪」
盆踊りのようなリズムでことりが作詞を始める。
「やっぱり無理だよ~!」
ことりがおおきな声をだす。
それから数日間三人はことりのようすを見ることにした。
だか変わった様子はなく作詞は進んでいなかった。
しびれを切らした穂乃果が
「ことりちゃん!こうなったら一緒に考えよ!とっておきの方法で!」
「え?それって…?」
慎は嫌な予感を感じた。
メイド喫茶
「おかえりなさいませ!ご主人様♡」
「おかえりなさいませ!ご主人様♡」
「おかえりなさいませ…ご主人様…」
ことりに続き、穂乃果、海未がメイドのあいさつをする。
「もうなんで慎ちゃんやらないの!?」
穂乃果が怒る。
「だってこんなカッコ…」
四人はメイド服に着替えメイドのあいさつの練習をしていた。
「私もやったのにずるいですよ!慎!ちゃんとやってください!」
「わ、わかったよ…」
慎はしぶしぶうなずいた。
「ほら!お客様がきたよ!慎ちゃん頑張って!」
「なんで私だけ実践!?」
(しょうがない…やるしかねえ…)
「おかえりなさいませ!ご主人様!」
すると
「慎…?」
「あ…」
入ってきたのは真姫だった。
真姫に続いて希、絵里、にこ、花陽、凛が入ってきた。
「いや…これはその…」
慎が顔を赤くし言い訳をする。
「キモチワルイ…」
真姫がドン引きする。
「四人で作詞のアイデアを考えるためにここでお手伝いすることにしたの!」
穂乃果が説明する。
「私はやりたくないって言ったのに…」
慎が穂乃果を見る。
「なんで希先輩笑ってるんですか!?」
慎が笑っている希に突っ込む。
「いや…だって…慎君…ぷっ」
希が噴き出す。
「もういいから!ほら仕事しよ!」
慎がそういうと四人は仕事を始めた。
しばらくして人が少なくなってきた。
「ことりちゃん、ここにいるとやっぱりちがうね!別人みたい!いつも以上にいきいきしてるよ!」
「うん…この服を着ているとできるっていうか…この町に来ると不思議と勇気がもらえるんだ…もし自分を変えたいと思ってもこの町ならきっと受け入れてくれると思うの…」
「ことりちゃん!今のだよ!」
穂乃果が思いつく。
「いまことりちゃんの言ったことをそのまま歌にすればいいんだよ!」
「ことりちゃんが周りをみて自分の思ったことをそのまま歌にすればいいんだよ!」
「そうだね…穂乃果ちゃんありがとう!海未ちゃんも慎ちゃんもありがとう!これからもよろしくね!」
「うん!」
慎、穂乃果、海未はうなずいた。
「あ!お客様きたみたいだよ!」
慎が客に気づく。
「よし!それじゃいこっか!」
慎が声をかけると穂乃果とことりはカウンターへと向かった。
「どうしたの海未ちゃん?」
立ち止まったままの海未に慎が声をかける。
「なんだか懐かしいです…」
「何が?」
慎が首をかしげる。
「小さいころ…あの人がそばにいたときのような感覚があって…」
「あの前に言ってた人のこと?」
慎が海未に聞く。
「私はその人のことよく知らないけれど…海未ちゃんたちにとって大切なひとなんでしょ?」
「はい…」
海未がうなずく。
「三人に私が大切な人の代わりになれたらいいな…」
「あなたはもうとっくに私たちにとって大切な人ですよ!」
海未が言う。
「でもあの人の代わりはいないんです…」
海未が深刻な表情になる。
「どういうこと…?」
慎が聞くと
「海未ちゃん~!慎ちゃん~!早く手伝って~!」
外から穂乃果の声が聞こえてきた。
「はい!今行きます!」
海未が返事をしてカウンターへと向かった。
(最後の言葉…どういうことだ…?)
慎はしばらく一人で考え込んだ後
カウンターへと向かった。
…いかがでしたでしょうか?
今回は主に二年生が主体でしたが…
途中の慎が真姫にユニットを提案するオリジナルのシーン…
あそこでユニットの話をもって来るのが
実は今回の一番やりたかったことでしたw
後は最後のシーン海未の言葉の意味はどういうことなのでしょうか…?
もう一人の幼なじみとの関係がちょっとずつ見えてきたような感じがします…
これからどうなっていくのでしょうか…
お楽しみに!
誤字脱字あれば報告よろしくお願いします!
次回もよろしくです!
では!