ラブライブ!+man   作:shintaro-0630

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どうもシンタローです!
はい、お久しぶりです!
言い訳は二日後に予定投稿してある前書きをご覧下さい。
久々久々の本編投稿どうぞ!


十九話 赤髪の少女に

夕方、部室の着替え室。

十人は練習を終え、

「穂乃果ちゃん大丈夫?」

ことりが心配そうに言う。

「ほら元気出して!これ上げるから!」

ことりが穂乃果におやつを差し出す。

「ことり!いけません!」

海未がことりを注意する。

「でも穂乃果ちゃんが!どんどんやつれていってるよ!」

「...」

穂乃果は前を向いたまま反応しない。

「にこりんぱなのラジオ放送!楽しかったにゃー!」

「今回は希と絵里がゲストできてくれて結構おもしろかったわね」

「ラジオとかウチらもまたにはやってみたいしな~」

「それじゃ実際にやってみるか?のぞえりradio!みたいな?」

「新曲が必要になるわね...」

「ライブのお知らせとかそういうのも伝えられたらいいんだけど...」

凛、にこ、希、慎、真姫、絵里が話していると

「み、みんな...楽しそうだね...」

「花陽...だんだんやつれてきてるわね...」

「練習終わった後にこのメニューはキツいよな...」

慎と真姫が同情する。

「ラブライブまで時間はないから頑張って!」

絵里が花陽を励ます。

「ところで新曲はいつから作るん?ラブライブ最終予選の...」

希が聞く。

「十一月入ったからあと二週間後?」

にこが答える。

「じゃあその間にラジオの曲を作ったらいいんじゃないか?」

「歌詞は絵里と希に任せるから」

慎が二人に提案する。

「ほなウチたち頑張ろな~えりち!」

「作詞...できるかどうかわからないけど...頑張りましょ...」

希と絵里が話していたその時、

「もう嫌だ!」

部室に大きな声が響く。

「穂乃果...かわいそうだけど...あなたが悪いのですよ?ラブライブ最終予選でこんなことになるなんて...」

海未がいう。

「それでもこの練習メニューは死んじゃうよ!気がおかしくなりそう!」

穂乃果は頭を抱え込みながら言う。

「今日はもう遅いし帰るか!」

「はーい」

慎がそういうと穂乃果の話を聞かず全員帰りの支度を始めた。

帰り道。

みんなと別れ、真姫と慎はそれぞれ自分の家へと向かっていた。

「真姫、新曲...あまり無理はするなよ?あと二週間しかないが...

体調には十分気をつけて...」

「わかってるわよ!聞き飽きた!」

真姫が少し怒る。

「いや、だからお前のことを心配してるんだぞ?だから...」

「ちゃんとわかってるから、大丈夫よ!」

「私のこと...いつも気遣ってくれてあ、ありがと...」

「そ、それじゃまた明日!」

慎は真姫の走っていく姿をずっと見つめていた。

(はっ!)

慎が我に返る。

「お、俺も帰るか...」

慎は自分の家へと向かった。

 

慎は帰宅して何もすることなくただぼーっとしていた。

「私のこと...いつも気遣ってくれてあ、ありがと...」

さっきの真姫の言葉が頭に残る。

(いつからお礼を照れていうようになったんだろう...)

(昔の真姫はもっと素直で純粋な感じで...)

慎は真姫のことばかり考えていた。

(はっ!)

(また真姫のことばかり...)

慎は顔を赤くする。

 

 

 

落ち着け

 

一時の感情に流されるな

 

 

 

慎は自分に言い聞かせる。

 

 

 

 

 

この気持ちをなんて言うか知っている。

 

だがこの願いは叶わない。

 

俺はもうすぐ

 

いなくなるのだから

 

 

 

 

次の日

慎は朝練を行うための準備でみんなより早く部室へ来ていた。

(えっと...昨日の散らかした後の部室の掃除と洗濯とそれから...)

慎は手を動かしながら考え事をしていると

ガチャ

ドアを開ける音がした。

「お、おはよう...」

「なんでこんなに早く来たんだ?練習時間まであと一時間はあるぞ?」

ドアを開け、部室に入ってきたのは真姫だった。

「今日は早く起きちゃってね...」

「新曲の話もしたいし手伝うわ」

真姫は慎の横に並んで作業を始める。

「...」

「...」

すこし沈黙が訪れる。

「...」

「なによ?」

「さっきからこっち見て...」

「は、はあ!?見てねえよ!」

「何で怒るのよ...意味わかんない...」

二人はまた作業に戻った。

 

 

「よし、これで全部だな」

二人は作業を終える。

「こんなことまでしてたんだ...」

「いつもこんなもんだ」

「ありがと」

すらっと真姫がお礼を言う。

「お前ってそんなキャラだったか?」

「キャラってなによ?」

真姫がくすっと笑う。

「それじゃ早速、作曲を始めましょ」

真姫はそういうと音楽室へと向かって歩き出した。

 

 

音楽室

真姫がピアノを弾く。

慎は目を閉じる。

慎の頭の中には硝子でしきられた世界にいる二人の少女のイメージが浮かぶ。

真姫が曲を弾き終わる。

「どう?」

「ああ、なんとなくイメージは掴めた」

「歌詞は海未と作れば大丈夫だと思う」

「まだ未完成だけどね」

「また無茶して夜遅くまで作ってたんだろ?」

「すぐ寝たわよ」

「ほら、そうやって嘘つく」

「髪の毛さわる時、何かあるってことだろ?」

「まだ練習時間まであるし、ちょっと寝とけ」

「あとちょっとだけ弾かせて」

そういうと真姫は再び曲を弾き始めた。

さっきの曲とは違う。

どこか切なげで旅立ちを告げるような曲。

慎はそっと目を閉じる。

 

イメージが浮かぶ。

一輪の花の上に九人

 

慎はそっと目を開ける。

目の前には赤髪を揺らし精一杯ピアノを弾く少女。

 

曲が終わる。

「慎!?」

慎が我に返る。

「どうした?」

「どうして泣いているの?」

「え?」

慎は泣いていた。

「あれ?なんでだ?」

慎は涙を拭き取る。

「どうしたのよ?」

真姫が新曲の隣に座る。

「真姫ってさ...」

「す、好きな人とか...いるのか?」

「え?」

急な質問に真姫が固まる。

「きゅ、急に何言い出すのよ!」

真姫が顔を赤くする。

「い、いや!今のは忘れてくれ...」

「気になるの?」

「え?」

「す、好きな人...」

「いるのか?やっぱり...」

「い...」

真姫が言いかけた瞬間、

ガラッ

ドアを開ける音がする。

「あ、やっぱりいた!」

「慎ちゃん、それに真姫ちゃんもいる!」

「カバンだけ部室にあるから探したんだよ?」

ドアを開けたのは穂乃果だった。

「練習始まるよ?早く行こ!」

「う、うん!」

真姫が返事をすると穂乃果は音楽室を飛び出した。

「俺達も行くか」

「うん」

二人は部室へと向かった。

 

 

 

最初から出会った時からそうだったのかもしれない

 

 

病室であったときから

 

 

ただ手助けがしたかっただけなのに

 

 

叶わないとわかっている

 

 

それでも

 

 

俺は美しい赤髪の少女に

 

 

恋をした

 

 

 

 

 

 

 

 

 




...いかがでしたでしょうか?
今回は七話でしたが今回は最初以外オリジナルで行きました!
自分の気持ちに嘘をついていた慎
ようやく今回、自分の気持ちに素直になりました。
この恋は実るのか実らないのか...
慎の涙の意味とは?
ちょうど僕も夏休みに入っているので
できるだけ投稿ペース上げていきます!
みなさんまたこれからもよろしくです!
次の次に投稿するやつでサンシャインの話とかもしたいですねぇ〜
早めに投稿できるように頑張ります!
では!
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