は、もちろん主人公と一夏君な訳で。
殺気
それは向けられると恐ろしいとか、危険だとかを感じるようなものなのであるが。
だが、ただの視線も数があれば十分驚異だ。
まあそんな悠長な事を考えている暇は無いわけで、実はその視線は俺に向いているのだ…いや、正確には俺たちに向いている。
その俺"達"の片割れである一夏の方を見る。
「………ガタッ………ガタタッ…」
ダメだ。よし反対側の人は…
「ジーーーーーーーーーーーッ」
クッ!?前は確か先生だったはずだから…ッ!
「…ビクッ………ビクッビクッ…………」
ダメだコイツら、早く何とかしないと…ッ!!!
▲▼▲▼
【御剣 白夜】
髪 グレー
職業 転生者→学生
所持品 ???
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という訳で察しのいい人は…いや大半の人は流れで分かるだろう。
俺達は今IS学園にいる。
見学とか研修とかではない入学した。
隣のあんぽんたんがISなんぞを起動させよったために入学することになってしまったんだよ。
そう、俺も起動出来るんだよ。バレちゃったんだよ。ハァ…
そんでもってその俺の中での渦中の人、織斑一夏はというとーーー
「まともな自己紹介も出来んのかお前は!」
「ゲえ!?関羽!?」
「誰が三国志の英雄だ!!」
スパァン!!
ーーー盛大に叩かれている。
織斑千冬
一夏の姉にしてIS界の重鎮とも言うべき人だ。
俺もあの人には何度か会っている、最近見ないと思ったらこんな所に…
にしても出席簿であの威力を出すとは…人間を辞めたのかあの人は
「オイ、御剣」
「なんだ、ではなく何でしょうか千ふ…織斑教諭」
「織斑先生でいい。…お前失礼な事を考えたな?」
「いえ、滅相もない。」
「まあいい…今回は許してやる、その代わりお前も自己紹介をしろ、織斑と違いちゃんとしたヤツをな。」
「順番が違うはずですが?」
「時間が無いんでな、とりあえずお前と織斑だけでも自己紹介を終わらせる。」
「承知した。」
俺は真ん中の列の最前列に座っているため立ち上がり後ろを向く。
視線が先ほどの二倍になる。
辛い、死にたい、帰りたい。
「見ての通り男性パイロットである御剣 白夜だ。
無表情なのはいつもの事なので怒っている訳では無い。髪は地毛だ、染めてはいない。趣味は機械いじり、好きなことは努力する事、以上だ。」
これで良いだろう、そう思っていると女子陣から謎の「キ」という単語が聞こえ出す。なんだ?
「「「「「キャャャャャャャャャ!!」」」」」
ウオッ!?何かやらかしたか??
「クール系よ!」
「でも2人きりになると俺様系になりそうよね!?」
「一夏×白夜」
「白夜×一夏」
「いえ、一夏×白夜よ。」
「いえいえ、白夜×一夏よ。」
「「なぁにこれぇ」」
俺と一夏の声がハモる。
どうやら俺達は…
「一夏×白夜よ!!」
「白夜×一夏よ!!」
まともな青春を送れないようです。