『…お前なんか…産まなければ!!』
『貴様に価値など…!!』
『目障りだ』
『お前はどうして何も無い?』
『消えろ』
『兄はあんなに出来るのにな』
『ガッカリだ』
『本当にあの兄の弟なのか?』
『才能のないお前に居場所は無い』
『失せろ』
『どうして』
『何をしたって無駄だよ』
『呪うなら自分を呪え』
『これだからお前は』
過ぎる、歪んだ顔が。
やめろ、俺の前から消えてくれ
苦しい、もう俺に構わないでくれ
『オイ』
浮かぶのは兄の顔
『悔しいか?苦しいか?憎いか?』
『…』
『なら抗え、俺にも、親にも、人々にも、世界にも、神にも。』
『でも…兄さん…俺には……』
『才がない?なんて言い訳をするんじゃないだろうな?』
『…』
『死ぬほど憎いんだろう?ならそんな常識壊して見せろよ。凡人が天才には敵わないって、そんな下らない世界の摂理に反逆してみせろよ。』
もう思い出したくない、でも、大切な記憶。
「俺は…兄さんを…」
俺が【俺】になった大切な記憶
『俺は…!』
決して忘れてはならない
『貴様を超すーーー』
『ーーー反逆者だ!!』
大切な記憶
▲▼▲▼▲▼
随分懐かしい夢を見たな
俺はベッドから身を起こす。少し汗をかいてしまったようで体が嫌なジトっとした状態となっていた。
にしても予定より早く目が覚めてしまった…
「今日も定例会議があるって言ったじゃないですか!!」
「いひゃいいひゃい!ほっへたふねららいれー!!」
あれが原因か……
話は変わるが今日がついに代表争奪戦の日だ。突然一週間経つとかどうなっているんだ?と思うかも知れないが、特に記すべきことも無いから飛ばさしてもらった。
まあ、まずは汗を流さしてもらおうかな。
▲▼▲▼
「これが織斑君の専用機『白式』です!!」
背景にババーン!と文字が付いてきそうなテンションで山田先生が見せてきたのは純白のIS
そのメカニカルなデザインを見た一夏は後ろではしゃぎ回っている
まあ、男の子だからな…そうなるのも仕方ないな…
「もうオルコットはフィールドで待っている。とっとと行ってこい。」
「はい!」
「一夏、私の教えたことを忘れずに戦ってこい」
「箒…お前…剣道しか教えてくれなかったじゃん……」
「う、うるさい!!とっとと行ってこい!!」
急かされた一夏は渋々と言った具合に白式と呼ばれたそのISを纏い振り向きざまに俺達に言った。
「よし、勝ってくるぜ!!」
▲▼▲▼
結果だけ言おう
あの野郎負けてきやがった。
「はい、すみません、調子こいてました。勝てるんじゃね?案外代表候補生弱くね?とか高を括ってました。ごめんなさい。」
「織斑ェ……」
「一夏ェ……」
これにはみんな怒りというより呆れが多い
山田先生すら苦笑いだ
だってエネルギー残量確認せず大技繰り出して自爆とか……
ナイワー
「頼む!白夜!!俺の仇を討ってくれ!!」
「お前の尻拭いとか死んでも嫌なんだが……と、言いたいところだがオルコットの態度には俺も思うところがある。」
「じゃあ…」
「安心しろ。勝ってやるさ。」
そう言うと一夏の顔はみるみる明るくなる
「そして、お前に仕置してやる。」
一転、一夏の顔は真っ青になった。
「御剣、出る前にお前の専用機を少し登録させてもらう。展開してくれ。」
「ああ…」
俺は首にかかるネックレスを見つめる
俺が俺になった理由、それをコイツの名前には付けた。
だからコイツはこんな初戦で負けるわけにはいけない。
オルコット、君には悪いが…ーーー
ーーー…糧とさせてもらおう。
「来い…
そこに立つのは"黒"
黒や灰色の薄い装甲が隙間なく装着されている。
「
千冬さんが言う通り、彼のISは顔も覆われている。
特徴的なのは肩に装着されたシールドと背中に付けられた巨大なウイングスラスターの様なものである。
「名前は反逆者、色は黒系統…お前は何を目指しているんだ…」
「一夏と対になっていてなかなかいいだろう?」
「知らん。もうオルコットは準備を終えている。お前ももういいぞ」
「了解した。」
俺はカタパルトに足を載せて姿勢を整える。
さあ、初のお披露目だ、気張って行こうかリベリオン?
「御剣白夜、
「ーーー行くぞ!!」
青空に黒が舞った
まだまだご意見待っております!!
あと、リベリオンの参考画像3枚描きました。きったねえ絵ですけど参考までに!あくまで参考までに見ていただけたら嬉しいな!