IS ーー秀才は刃向かうーー   作:ひひー

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(セシリアが) 覚醒 (ある意味で)

少し話をしよう。

俺の持つリベリオン…反逆者と名付けられたこのパワードスーツはISというものとは根本的に違うと言っていい、何故なら装甲どころかコアまでが篠ノ之束が作ったものでは無いからだ。そう、このISは俺が1から作ったものなのだ。

 

だからISというモノの定義を何にするかによってはこれはISではなくなってしまう。

シールドバリアーがあり絶対防御装置があるパワードスーツとするのであればこれは間違いなくISだが、篠ノ之束が作ったパワードスーツとしてしまうならこれはISでは無いと言った風になってしまうのだ。

 

 

▲▼▲▼▲▼

 

 

『装甲外損無し』

『エネルギー充填問題無し』

『パワーフロー問題無し』

『メインスラスターパワー問題無し』

『サブスラスター使用可能』

『目標、距離50』

『システムクリアオールグリーン』

 

 

 

リベリオンから発せられる音声を聞き安堵する

 

久しぶりに展開したが問題はないようだ。

 

 

 

「逃げずに来たんですのね。」

 

丁度そこでオルコットから声がかかる。

 

 

「当たり前だ、逃げる理由も特に無いのに逃げるバカがどこにいる。」

 

「それにしても変わったISですよね。」

 

「まあ、俺が作ったからな。」

 

「貴方が?ハッ、馬鹿にするのも大概にして下さいまし!!」

 

「別に嘘は言っていないんだが…まあいい。友の仇、討たせて貰うぞ。」

 

「フン、完膚なきまでに叩きのめしてあげますわ。」

 

 

『3.2.1…』

 

バトル開始のための秒数が数えられ始める

 

 

「では…!」

「「行くぞ(きますわ)!!」」

 

 

開始と共にオルコットは構えていた銃をこちらに撃ちはなつ

しかし、俺はそれを少し体を捻るだけで全てを避ける

 

「男の癖に度胸のない!!」

 

「無謀と勇猛は違うのだよ!!」

 

「もうッ!!ブルーティアーズ!!」

 

痺れを切らした彼女は自身の最大の武器であるビットを4機飛ばしそこからビームを放った。

 

だが見誤ったな、俺には…!

 

「シールドがあるのだよ…とびっきりのな!!」

 

「なっ!?」

 

俺は肩に装着されているシールド…否、シールドビットを射出させビームを防ぎ、そのままシールドビットのビームで2機のブルーティアーズを撃ち落とした。

 

 

「ビットを使えるのが自分だけと思うなよ?」

 

「くっ!?ブルーティアーズ!!」

 

「無駄なことを!!」

 

俺は彼女の弱点を調べている、それは"ビットを飛ばしている時に彼女は動けない"事だ。

 

俺は腰に装着されている刀『紫龍』を2本構え、ウイングスラスターを展開した。

 

「ハァ!!」

 

俺はスラスターを全開に使い一瞬でオルコットと肉薄する。

 

「早い!?ブルーティアーズ!」

 

「残念ながらお前のビットは俺のビットで全部落とさせてもらった!!」

 

「フフッ、油断しましたわね。ブルーティアーズは全部で6機あるんですのよ!!」

 

「知ってるさ!!」

 

「なっ!?」

 

俺はスカートのような装甲から射出されたビットをすぐさま刀で沈める

 

「終わりだセシリアオルコット!!」

 

「まだですわ!!インターセプ…」

 

「遅い!!」

 

一瞬で二刀の刀でブルーティアーズの装甲を切り刻み

 

 

『勝者、御剣白夜』

 

 

 

俺の勝利で幕を閉じた。

 

 

 

▲▼▲▼▲▼

 

 

 

「白夜!!勝ってくれるって信じてたぞ!!グべぇ!?」

 

俺は飛びついてくる一夏を裏拳で沈める。男に抱きつかれる趣味はない。

 

「オイ、御剣」

 

「何ですか織斑先生」

 

「会話は聞こえていた。お前が作ったとはどういう事だ。」

 

「そのままの意味です…ウグッ!?」

 

俺の頭に出席簿が落とされる。だが千冬さんの表情はどこか安心したものとなっていた。

 

「手作りのISなんぞ使いよって…心配したのだぞ」

 

「そうですよ、御剣くん!織斑先生話が聞こえた後に心配のあまりコーヒーに砂糖じゃなくてさらにインスタントの粉入れちゃって大変でェ!?」

 

「山田君、余計な事は言わなくていい。」

 

「は、はぃい…」

 

「コレに関しての詳しい話は天災さんがいる時にでもする。だからあまり心配しなくて大丈夫ですよ。」

 

「…分かった。」

 

 

▲▼▲▼▲▼

 

 

負けてしまった…

男に…自分が1番軽蔑しているものに…

でも何故か悔しくは無かった。もし相手がギリギリで勝っていたのならたまたまだと、マグレだと言い張れたのかもしれない。でも、今回の勝負、相手の御剣白夜は明らかに本気では無かった。私は持てる全ての武器を使った。なのにあの方は見た感じ全ての武器など使っていなかった。

圧倒的だった。全てにおいて圧倒的だった。

自身が最も誇っていたビットの操作も剣さばきも、全部負けていた。

 

 

何だろう、このスッとした感じは。とても清々しい。

 

 

この胸の奥に感じるモノは何だろう

 

 

 

 

『…仕置は勘弁…くれ!!』

『…恨むなら…を呪えと…はずだ!!』

 

遠くの通路に騒がしくじゃれ合う男子生徒がいる。御剣白夜と織斑一夏だ。

 

そう言えば、織斑一夏にもあと少しで負けていたんだったな…と思う

 

 

じゃれ合う2人を見ていると心の奥に何かが芽生える。

何だろう、何なんだろう、この想いは…

 

 

 

「おやおや…セシリアオルコットさん…」

「あなたもしや…芽生えましたね…?」

 

 

「…へ?」

 

 

後ろを振り向くと数人の女子生徒が立っていた。確かクラスメイトだったはずだ。

 

 

「何が私の中に芽生えてしまったんですか?」

 

「それは男と男を想う」

「新たな愛の形」

「BL…」

 

「BL…?」

 

「あらあら?」

「もしやセシリアさん」

「ボーイズラブを」

「ご存じない?」

 

「はい…」

 

正直なんかこの人達怖い

 

でも、何だか惹かれる。もしかしたらこの想いを知れるかもしれない

 

 

『君の射撃は真っ直ぐだ。まるで君の性格の様にな。だがそれは美点でもあるが弱点でもある。正確に撃たれるからこそ避けようと思えば俺のように避ける事も出来てしまうんだ。だからあまり気張らずに、たまには寄り道するのも良いんじゃないのか?』

 

 

御剣白夜は勝負の後にそう言っていた。

 

 

 

御剣白夜、いえ、白夜さん。貴方の言っていた寄り道はこれのことなのかもしれませんね。

 

 

 

「皆さん、私にBLを教えていただけませんか?」

 

「おお!BL団にセシリアさんも入りますか!」

 

「はい!!それと私のことはセシリアと気軽にお呼びください。」

 

 

 

私の人生はこれからなのかもしれない。






夜式さん!参考にさせていただきました!ありがとうございます!!

あとリベリオンの画像ですが、作者名を押してその他のボタンを押すと画像一覧ってのが出てくるんでそれ押せば見れます


機体紹介

リベリオン【反逆者】


御剣白夜が1から作成したIS
装甲は勿論の事。コアまで手作りなため、他のISとはシステムから何まで全然別物。

機動性を重視しているためシールドで攻撃を防げないでモロに攻撃を受けると数発で沈むハメになるトンデモ紙装甲。

しかしシールドエネルギー自体は拡張領域を使いかなり増量しているためビームをバカスカ撃っても問題は無い。

それに伴い拡張領域もかなり大容量となっている。


武器紹介


対装甲用刀剣『紫龍』

刀身が細かく振動していて切れ味抜群。



対ビーム用特殊装甲シールドビット『八雲』

シールド兼ビーム兼ビームサーベルも生やせちゃう万能兵器



超電磁砲『轟雷』

一夏君キラー




万能可変型ウイングスラスター『光牙』

ブースター形態→ウイング閉じたまま加速
直線に超加速で飛行。瞬間加速並の速度
その変わり直線にしか進めない

ウイング形態→ウイングを開き飛行
スピード、安定性を求めた形。細かい動きが可能

バスター形態→ブースター形態の形から肩の上に回転させて砲撃
リベリオン最強の威力

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