IS ーー秀才は刃向かうーー   作:ひひー

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諸事情により鈴ちゃんは既に白夜くんの事大好きです。

鈴ちゃんがオリ主に取られるだと!?ふざけるな!鈴ちゃんは俺のキャベツうめえ!!!キャベツうますぎ!!信じられないシャキシャキ感!ドレッシングはいらねえ!!素材本来の味!!マズいはずとか言われても知りましぇん。





私の思い

 

 

私、凰鈴音は今日本に向かっている。

 

目的は日本にあるISの専門校に転校する為だ。

 

そしてそこには大切な友人と私の"好きな人"も居るのだ。

 

"彼"初めて会ったのは五年ほど前……

 

 

▲▼▲▼▲▼

 

【約五年前】

 

 

 

「貴方が凰さんね?」

 

「…はイ…!凰鈴音でス!!」

 

私は家の事情で中国から日本の学校に転校した。

 

まだ日本語も全然喋れなくて不安ばかり感じていた私が最初に出会ったのが"彼"ーーー

 

 

「貴方の他に彼も今日同じクラスに転校する事になっているの。」

 

「…よろしく頼む。」

 

ーーー御剣白夜だった。

 

彼は顔は整っているのにとても無表情で、感情が全然読み取れない不思議な子だった。

 

 

「じゃあ私が良いよと言ったら二人とも入ってきてくださいね。」

 

 

でも、そんなに深く考えられるほどその時の私は余裕が無かったので私は自己紹介を乗り切るために気持ちを切り替えた。

 

 

「じゃあ自己紹介お願いね」

 

 

きた…!

 

 

「凰鈴音で…ス…よろォ…しくオネガイし…まス…」

 

お世辞にも上手いと言えない私の片言の日本語を聞いてクラスメイトの人の数名が嘲笑(わら)い出す。

 

…ダメだった…恥ずかしい…

 

そんな気持ちが私の胸を埋め尽くしていると彼も自己紹介を始めた

 

 

「御剣白夜だ…髪色と無表情なのは生まれつきだ。別に"普段は"機嫌が悪い訳ではない。」

 

 

彼の含みのある言葉に少し疑問を持った。すると彼の何も感じられなかった雰囲気が一転した。

 

 

「だがな…今俺は機嫌が悪い。不愉快だ。」

 

通常の自己紹介では言わないようなセリフにクラスメイトがざわめき出す。

 

今なら分かる、彼は今"怒っている"

 

 

「彼女…凰鈴音の自己紹介を聞いて嘲笑った者がいたな?お前達、少し期間をやるから中国語をマスターして来い」

 

私を笑った人達が顔を顰める

 

「何だ?出来ないのか?…フッ、度胸も無いくせに大きく出たものだな。

いいか?嘲笑って良いのは、嘲笑われる覚悟のあるヤツだけだ。」

 

 

彼はそれだけまくし立てると満足したように先生に指示されていた席に無言でついた。

 

私の席は彼の隣なので急いで私も座る。

 

展開が予想外過ぎて一瞬忘れかけたが、彼は私を擁護してくれた。それが何だか嬉しくなって話しかける。

 

「ァの…御剣くン、さっキハありがとウ。」

 

「白夜でいい。なに、単なる自己満足だから気にしなくていい。」

 

 

彼はそっぽを向くがその頬は少し赤くなっている。

多分彼は今喜んでいるんだろう。

 

 

少し御剣白夜という少年を分かれた気がした。感情を表に出すのが得意ではないんだろうな。

 

 

 

 

 

それからしばらくして私には新しい大切な友達が出来た。

『織斑一夏』彼は白夜と違いとても明るい少年だった。

 

転校初日以来、私は女子と友達に慣れていたが、それでも引っ込み気味だった私と、初日の印象と普段の近寄り難い雰囲気で孤立気味だった白夜を一夏は引っ張り出してくれた。

 

 

 

でもそんなある日事件が起きた。

 

 

 

「やーい、中国人!悔しかったら取り返してみろ!!」

 

「無理だよ。パンダには届きゃしねえ!なぁリンリン!!」

 

「アハハハ!!」

 

「ヤメてクダサイ!!」

 

 

私はあの時の男子生徒にいじめられた。

 

 

「オイ、やめろよ!!女子1人に寄ってたかって恥ずかしく無いのかよ!!」

 

「イチか…」

 

「何だよ、織斑はソイツの味方すんのかよ!!」

 

「コイツも生意気だからヤッちまおうぜ!」

 

男子生徒達は一夏に殴りかかる。

流石に人数差でキツイと判断したのか一夏は覚悟を決めたような表情になる

 

「ヤメて!一夏は関係ないカラ!」

 

静止を振り切って殴りかかる生徒の拳は一夏に到達…

 

 

「席を離している間に随分と盛ったものだな?」

 

…せずに白夜によって受け止められた。

 

 

「御剣テメェ…」

 

「何だ?恨めしい顔で睨みよって。不快だからとっとと失せてくれないか?」

 

「何だとゴラァ!!」

 

「分からんのか?汚物を見る趣味は無いと言っているんだ。」

 

「黙れ!!」

 

見ているコッチがハラハラするような挑発をする白夜の顔に男子生徒の拳が突き刺さる。

 

「白ヤ!!」

 

「安心しろ。こんな拳で怪我をするほどこちらもヤワでは無い。

それと貴様に1つ忠告だ。これから俺が行うのは正当防衛だ。」

「グぇ!?」

 

言うと共に男子生徒は白夜から吹き飛ばされる。

 

 

「俺の友人に手を出して…ただで帰れると思うなよ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

男子生徒達はその後停学となり、そのまま学校に居づらくなったのか引越して行った。

 

そして、正当防衛とはいえ暴力沙汰を起こしてしまった白夜も一ヶ月の停学を受けてしまった…

 

 

「白ヤ…ごめんなサイ…わた…しのセイデ…ごめんなサイ…」

 

 

目をつけられてしまった私のせいで関係の無かった白夜に迷惑を掛けてしまったと私は白夜に泣いて謝った

 

でも…

 

 

「謝るな。お前は悪い事などしていない。」

 

「でモ…」

 

「それに…鈴、君は笑った顔の方が似合っている。」

 

「ふェ…?」

 

「もし、まだ気が済まないと思っているなら…俺の為だと思って笑ってはくれないか?」

 

「…うん!!」

 

 

私はその時に白夜に"この想い"を抱いたのかもしれない。

 

ねえ白夜、私の思い…貴方は気付いていますか?

 

 







鈴ちゃんは原作より若干お淑やかになるかも??


感想並びに意見受け付けてマッスル!!
批判もどうぞ!!作者の心が折れない程度にね!!
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