魔法少女リリカルなのは〜第二の人生を受けた者〜   作:ヤンデレ好きの変態

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タイトルがなかなかの名前かもしれませんが、

安心してください!
ほとんどいつも通りですよ!


最後の作戦、開始

「さて、フェイト。どうする?」

「……私は、受けたい。あの娘と戦いたい」

 

なのは達から、フェイトと一対一の決闘を申し込まれた。

それをフェイトに聞くと、受けるようだ。

 

「分かった。頑張れよ」

「ぁ……うんっ!」

 

頭に手を置いて撫でると、犬のように嬉しそうにした。

 

「んじゃ、あとはプレシアのところに行って決めてくれ。俺は俺の仕事があるんだ」

「うん、分かった」

 

フェイトを見送り、俺はデバイスの作業を続けた。

ファントムとシルヴァーの修理は終わり、これから防壁魔法のみを組み込むデバイスを作るところだ。

防壁は前方のみじゃなく、全方向から護れるものにしておかないといけない。

 

(ごめんな、フェイト。囮のようなことにしてしまい)

 

心の中で謝り、俺はデバイス制作を続けた。

 

☆☆☆☆

 

「行くよフェイトちゃん」

「うん。全力勝負っ」

 

目の前には、なのはとフェイトが対峙していた。

俺のポケットの中にはデバイスが入っているのを今一度確認しておき、二人を見やる。

 

「よおフェレット」

「フェレットじゃない。僕の名前はユーノだ」

「ヌード?」

「ユーノ!」

 

こいつはいい人材じゃなかろうか。

こんなにも鋭いツッコミをする奴がいるとは……!

 

「何を感激してるのさ。それより……」

 

いきなり真面目モードになったので、俺はマイペースにギャグモードで対抗する。

 

「あのフェイトって娘と一緒にいた君としては、どっちが勝つと思う?」

「そうだなぁ……取り敢えずフェイトには顔を真っ赤にしながら罵倒されたい」

「話聞いてた!?」

「聞いてたぞ? フェイトに対してどんな性癖を持ってるかどうかだろ?」

「聞いてないよね!? 絶対に聞いてないよね!?」

 

ああ……!!

こうツッコミがあると、『俺、生きてる……!』と実感できる。

しばらくこんなやり取りができなかったからな。

 

「まあ一割程の冗談は置いておいて」

「ほとんど本気ってことなの!?」

 

なんか言ってるが無視に限る。

 

「半々じゃね? なのははただフェイトと話がしたいから戦うだっけ? フェイトもなのはに応えたいだけだし。まあフェイトが勝ったら頭を思いっきり撫でながら愛を叫び、負けたら介護してイタズラしたい」

「後半! 後半の願望!!」

 

おっと。やばいなおい。

このままでは俺が変態みたいになってしまう。

 

「まあでもやっぱ、お互い後半戦に入れば、互いに必殺技放つし、それで決着が着くんじゃね? ファントム、例のものを」

【分かりました】

「例のもの……?」

 

すると、俺の前に光が現れると、そこには椅子とテーブルとティーセットが現れた。

 

「なにこれ!?」

「ティーセットだよ。ほら、ただ何もせずに見てるのも、フェイトの可愛い姿が見えて今夜のおかずになりそうだけど、やっぱのんびりとしながら見たいじゃん?」

 

戦いは既に始まっており、ビルとかが次々に破壊されていくが。

 

「マイペース過ぎない!?」

「まあまあ。そんな怒ってると頭に血が上ってハゲるぞ」

「禿げないよ!!」

 

あ、ちなみにアルフは時の楽園でお留守番してます。

俺は椅子に座り、ココアを入れていく。

 

「ショートケーキ、チョコケーキ、モンブラン。色々あるけど、何にする?」

「……ならショートケーキで」

 

うむうむ。

素直なのは良い事だよ。

まあそれより、

 

「お前、フェレットになってないで人に戻れよ」

「あ、そうだね。こっちの世界だとこの姿が板について……」

 

喋るフェレットはおかしいと思って言ったら、マジで人間になった。

 

「さて、食べますか」

 

俺はチョコケーキを選び、一口食べようとしたら、通信が入った。

 

『何をしてるんだ君は!』

「ああん? んなの見れば分かるだろ。見ても分からないとかお前赤ちゃんならやり直せよ」

『そういう意味で言ったんじゃない!』

 

やべえななのはチーム。

こんなにもツッコミ役がいるなんて、ついつい俺のボケが捗る。

 

『君の仲間が戦ってるんだぞ!? 心配とかしないのか!?』

「そんな願っても思っても、未来は変わらねえよ。信じたって、負けるものは負ける。なら、俺たちはただ終わるのを待つだけだろ」

『……』

「……」

 

なんやねん。

いきなり真面目モードになった途端に黙りやがって。

三発くらいボケるぞ。

 

「ていうか黒の字」

『誰が黒の字だ! 僕の名前はクロノだ!』

「ああ、そうなのか。俺男が相手だったら男の娘にしか欲情できないんだ。ごめんね?」

『待て待て待て。いきなりのカミングアウトに驚きを隠せないぞ!?』

「ポーカーフェイスくらい守れよ執務官クロロ」

『クロノだ! あとなぜ知っている!?』

「女の子の情報網は凄いんだぞ?」

『君は男だろう!!』

「俺も女の子になりたかったわ。そうすればフェイトとレズレズ出来たのにな……」

『なんで直ぐに脱線するんだ!?』

「そりゃお前。大人と世の中に反抗しちゃうお年頃だからに決まってるじゃないか。決められたレールは走りたくないんだ」

『反抗する歳じゃないだろ!』

「大きくなっても心は子供のままでいたいだろ……?」

『身も心も大人になりたいものだよッ!』

「え!? 身も心も……!? つまりクロロの体はもう……子供じゃないの!?」

『なんの話をしてるんだ君は!!』

 

なんか通信の奥から『ちょっとクロノ君! どういうこと!?』と聞こえてくる。

 

「ひどいわクロロ! あの熱い夜の時に『俺の初めては、お前のものだよ』って囁いてくれたじゃない!」

『してないぞ! 断じてそんなことはしてないぞ!?』

「この浮気者! 刺されて死んじゃえ!」

『そもそも君とは初めて……あ、待つんだエイミィ!』

 

取り敢えず通信は切っておいた。

人のティータイムを邪魔した罰だな。

 

「君がどんな人物なのか、分からないよ」

「ん? 別にいいんじゃねえの? どうせこれっきりだろ? 俺たちの関係なんて」

「随分とドライだね!?」

「ははは! それが人間関係というものだよ、ユーノ君」

「なんの真似!?」

 

とかなんとかユーノとじゃれ合っていると、フェイトがなのはにバインドをしかけ、周辺にフォトンスフィアを出していく。

 

「あ、『ファランクス・シフト』だ。決める気だな」

「なのは!」

 

大量のフォトンスフィアがなのはに集中する。

 

「塵も残さず消してやる!」

「呑気に言ってる場合じゃないよ!」

 

そろそろ決着が着くだろう。

俺はプレシアと念話する。

 

『そっちは大丈夫か?』

『ええ、こっちはもう準備が出来ているわよ』

『なら、あとは作戦通りだな』

『そうね。頼むわよ』

『任せろ。みんなして笑って追われるハッピーエンドしか、俺は望んでねえよ。それ以外は全部バッドエンドさ』

 

念話を切り、戦いを見ると、

 

──無傷にも近いなのはがいた。

 

「なにあれ。なのはってサイボーグかなにか? この戦いが終わったら解体してみたいな」

「人だよ! 恐らく、なのはは事前にシールドを張ったんだと思う」

「それ以外に考えられないわな……」

 

フェイトは驚きながら、動こうとするとバインドが掛かる。

 

「あ、あいつ殺す気だ」

「物騒なこと言わないでよ!」

 

なのはは砲撃を放ち、フェイトが片手がバインドされてないので、フェイトも防壁を張り防いだ。

だが、持続される砲撃に、体が根をあげている。

 

「決まったな、こりゃ」

「だね」

 

砲撃が終わり、なのはの方を振り向くと、そこになのははいなかった。

 

「いきなりかくれんぼ?」

「そんなわけないよ!」

 

しばらく周りを見渡していると、空にピンク色の光が集まっていく。

 

「……なのはって、やっぱフェイトのこと殺す気じゃないの?」

「いや、そんなはずは……うん」

 

光は大きくなり、やがて一つの太陽となった。

 

「取り敢えずさユーノ」

「ん? どうかしたの?」

「余波的なもので、これ俺たちにも被害が来そうじゃね?」

「……あ」

「「撤退ぃぃぃぃぃ!!!」」

 

取り敢えず相手の基地に行くことはできないので、ユーノにはなのはよりも上空に行くように転移してもらう。

もちろん、ティーセット達は既にしまってある。

 

「上から見るとすげえ迫力」

「あ、フェイトのシールドを次々に破壊していってるよ!」

 

ユーノが少し現実逃避気味だ。

まあ気持ちは理解できる。

 

「終わったな」

「だね」

 

なのははフェイトの元に行き、バルディッシュとフェイトを抱えながら水面までやって来た。

 

「これで、一件落着か。果たしてこの結果を見て、俺たちは動く必要があったのだろうか」

「さ、さあ……」

 

俺たちは二人の元に向かい、地面に降りる。

シルヴァーから防壁用のデバイスに切り替えておく。

 

「おーい、フェイトー。大丈夫かー?」

「……ん……っ! 負けちゃった……」

「気にするな。いい戦いだったぞ。さ、ジュエルシードを渡してやれ」

「うん。バルディッシュ」

【イエッサー】

 

バルディッシュからジュエルシードが現れる。

なのははそれをレイジングハートで受け止めて、全てを回収した。

 

「んで、全部揃ったのか?」

「うん。レイジングハート、見せてあげて」

【はい】

 

そう言うと、二十一個のジュエルシードが現れた。

刹那、なのはに雷が落ちる。

 

「きゃゃゃゃゃ!!!」

 

レイジングハートを手放し、ジュエルシードから離れる。

そこを突き、俺はジュエルシードを奪い取る。

 

「転移!」

 

そして俺は、プレシアのいる無人の星へと飛んだ。

 

 




ギャグが入るとリュウの性癖がひどい。

ちなみに、リュウの性癖はリュウの性癖であって、私の願望でも性癖でもありませんよ!
ええ、違います! 信じてください!

感想などお待ちしておりマッスル
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