魔法少女リリカルなのは〜第二の人生を受けた者〜 作:ヤンデレ好きの変態
やってきました翠屋!
学校帰りにここを寄るのが日課です!
「こんにちはー」
「いらっしゃい、リュウくん。いつものでいいのかい?」
「はい、それで大丈夫です」
俺を迎えてくれたのは、高町士郎さん。
この喫茶店のマスターである。
「学校帰りで疲れただろう。ほら、いつもの席に座るといい」
「はい」
俺はこの店の常連客となった。
まあそれも分かる。
この世界にやって来てから、俺は土地を知るために散歩などをしていた。
その時にこの店をロックオンしておき、それからは家でトレーニングなどをする毎日だった。
そして、入学式の次の日から毎日、学校帰りにここへ寄っていたら、士郎さんに覚えられた。
「しかし、平日は毎日来てるからか、変わらないねぇ……」
こう平凡な毎日送っていると、前世でトラックに轢かれたのかどうか、疑ってしまうよ。
のんびりと何もしない時間を満喫していると、
「リュウくん。ほら、ココアだ」
「あ、ありがとうございます」
「それと、今日もなのはの相手をしてくれないかい?」
「ん? ああ、いいですよー」
俺の返事を聞いた士郎さんは笑みを浮かべると、一度奥に行きなのはを呼びに行った。
……さて、これからやってる相手はやかましいから、ココアでも飲んで落ち着くか。
「リュウく〜ん!」
なのはは他のお客さんに目もくれず、俺のところまで一直線にやってきた。
ちなみに、俺がいる場所は店内で端の方なので、全体を見渡せる所でもある。
「今日こそギャフンと言わせてみせるからね!」
「ギャフン」
「もぉー! そうじゃないー!」
はいはい分かってるから、胸を叩くな痛いでしょ。
頬を膨らませた彼女を宥め、席に座らせる。
「んで、今日はどのゲーム? ババ抜き? ポーカー? ブラックジャック?」
俺的に、得意なのは大富豪だから、そっちの方が嬉しいのだが、まだなのはは小1。
大富豪は難しいと思い教えてない。
「ふふ。お姉ちゃんに協力してもらい、昨日は特訓したんだよ!」
あらなのはさん、満面の笑みですね。
けど、何を特訓したのか教えてくれません?
「ババ抜きで勝負!」
「ババ抜きね。はいはい」
なのはからトランプを受け取り、適当にシャッフルをして自分の分となのはの分に取り分ける。
ここで、一つだけ細工をしており、ジョーカーはなのはのところに行くようにしている。
「さて、始めようか」
カードを配り終え、俺は声をかける。
それと同時に、俺達は一斉にカードを拾い揃った物を捨てていく。
しかし、なんでこんなにも負けず嫌いなのだろうか。
「いざ! 尋常に!」
「勝負」
まずはなのはが俺のカードを取る。
二人だけなので、相手のカードを取れば必ず二枚は無くなっていく。
ここまでは今まで通り。
そして、俺のカードは一枚となり、なのはのカードは二枚。
ここからが、本当の戦いだろう。
「さて、どっちかな」
右の方を触ってみる。
なのはの顔が少しだけ悔しそうな顔をする。
左の方を触ってみる。
なのはは嬉しそうな顔をした。
迷わず、右の方を取る。
「あっ……!!」
「はい、俺の勝ち」
ポーカーフェイスが出来ないんじゃ、ジョーカーを持った時点で負けである。
「もぅ〜! どうして勝てないの〜!!」
ちなみに、流石に勝ち過ぎるとなのはが泣きそうなので、たまに負けてやったりする。
「リュウくん。何かインチキしてない?」
「んなわけないだろ……それにババ抜きでインチキとかどうやるんだよ」
俺の言葉を聞いて、納得した顔になる。
息を吸うような動作で嘘を付くので、なのはに俺が嘘を言ってるかどうかなんて分かるまい。
そして小学生相手に、容赦しないのもどうかと思うが気にしない。
「さて、ココアも飲んだことだ。俺は帰るよ」
「えぇ〜!? もうちょっと居ようよ〜!」
「いやそれ言われても……」
俺的にはそれでも問題ないけど、主に社会的な意味で問題ありなんだよ。
遅くまで居て、夜帰ると警察が厄介になる。
「いようよ……ね?」
なのはから懇願され、俺は折れることとなった。
「士郎さーん! ココアおかわりと、シュークリームを二つくださーい!」
「はーい」
なのはにはオレンジジュースがあるので、飲み物は要らないだろう。
なので、食べ物だけあげることにする。
少し待てば、士郎さんが注文した物を持ってきてくれた。
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます。ほら、なのは」
「ふぇ?」
「何そんな驚いた顔してるんだ。一つはお前のものだよ」
「えぇ!? だ、ダメだよ〜。それに、私お金持ってないし……」
「俺が持ってるからいいの。それに、二つも食べられないし」
食べれることはできるが。
「……うん! ありがとう! リュウくん!」
うむうむ。
少女の笑顔と150円なら、笑顔の方が値は大きいのよ。
「さて、それじゃあ第二ラウンドといきますか」
「うんっ!」
それから、俺はなのはが疲れるまでババ抜きをすることとなった。
訳がわからない。なんで飽きないのか疑問に思う。
そろそろ、戦闘描写が書きたい……!!
文章力ないけど!(涙)