百二話
ユウキ家の当主、閠炎様の最後のポケモンは火山ポケモンのエンテイ。
エンテイはマグマの情熱を宿したポケモン。
火山の噴火から生まれたと考えられ、全てを焼き尽くす炎を噴き上げると言われている伝説のポケモンだ。
エンテイがバトル場に出てから天高く吠えた後、今までのバトルで地面が崩れておりその崩れた地面からマグマが噴き出してきた。
俺はメタグロスに足場を造って貰い助かった。
閠炎はエンテイの炎の加護でマグマの影響を受けなくさせていた。
閠炎様の最後のポケモン、エンテイとのバトルがついに始まる!
ユウキ家当主・閠炎戦
☆閠炎VSバロン☆
「行くがいいエンテイ!噴火」
「メタグロス!海の力を使え!海震・大地震!」
※噴火※【炎】
自身の体力が多ければ多いほど威力が上がる。
※海震・大地震※【水・地面】
海の偉大なる力で地震を起こす。
地震が起きた後津波が起こる。
エンテイが噴火を起こした後、メタグロスが海震・大地震を起こした。
噴火で起きたマグマは大地震により地面に亀裂が入り地面に穴が開いた。そこにマグマが流れ込んでいく。
噴火で起きた火山弾はメタグロスに向かっていった。それらは、三叉の矛で地面を叩き強制的に津波を起こして火山弾やマグマなどを一掃した。
「エンテイ!大文字!」
「メタグロス、海洋神技・オーシャンセイバー!」
エンテイが放った大文字は津波の力で更に倍増したオーシャンセイバーで真っ二つに裂かれ左右で爆発した。
メタグロスはそのままエンテイにオーシャンセイバーで追撃しようとした時!
「流石にポケモンの姿じゃキツいか・・・エンテイ!お前の真の姿を見せてやれ!最強進化・擬人化武装!」
オーシャンセイバーが届く前にエンテイの周りに魔法陣が展開され、メタグロスの攻撃は弾き返された!
仕方無くメタグロスは俺の元に戻ってきた。
周りの津波の影響はオーシャンセイバーで全て回収しているので元の状態だ。
エンテイの姿はポケモンから人型に変わり・・・
2mを超える長身の男に変わり・・・
茶色の短髪をオールバックで纏めており・・・
服装は紅色をメインとしたのを着ており・・・
左右の腰には赤と黒の長剣が携われている。
服の上からは銀色に近い色の近いマントを羽織っている。
擬人化・・・エンテイだ。
俺は直ぐにポケモン図鑑でステータスの確認を行った。
擬人化・エンテイ【神・格闘】
擬人化【剣の達人】
剣での攻撃では負けることは無いだろうと言われる達人級の使い手になる。
この状態から更に魔法陣が展開された!
エンテイの体に赤と黒色の鎧が装備されていく。
見た目は騎士!
魔法陣は最後にエンテイの背後に鋼の翼を装備させた!
これは・・・空を飛べるんじゃないか?
マントは鎧が装備された時に消えた。
擬人化武装・エンテイ【神・炎・格闘】
擬人化【剣の達人】
剣での攻撃では負けることは無いだろうと言われる達人級の使い手になる。
擬人化武装【鋼の鎧】
全ての攻撃では怯む事が無くなる。
状態異常攻撃は全て無効になる。
おいおい・・・
結構ヤバいぞ・・・流石は伝説だな。
「さあ!準備は整ったぞ!」
「はい!先手は貰うぜ!メタグロス、海洋神技・オーシャンセイバー!」
「エンテイ、抜刀せよ!炎神奥義・双斬無双!」
※炎神奥義・双斬無双(そうざんむそう)※【炎・格闘】
炎を纏った剣で相手を無数に切りつける超連続技。
相手を火傷状態に出来る。
2体は瞬く間にバトル場中央で戦闘が開始された!
メタグロスはオーシャンセイバーを上段斬りでエンテイを攻撃しようとしたが、エンテイは双斬無双の片方の剣で剣を弾き返し、もう片方の剣で直ぐに追撃をした。
この攻撃でメタグロスが怯んだ瞬間にエンテイが双斬無双で超連撃をメタグロスに攻撃した!
メタグロスは反撃も出来なく、体力が大幅削られた!特性の自動体力回復が間に合っていないのだ!
エンテイは最後に2本の剣を同時に上段から振り下ろし地面ごと切り裂いた!
その後エンテイは大きく後ろに跳び、そのまま背中の羽を羽ばたかせ上空に舞った。
メタグロスはギリギリ体力を残しており、立っているのがやっとの状態。
俺は直ぐにメタグロスを戻そうとしモンスターボールをメタグロスに向けた。
「戻れメタグロス!」
俺のモンスターボールは赤い光りを放ちながらメタグロスに伸びていくが・・・
「予想通りだ!エンテイ、シャットダウン!」
※シャットダウン※【光】
相手のポケモンを交代出来なくする。
(電気タイプでは無く光タイプです。新タイプです。)
空を飛んでいたエンテイは黒剣から黒い光りをメタグロスに当て、全身に黒い光りが覆われた。
その後モンスターボールの赤い光りがメタグロスに当たったが、弾き返される事になった。
黒い光りは直ぐに収まったが、常時ポケモンの交代は出来ない。
勿論、バトル中のみの効果なので戦闘不能になるかバトルに勝つかでシャットダウンは解除される。
「くそ!メタグロスを交代出来ない!」
「トドメをさせエンテイ!ビッグバン!」
「ビッグバン!?」
※ビッグバン※【炎】
広域滅殺魔法。
辺り一面を焼け野原にする。
「メタグロス!守るを使え!」
「無駄だ」
「なんだと!?」
「ビッグバンにポケモン技の守るが通じるとでも?」
擬人化の状態はポケモンの力を最大限引き出す状態だ。
だから擬人化の技はそのポケモンにあった技を覚える。故に・・・
「放て!ビッグバン!」
上空を飛んでいたエンテイが2本の長剣を鞘に収め、両手を空に向けた。
エンテイが空に向けていた手から赤黒い球体が出て、それが一気に大きくなった!
『全てを消し去る大いなる大魔法を食らうがいい!広域滅殺魔法・ビッグバン!』
エンテイがビッグバンを放ったと同時にメタグロスは俺にポセイドンの加護を付けた!
※ポセイドンの加護※【神】
戦闘で一度だけ擬人化が解ける代わりに、どんな攻撃でも無効に出来る。
メタグロスは擬人化が解け、ポケモンの状態に戻った!その状態で守るを発動した!
ビッグバンはメタグロスの守るに当たった瞬間、一気に超絶大爆発が起こった!
ユウキのバトル場は一気に消し飛ばされ、メタグロスは地面にめり込んでいった。
ビッグバンの爆発はデカい球体状に爆発し、その中央にメタグロスが位置づけられていたので地面にめり込んだのだ!
俺はメタグロスのおかげで爆発の影響は一切受けていないが、閠炎の方はどうなったのか気になり見てみた。
閠炎はビッグバンが放たれる前にエンテイから加護を受けていたみたいだ!赤いオーラ状のドームが閠炎を覆っていた。
凄まじい爆発の後には俺達が戦っていたバトル場はデカい球体状の穴が空いており、その中心に押しつぶされるようにメタグロスが横たわっていた!
「メタグロス!大丈夫か!?」
俺は直ぐにメタグロスに掛けより声を掛けた。
『流石にキツいな・・・速く体力を回復したいぜ』
メタグロスはニコッと俺に笑いかけてくれた。
俺は直ぐに鞄から傷薬を取り出し使おうとしたが、
『今はいい。モンスターボールの中は医療室みたいなもんだから。その内回復するさ』
「本当か?」
『ああ』
メタグロスはモンスターボールに触れ自分から戻った。
「お疲れ様メタグロス」
俺はメタグロスが入ったモンスターボールを軽く撫でた。