ポケットモンスターXY バロンの旅   作:バロン

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ポケットモンスターXY バロンの旅 百十二話

百十二話

 

 

20番道路・デオキシス戦

☆デオキシスVSセレナ☆

 

 

「先に行くよ!灼熱地獄オーバーロード!」

『その技は防ぐ。ダウンチャージ!』

 

デオキシスから分身が現れ、技を放とうとしたマフォクシーに取り憑いた!

 

「いつの間に!?」

『影から出したからね。防げないでしょ?エネルギーは貰う』

 

分身はマフォクシーが技を出すエネルギーを吸い取りメイビスに帰って行った。

エネルギーを取られたマフォクシーは膝を着いた。

エネルギーを吸い取った分身は消え去りデオキシスに送られた。

 

『良いエネルギーね。さあ、この力使わせて貰うぞ!全てを切り裂け!森羅万象斬!』

「な!?マフォクシー伏せて!」

 

セレナとマフォクシーが咄嗟に地面に伏せた瞬間、マフォクシー達の頭の上を斬撃が飛んでいった・・・

灼熱地獄は森羅万象斬によって技ごと斬られた。

周りを見るとデオキシスからこちらの方全ての上の空間が歪んでいた。

あらゆる物を斬ると言われる技。まさか空間までも斬るとは・・・

俺はデオキシスとセレナの間当たりに居たのにここまで斬撃が飛んできた時には冷や汗を掻いた。

俺も咄嗟に伏せたので助かったが、躊躇していると上半身が消えているぞ・・・

 

『やり過ぎたかな?』

「やり過ぎだよ!空間を斬るなんて!」

 

デオキシスは頬を軽く掻いて誤魔化そうとしたが流石にこれは無理だろ。

パルキアの亜空切断も驚異だが森羅万象斬・・・この技はヤバいを通り越して禁止技だろ!!

 

そう話している間に空間は元に戻っていった。

 

『そっか~それじゃ!隕石よ!落ちてきて!』

「「はい!?」」

 

デオキシスは両手を高らかに振り上げそう叫んだ!

すると、周りの大地が・・・空が揺れた・・・

空を見ると大気圏にデカい岩・・・隕石がこちらに迫ってきていた!

 

「ちょっ!?これは不味いって!!!」

「ヤバいぞ!この大きさだとこの辺り、いや!辺り一面が吹き飛ぶぞ!」

『これもやり過ぎたか~』

 

デオキシスはまた頬を掻いたけどこれはやり過ぎを通り越して禁止級の禁止!

カロス地方滅ぶすの!?いや、この世界を滅ぼすの!?

 

「おいおい。なかなか戻ってこないと思って戻ってきた、なんだコレは?」

 

森の方からウルップさんがこちらにやって来た。

 

「あ。これはセレナとデオキシスとのバトルで起きてしまって・・・」

「この事態は流石に一刻を争う。儂も助太刀するぞ!」

 

そう言うとモンスターボールからキュレムを出した!

 

※キュレム※【氷・龍】

強力な冷凍エネルギーを体内で作り出すが漏れ出した冷気で体が凍っている。

伝説のポケモン。

 

キュレムが場に出て瞬間周りが凍った。怒っているのだ。伝説のポケモンが!

 

「キュレム!あの隕石に破壊光線!」

「出てこいミュウツー!上空の隕石に破壊光線!」

 

ミュウツーを出し速攻破壊光線を命じた。

ウルップのキュレムとミュウツーのダブル破壊光線は隕石には届いたが正面しか壊れなかった!

 

「バロンにウルップさん!?デオキシスの出しちゃった隕石が・・・」

「今やってる!セレナはデオキシスに認めて貰え!ミュウツー!メガ進化!!」

「そうだぞセレナ君!君は君の役目を果たしなさい!キュレム、ゼクロムと合体だ!」

 

※ゼクロム※【電気・龍】

尻尾で電気を作り出す。全身を雷雲に隠してイッシュ地方の雲を飛ぶ。

 

俺とミュウツーは虹色の光りで包まれ、Wメガ進化したミュウツーにした。

ウルップは手持ちからゼクロムを出しキュレムと合体させ、ブラックキュレムとなった。

 

「ブラックキュレム!フリージングボルト!」

「ミュウツー!気合い玉!」

 

※フリージングボルト※【電気・氷】

ゼクロムの電気とキュレムの氷を合体させた技。

 

※気合い玉※【格闘】

気合いを込めた玉を放つ。

 

ブラックキュレムは氷の球体を前方に作り出し、電撃を纏わせ落ちてくる隕石に放った!

Wメガミュウツーは気合いを最大まで頭上で溜め、自身の倍以上の大きさになった時に落ちてくる隕石に放った!

俺達の最大級の放射系技は真っ直ぐに隕石に当たったが・・・

 

「な・・・高威力技でもダメ・・・なのか・・・」

「あれだ・・・これは参ったな・・・」

 

2体の最大級の技を受けた隕石は正面を砕いたが、まだ8割も残っている・・・

俺達がもうダメだと思ったとき!

森の方から黒い影が俺達を横切り隕石に向かっていった!

 

『好き勝手しやがって!』

 

黒い大型の鳥ポケモンが両方の翼(手)と尻尾を体の中心に来るように構え、破壊のエネルギーを溜めた。

 

『食らいやがれ!絶・デスウイング!』

 

※絶・デスウイング※【飛行・神】

イベルタルの専用技。

デスウイングの強化型で攻撃を受けた相手の体力を奪う。

 

デスウイングは真っ直ぐに隕石に向かっていき隕石を木っ端微塵に砕いた!

 

『貴様が隕石を落としたんだな?』

『やり過ぎたみたいでごめんね』

 

そのポケモンはデオキシスと喋っているので、俺は直ぐにポケモン図鑑で調べた。

 

 

イベルタル【悪・神】

カロス地方の伝説ポケモン。

寿命が尽きるとあらゆる生き物の命を吸い尽くし繭の姿に戻るという。

 

 

この地方の伝説ポケモンだった!

 

「イベルタル・・・」

 

デオキシスとイベルタルの間ぐらいの位置にいるセレナはどうする事も出来なくただマフォクシーと立っているだけしか出来なかった。

その時イベルタルはセレナに気づき翼を羽ばたかせた!

その風圧だけでマフォクシーとセレナを大きく吹き飛ばされた!

 

「セレナ!!」

『サイコキネシス!』

 

デオキシスが咄嗟に吹き飛ばされたセレナ達を空中で止め地面に降ろした。

 

『何をするデオキシス。人間は死に行く命。我が消したところで支障はないだろう?』

『そこのトレーナーと約束したのです。私が認める程の力があれば一緒に旅をすることを』

『神である我らが人間に使えるだと!!ふざけるな!!!』

 

イベルタルは上空に飛んだ!

 

『貴様はもう神でもないな!貴様らもろとも死ぬが良い!絶・デスウイング!』

『破壊光線!』

「ミュウツー!気合い玉!」

「ブラックキュレム!フリージングボルト!」

「マフォクシー!ビッグバン!」

 

イベルタルが絶・デスウイングを放った時、俺達は一斉に今のポケモン達の最大級の技を放った!

絶・デスウイングと俺達の間に技がぶつかり合い大爆発を起こした!

絶・デスウイングの攻撃力は今の俺達の4体分の威力で相殺出来たと言うことは、1体だけだと簡単に押し返される事になる・・・

 

強いぞ・・・

 

 

 

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