百二十二話
青竜王達が戻ってきた時に、レックウザの新しい名を聞いた。
『紅皇龍と言います!』
『アテナと言います』
新しく上級神となった2体はお互いの名を教えあった。
『他の者で上級神の試練に挑む者はいないか?』
エルドラドはそう言い、周りで見ていた者達に声をかけた。
その中の1体が前に進みエルドラドの前に立った。
『俺がその試練を受ける』
ユキノオーはそう言いメガ進化した。
『我ら上級神の内、誰と戦いたい?』
『選んで良いならエルドラド様、貴方です!』
『良かろう。では始めるとしようか!』
『はい!』
周りに居た者は更に端に移動し、試練を見守ることにした。
上級神の試練
☆メガユキノオーVSエルドラド☆
『全てを凍らせろ!絶対零度!』
『障壁!』
ユキノオーが放った絶対零度はエルドラドの障壁により防がれたが、
『アイススピア!』
※アイススピア※【氷】
氷で槍を形成する。
『ほう。氷の槍か。ゴールデンスピア!』
※ゴールデンスピア※【鋼】
金で出来た槍。
エルドラドは金で槍を大量に造り、宙に浮かせた。
『さあ、発射だ』
『くっ!』
エルドラドは咆哮するとゴールデンスピアが一斉に放たれた!
それらは躊躇なくユキノオーに向かって行く。ユキノオーはそれらを捌ける物は捌き、避けれる物は避けることにし、攻撃を受けずに済んだ。
『ほう。じゃあ次行くか』
エルドラドは更に大量の・・・ゴールデンスピアを全方位に展開させた!
『はあ!?多すぎだろ!!』
ユキノオーはそう言いながら構えた。
『全て凍れ!瞬間凍結・アイスインパクト!』
※瞬間凍結・アイスインパクト※【氷】
当たった物全てを凍らせる。
広範囲を一気に凍らせることが出来る。
ユキノオーはまだ宙に浮いている状態の時に技を発動し、辺り一面とゴールデンスピアを凍らせた!
だが・・・
『それぐらいで防げるとでも思っていたか?全槍よ!発射だ』
エルドラドは再び咆哮をすると凍っていた物を全ての氷だけを破壊し、槍を発射した。
全方位の無数の槍はユキノオーに一斉に降り注ぐ事になったのだ。
『アイスウォール!』
※アイスウォール※【氷】
氷の壁を造る。
エルドラドはそのまま槍を発射させた。槍は一直線にユキノオー目掛けて降り注ぎ、ユキノオーが造った氷の壁は簡単に破壊され、そのままユキノオーを全方位から串刺しにする・・・
無数の槍の攻撃が終わった頃にはユキノオーはそこには居なかった。
『エルドラド様!どう考えてもやり過ぎです!』
アテナが直ぐにエルドラドに掛けよりそう言ったが、
『安心しろアテナ。青竜王が串刺しされる一歩手前で助け出している』
『え?』
アテナも周りのポケモン達も不思議そうに槍の方を見てみると確かに血は流れていないし、何も無い。
『じゃあユキノオーや青竜王はどこ?』
『上』
紅皇龍は上を指さすと空を飛んでいる青竜王がユキノオーを頑張って担いでいた。
『流石にもう降ろすぞ!』
『すまぬ・・・』
青竜王はその場からユキノオーを降ろすとズドンと言う音と共にユキノオーが降ってきた。
『おいおい。降ろすってそこからかよ!』
紅皇龍が笑いながらそう言っているが落とされた方はマジで痛い。
『た、助かりました青竜王様。後、出来れば落とさないでほしかった・・・』
『贅沢言うな。お前重たいんだよ!』
ユキノオーはメンタル面で大ダメージを受けて落ち込んだ・・・
『試練は辞退させて頂きます。申し訳ありません』
ユキノオーはそう言うと皆の方へと向かって行った。
ユキノオーは命の灯火が大きく燃え上がらなかった。上級神にはなれないな・・・
エルドラドはそう考え、槍を消した。
『他に挑戦者はいないか?』
エルドラドは周りのポケモン達を見るが皆、下を向き顔を上げない。
それもそうだろう。今までが上手くいっていただけで実際は死にかけてからが勝負みたな物だから。
マフォクシーは異例だったが、そのように神化出来ることも分かっただけでも成果だ。
エルドラドはもう一度周りのポケモン達を見たが結果は一緒だったので次のステップに移ることにした。
『いないみたいだな。それじゃそれそろマスター達を助けに行くぞ』
『よし!やっとマスターを助けに行けるんだな!』
『速くセレナを助けたいわ!』
『俺はウルップを助けてやる』
上からエルドラド、青竜王、アテナ、紅皇龍がそう言い、周りのポケモン達も喜んだ。
『今は半月立った位だから外では30分。今ならまだ間に合う。行くぞお前達!!』
『『『おお~~!!!!』』』