百四十一話
その頃フシギバナはポケモンセンターの施設から出て町を巡回していた。
『あの振動が無くなったな・・・もう全て片付いたか?』
フシギバナはそう言いながらも、くまなく町を見て回ろうとした時、後ろからとてつもない気配を感じ振り返ったが、誰もいなかった。
フシギバナは再び前を向き歩こうとした時、前に転んだ。
よく見ると足が石化していたのだ!
『な!?』
フシギバナは必死に足を動かそうとするが全く動かない。
その時前方から先ほどの気配がし前を向くと白い服の男が立っていた。
『我が名はシンテイ。フシギバナ。お前の悪事は既に知っている。もうしないと約束出来るなら殺さないがどうする?』
フシギバナからは大量の冷や汗が流れ出た。
このシンテイと言う人間は俺を簡単に殺す事が出来る。だが、俺はブレイン様の為にまだ働く!
ここで引くわけにはいかない!
『俺はひかない。ここでお前を倒して俺は自分の仕事をする!』
『ほう?我を倒すか。良かろう!では死ぬがいい!』
シンテイは右手を前に向け光り輝く光線を放った!
その光線はフシギバナに届く寸前、フシギバナは自身に蔓のムチを心臓に放ち心臓を穿った!
『我が心臓を魔神に捧げる!我が身に大いなる力をもたらせ!』
フシギバナの心臓は一気に黒く染まり天から黒い光りがフシギバナを襲った!
その時シンテイの光り輝く光線が当たったが黒い光りが攻撃を防いだ!
フシギバナの体は黒く染まり全身黒い鎧包まれ・・・
背中からは赤い翼膜の翼が生え・・
右手からは鋭く尖った赤い剣が生えており・・・
左手からは金の大楯を持っている。
魔神・ファボロ【魔神】
フシギバナが魔神に心臓を捧げ魔神化した姿。
心臓が無いので弱点自体が基本的に無い。
特性 無尽蔵
心臓が無い事により永遠に疲れる事が無くなる。
重複特性 呪魔の力
呪いと魔法の効果を物凄く高める。
シンテイの顔が真剣な顔に変わり技を構えた。
『人間如きに負けるかぁああ!』
『我も手加減無しで参る!』
ヒャッコクシティ戦
☆邪神・ファボロVS全能神・シンテイ☆
ファボロは呪魔の力を解放し攻撃を仕掛けた!
『ファイナルヘヴン!』
『サンシャインインパクト!』
※ファイナルヘヴン※【神】
闇の光りで相手を攻撃する。
※サンシャインインパクト※【太陽】
太陽の力を借り、太陽光を圧縮し相手を攻撃する。
ファボロは高速で呪文を唱え、両手を前に出し技を放った!
シンテイは両手を上に挙げ、太陽光を凝縮し前に突き出して技を放った!
闇と太陽の光りが2体の間でぶつかり合った瞬間、シンテイは瞬間移動しファボロの後ろに回った!
『絶剣!』
※絶剣※【刀】
剣技を究極まで高めた究極の一撃。
シンテイは光りの剣を出現させファボロに向け振り払った!
『瞬間強化』
※瞬間強化※【魔法】
瞬間的にステータスを大幅に挙げることが出来る。
シンテイが振り払った絶剣は瞬間強化された翼で受け止められた!
『インパクトラッシュ!』
※インパクトラッシュ※【ノーマル】
大楯で相手を攻撃する。
ファボロは持っていた大楯を勢いよく振りシンテイを横から攻撃しようとしたが、シンテイは直ぐにもう1本絶剣を出現させ大楯の攻撃を防いだ!
『そう簡単には倒せないか。では、我の必殺技を受けよ!』
『貴方も俺の本気の攻撃を受けて頂きますよ!』
2体は空を飛びヒャッコクシティの上空に移動し構えた。
『呪滅撃!』
『正拳突き!』
※呪滅撃※【呪法】
呪いの一撃を与える。
自身が死んでも相手を道連れに出来る。
※正拳突き※【格闘】
気合いを溜めた渾身の一撃。
ファボロは右手に呪滅撃を纏い突貫して来た!
シンテイは右手に正拳突きを溜めるためまだ動かない。
『死ねぇ~!』
ファボロはシンテイの目の前まで来て呪滅撃で攻撃したが、シンテイは左手から絶剣を瞬時に出現させ右腕を切り落とした!
呪滅撃は接触している部分を切り落とせば効果は無い。
そして・・・
『正拳突き!』
最大まで溜めた正拳突きをファボロの腹に当て吹き飛ばした!更にシンテイは瞬間移動し飛んでいく方向から絶剣を横に構え、ファボロが吹き飛ぶ軌道で構えた。
『さあ、終わり時だ・・・』
ファボロはシンテイがそこにいることは知らない・・・
そのまま飛んでいきシンテイが構えた絶剣に当たり・・・体が分裂した・・・
『グハッ!?き・・・さま・・・は!?』
『さらばだ』
シンテイは光りの柱を発生させ消えた。
ファボロはそのまま上半身と下半身が分かれたまま落下し、出血多量で死んだ。
シンテイはポケモンセンターに移動するとその施設いた人間とポケモンを全て解放し施設を破壊。
シンテイはまた光りの柱を発生させフーディンの元に向かった。