百四十四話
シャラシティからちチャーレムのテレポートで逃げ延びたコルニはヒャッコクシティに辿り着いた。
そこにはディアスフィアに乗って来たマーシュもいた。
更に、バンギディアにより石化していたサトシとピカチュウもそこにはいた。
この石化状態はバンギディアが倒されてから解除され自由になったのだ。
サトシのピカチュウも石化が解除された時には健康な姿になっており、直ぐに動けた。
「俺はマサラタウンのサトシ!こっちは相棒のピカチュウ!よろしくな!」
「私はシャラシティのジムリーダーのコルニよ!チャーレムの助けを借りながらここに来たの」
「私はクノエシティのジムリーダーのマーシュよ。この子は私の相棒、ディアスフィア。よろしくね」
3人は簡単に挨拶を交わし、この町の状況を聞くと・・・
既にこの街には野生ポケモン達は全滅しており、全て町の端にあり墓地に埋葬した。
この町に派遣されていた幹部クラスのポケモン達は全て倒しており、サトシが埋葬した。
この町の人間達とポケモン達は全員生命エネルギーの機械に閉じ込められていたが、白い服の人が助けてくれて皆、無事に生還した。
今は町の復旧のために皆で協力しながら働いている。
この町のジムリーダーであるゴジカは、腹に大穴が空いていて、残念ながら亡くなれらた。
「結構凄い事になっていたのね・・・」
「ああ。その人が来なければこの町は終わっていたから助かったよ」
「お礼は言ったの?」
「俺とピカチュウが石化中に全てが片付いていて、俺達の石化が解けたときにはこの状態。町の人達から話しを聞いて今に至るって感じだよ」
2人とも頷いてから少し考え、先にコルニが聞いた。
「さっきから思ってたんだけど・・・マーシュさんの後ろにいるもう1体は何て名前なの?」
「え?ああ!この方はディアスフィアにしてくれたマーフィア様よ・・・って見えるの!?」
「ううん。波導を感じたから」
「サトシは?」
「俺は何も感じないな。ピカチュウは感じるか?」
ピカチュウは首を横に振り感じないと表現した。
「そっか。全能神様がマーフィア様に近い内にデカい戦闘がミアレシティで起こるから、それまでに戦力になるように具現化しろって言われてね。その具現化の方法が生命エネルギーなの・・・」
マーシュは申し訳なさそうに言いどうしようかと迷った時に、
「ならさ!その全能神様にお願いして具現化させて貰えれば早いじゃん!」
「「あ!?」」
『そう言えばそうね・・・』
『む?言われてみればそうだな』
皆がその考えに至った時、早く行動しなきゃと思い皆が各自の移動手段を考えると・・・
「なあ?ディアスフィアは何人まで一度に運べる?」
『見て分からないか?俺は小型ドラゴン。マーシュ1人ぐらいしか運べない』
「チャーレムは一度に何人までテレポート出来る?」
『サトシ・・・すまんがコルニだけで精一杯だ』
「ピカチュウ・・・どうしよう?」
『俺に聞くな!』
サトシが困り果てた時、上空から声が聞こえた!
「わ~はっはっは!今日こそピカチュウを貰うわよ!行けバケッチャ!」
「お前もだカラマネロ!」
上空にニャースの顔の形をした気球に、Rの文字が書かれた白い服を着た2人組がポケモンを出してきた!
「ロケット団!?」
「サトシ君!あいつらは!?」
「人のポケモンを奪う悪い奴等です!」
「OK!じゃあさっさと・・・ってあの気球使えばサトシ君移動出来るね!」
「「あ・・・!!!」」
サトシとピカチュウが不気味に悪い、ロケット団は少し引きつったが攻撃を開始した!
「私達の気球をあげるつもりなんて無いわよ!バケッチャ、種爆弾!」
「カラマネロ、サイケ光線!」
2体の攻撃は真っ直ぐこちらに向かってくる!
「ピカチュウ!10万ボルト!」
「チャーレム!波導弾!」
「ディアスフィア!亜空切断!」
ピカチュウとチャーレムの同時攻撃により技は相殺された後に、ディアスフィアの亜空切断がロケット団が乗る気球に当たる直前
『ロケット団を攻撃しろ』
ディアスフィアはボソッとそう言い、亜空切断は気球に当たる直前、小さくなりロケット団だけを攻撃し爆発した!気球はサトシ達の前に落下し、ロケット団は天高くに飛ばされた。
「「やな感じ~!!!」」
気球はドスンと落ちたがあまり支障は無いみたいでそのままコルニとサトシ、ピカチュウとチャーレムの4人が乗り込み、マーシュはディアスフィアの背中に乗った。
「では!コルニが襲われた町、シャラシティに行こう!シンテイ様もきっとそこに来てくれるよ!ダメならミアレシティで合うしか無いけど」
「きっと大丈夫だ!さあ、出発だ~!」
「「「おお~!」」」