百四十八話
シャラシティ戦
☆サトシ達VSポケモン軍団☆
『ブラストバーン!』
『亜空切断!』
リザードンはこちらに迫ってくるディアスフィアにブラストバーンを放ったが、ディアスフィアの亜空切断により簡単に消されそのまま突っ込んできた!
『ちっ!メタルドラゴンクロー!』
リザードンはドラゴンクローをメタル化させ強度を増した状態で亜空切断を攻撃し相殺した。
『皆は・・・うん。我の後ろだな』
『何を言ってるんだ?まあ良い・・・行くぜ!オーバーヒート!』
『新・阿空切断!』
ディアスフィアは目の前に以前より大きな刃状の異空間を発生させ放った。
それは全てを飲み込んでいき、リザードンの攻撃も、そのリザードン自体も、更には周辺にいたポケモン達も、最後には地上の木すらも飲み込んだ。
『マーシュ、片付いたぞ』
「ディアスフィア・・・腕が!」
ディアスフィアは自分の腕を見ると、腕がおかしな方向に向いていた。その瞬間痛みがはしった。
『ぐっ!?先ほどの技の後遺症か・・・』
「大きすぎる力は自身にも影響が出るって事?それより!早く手当するからこっちに来て!」
マーシュは直ぐにディアスフィアをこちらに来させ、回復の薬を使い腕を治してあげた。
意外にも回復の薬は効果があり、ちゃんと治ったのだ。
「良かった・・・サトシ君達はまだかかりそうね。手助けしよっか?」
『そうだな。早くシャラシティに行かないとダメだし』
ディアスフィアは東西の頭であるボーマンダとムクホークを倒しに向かう最中に、先ほど放った新・阿空切断を最小化させ爪に纏わせた。
ボーマンダ達の場所に近づくとルカリオが飽和攻撃を受けていた。
『新・阿空切断改良型』
ディアスフィアはボーマンダの後ろに回り込み、両翼を攻撃し異空間に消し飛ばした。その結果ボーマンダは空を飛ぶことが出来なくなり落下していった。
そのままムクホークの方に向かい攻撃しようとした時、ムクホークが鋼の翼で攻撃しようとしてきた。
だが、新・阿空切断の前では無力。そのままディアスフィアはムクホークの両翼を攻撃し、異空間に消し飛ばした。ムクホークはそのまま地面に落下した。
2体の頭が地に落ちたので、他のポケモン達は一斉にディアスフィアに襲いかかってきた。
『新・時の咆哮!』
※新・時の咆哮※【神】
時間を止め、時の咆哮を放つ神の技。
ディアスフィアが新・時の咆哮を放つ瞬間、辺り一帯の時間が止まり、四方八方から襲いかかってくるポケモン達が動かなくなった。ディアスフィアはそのまま時の咆哮を放ちそのポケモン達を攻撃した時、時間が元に戻りポケモン達は一斉に地面に落下していった。
「今のは?何が起こったの?」
『時を止め時の咆哮を放ってみた結果、こうなった・・・』
「え!?」
マーシュも流石に驚き固まってしまったが直ぐに気を取り直しディアスフィアを労った。
「ディアスフィア、凄いじゃないか!」
「まさか、あのポケモン達をこうもあっさり倒すなんて!私、ルカリオをメガ進化させて今から本気出すところだったんだよ(笑)」
「あちゃ~だからボーマンダはメガ進化していたのね」
『その・・・だな。すまない。次は横取りするような事しないようにする』
ディアスフィアの頭を下げた。
「ちょっ!結果はどうあれ空中戦は早く終わったから、逆にありがとうね!」
『そう言って貰えると助かる。後は・・・地上戦と海中戦だな』
ディアスフィアはシャラシティの方に向き直り、マーシュを背中に乗せた。
「そうだな。ピジョット、オオスバメ、モンスターボールに戻ってゆっくり休んでくれ」
『『了解』』
「ルカリオもモンスターボールに戻ってゆっくり休んで」
『了解した』
サトシとコルニはポケモンをボールに戻してから気球に乗り込んだ。
それを確認してからディアスフィアは足場を解除し移動を開始した。
シャラシティの近くにあるゲート付近に気球を着地させ、ディアスフィアはマーシュを静かに降ろしゲートを通りシャラシティへと入って行った。