十六話
俺達はハクダンシティのポケモンセンターでデオキシス達の回復を待っている間、ビオラと昼飯を食っていた。
「バロン君。あなた本当に凄いわね。伝説ポケモンを手に入れてしまうなんて・・・」
「たまたまですよ~」
俺はそう言い飯にかぶりついた。
「私も伝説ポケモン欲しいな~」
ビオラはそう言い俺を見てきたが、俺は知らんぷりをし、そのまま飯を食った。
ビオラはちぇっと言い、飯を食うことにしたようだ。
俺の手持ちは色々と凄い事になっているが、俺のポケモンは大事に育てると決めているから、誰にも渡しはしない!
その時、女医さんが俺の方に来て、
「バロンさん、ポケモン達の回復終わりましたよ。伝説のポケモンを手に入れるなんて凄いですね♪」
「ありがとうございます」
俺は礼だけを言い、モンスターボールを腰のベルトにセットし直した。
「ビオラさん。昼飯を食べ終わって早くミアレシティに行きましょう!」
「でも、北のゲートが・・・」
「デオキシスに全部どかしてもらいます」
ビオラはその手が有ったかと言わんばかりの顔をし、残っていたご飯を口の中に放り込んだ。
「落ち着いてくださいよ・・・まあこれで出発できるし、いっか・・・」
「バロン君、行きましょう!」
「はい!」
「お気を付けて~!」
女医さんに手を振られながらポケモンセンターを出た。
俺達は再び4番道路に戻ってきて、北のゲートに来た。
「出てこいデオキシス!」
『マスター回復してくれてありがとう!』
「お、おう!所で、この瓦礫、どかしてくれない?」
『もちろんです!マスター!サイコキネシス!』
デオキシスの性格、変わった?
まあいっかな?
デオキシスは瓦礫を全て、サイコキネシスで浮かばせ、道の端に一カ所にまとめた。
その後、ミニ破壊光線で瓦礫を粉々にして、サイコキネシスで形を作っていった。
しかも、その形が・・・
「デオキシス、この形って俺・・・だよな?」
『はい!マスターでございます!ここは私とマスターと出会った場所!石像にして、歴史に残すのです!』
アハハ・・・
デオキシスはルンルンで作っていくので、止めることは俺には出来ない!
だって、めっちゃ嬉しそうに作ってるんだもん!
デオキシスは技を器用に使いながら、どんどん完成させていく。
最後は粉々になった瓦礫を固めるため、水と地面タイプの合わせ技を使った。
『最後の仕上げです!マッドショット(細工使用)!これでフィニッシュ!』
デオキシスはそう言って誇らしげに両手を天高くに上げて、顔も上に向けた!
完成したデオキシス作の石像は、見事としか言い様のない素晴らしい物だった。
俺がモンスターボールを前に突き出し、俺の左後ろにデオキシスが腕を組んで仁王立ち。右後ろには、白龍が翼を広げ、腕を組み、見下ろす感じで立っている。
最後の仕上げで使ったマッドショットは泥では無く、煌びやかな砂金だった。
それを俺を中心に(1番目立つように)砂金を使い、固めていた。
凄くキラキラ光っており、光で更に神々しく輝いている・・・
デオキシスは砂鉄入りのを使い、オレンジ色に近い色で固めていて、俺より目立たないがそれでも、作りが良いので見とれてしまう。
白龍は、石灰を少し混ぜた砂金入りのを使っているようで、白い体を余すこと無く再現されていた。もちろん砂金効果で光が当たる場所は神々しく輝いている。
素晴らしい!これはもう芸術だ!
「デオキシス、お前、凄いよ!今日は俺とデオキシス、白龍の記念日だな!」
『うん!マスターに褒めて貰えて凄く嬉しいよ!』
『確かに。これは見事だ!』
『白龍様・・・』
白龍はモンスターボール越しにテレパシーで喋り、デオキシスも嬉しそうにしていた。
ビオラは驚きのあまり、立ち尽くしている・・・
俺達は綺麗に片付いた北のゲート・・・無いな・・・4番道路の出口に再度、ゲートを作ることにした。
今ビオラはまだ固まっているので放っておこう。
「出てこい白龍!デオキシスと共にゲートを作ってくれ!」
『お安いご用だマスター!』
『よろしくお願いします!白龍様!』
今更だが、デオキシスは伝説だが、言葉がちゃんと喋れるようになっており、少し、子供のような感じがする。
もしかしなくても、俺のデオキシスはまだ、子供なのか?
白龍はもしかしなくても・・・大人?
だって、白龍様だもんな・・・
少しの間考え事をしていたらデオキシスから呼ばれた。
『マスターマスター!ゲート出来たよ!見てみて!』
デオキシスは早くと言わんばかりに言い、俺をサイコキネシスで浮かせてゲートまで連れてきてくれた。
結構楽な移動方法だな。
ゲートを見ると・・・
外装は白銀の城・・・
門は白銀で作られた強固な扉・・・
中は砂金の効果なのか、凄く煌びやかな状態・・・
更に、石像とかが壁沿いに並んでおり、一体ずつ違う形をしており、全てポケモンの形だった。
しかも、この城のゲート、デオキシスにGATE(ゲート)って言って欲しいと頼まれてGATEと呼ぶことにした。
この白銀の城、その名の通り何階層もあり、最上階には、俺の形をした石像が1番輝かしい所に置かれており、その左右に白龍とデオキシスが立つ感じで石像が置かれていた。
ちなみに、このGATE(城)には中央に噴水もあり、4番道路の噴水がちっぽけに思えるほど豪華な作りになっている。
この城なのだが、中に温泉まで完備されており、なぜか天然温泉になっていた。
この城の材料は白龍が全てゼロから作り出し(神だからこそ可能)デオキシスが作っていくと言う感じで使ったと聞いた。それにしても早い!
俺の考え事は10分も無かったはずだが・・・
俺は素直に凄いと思えた。
「白龍、デオキシス。お前達は本当に凄いよ!今日はこの城で泊まって明日ミアレシティに行くことにするね」
『うん!』
『了解した!』
俺は手持ちのポケモン達を全員出してあげ、自由に行動させてあげた。
外でまだ唖然としているビオラはデオキシスがサイコキネシスで城の寝室に運んでくれた。
俺は1つ思ったことがあった。
「なあ、ご飯どうしよう・・・」
『うむ!そう言われると思っていたので、我のとっておきを見せてやろう。変身!』
すると白龍の体から光が輝きだし龍の姿から人間の姿に変わった!
『え~!白龍様もその姿になるんだったら僕もなる!』
するとデオキシスも体から光が輝きだし、デオキシスの姿から人間の姿に変わった!
白龍は仙人みたいな感じのおじいちゃんで、デオキシスは・・・
女の子?・・・・・・
うん。女の子だな。
それも小学生並みの・・・
「デオキシスだよね?で、白龍はおじいちゃん?」
『うむ。我の人間の姿はこれなのだ』
『僕はこの姿だよ!』
デオキシスはそう言ってくるっと一回りした。
正直結構可愛い・・・
デオキシスの擬人化は、【フェアリーテイル】のメイビスと言う女の子に凄く近い容姿をしている。ネットで調べてたら擬人化はポケモンの容姿が少しは残っているが、この世界は違うのかもしれないな・・・
だって・・・
白龍の擬人化は、【ナルト疾風伝】に出て来るマダラが十尾を取り込んだ、言わば最終形態の仙人状態の姿だ。
絶対、天界では偉い人だなと感じてしまった。
(ネットでマダラと調べれば容姿が直ぐに分かります)
「擬人化、いや。もう人間だね。ちなみにデオキシスちゃんめっちゃ可愛い・・・」
『褒められたらもっと頑張っちゃうよ~!』
デオキシスは褒めれば更に伸びる子だな。
もしかして、ピカチュウ達も擬人化したりして・・・
俺はピカチュウの方をを見た。
『俺は擬人化など出来ん!神である、伝説のお方達だけだ』
「教えてくれてありがとう」
「とりあえず、白龍、デオキシス。ご飯よろしく♪」
『任せて!』
『任せろ!』
二体の擬人化(神)は互いにキッチンに入っていった。
俺は超豪華なリビングで待つことになった。
俺のポケモン達もリビングで待っていた。
俺のポケモン
白龍 LV32【神】
ヤヤコマ LV22【炎・飛行】
ハリマロン LV20【草】
ピカチュウ LV35【電気】
ダンバル LV15【鋼・エスパー】
デオキシス LV50【エスパー・神】
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新たな能力?擬人化は神のみ使える特技の設定にしました。
もう色々凄い事になってます。
だってここ・・・城だよ?
後、デオキシス可愛い