二十八話
俺とビオラを乗せたレックウザは、ミアレシティ上空にをゆっくり飛んでいた。
「いや~上から見る景色もまた違うね~」
「そうだね。なかなか見ることの出来ない景色だね」
『マスター?あのタワーに降ろせばいいのか?』
レックウザはどこに降ろして良いか解らなくて、空をゆっくり飛んでいたようだ。
あ・・・そう言えばどこに降ろして欲しいって言ってなかったな・・・
「うん。そのタワーの入れ口付近に降ろしてくれれば助かる」
『了解だ』
レックウザはゆっくり下降していき、プリズムタワーの入れ口前に静かに降り立った。
その光景を街の人達は見ていて、
「あのポケモンは数時間前の!?」
「それよりも人が乗ってるぞ!」
「大丈夫なのか!?」
「みんな見に行くぞ!」
街の人達はレックウザが降りていく場所を目指して向かって行った。
「ありがとうなレックウザ。おかげで助かったよ」
「ありがとうねレックウザ。なかなか体験出来ない事を出来たよ」
俺達はレックウザに礼を言い、モンスターボールに戻そうとした時、
「いたぞ!あそこだ!君たち大丈夫か!」
「ん?騒がしいがどうしたんだろう?」
次から次へと街の人達がプリズムタワーに集まっていく・・・
『マスター・・・見世物みたいで嫌なのだが、消していいか?』
「ダメだよ・・・」
レックウザは今にも暴れそうだが、堪えてもらおう。
「え~と?何が大丈夫なんですか?」
「君たちの横にいるドラゴンだよ!」
あ~そう言う事でしたか・・・
「このポケモンは俺のポケモンです。名はレックウザ」
「レックウザ?この地方では聞かない名だな・・・」
「そうね。どこの地方のポケモンなんだ?」
『ホウエン地方と言う場所だ』
街の人達が固まった・・・
まあ、ポケモンが喋るなんて誰も信じがたいだろうな・・・
『様が無いなら、我はもう戻りたいのだが・・・』
「ちょ!ちょっと待ってくれ!レックウザはそこの坊主のか?」
レックウザがその事を言った者を睨み付けた!
『そこの者!マスターに小僧だと!?消されたいかぁ!』
レックウザは破壊光線を撃とうと、エネルギーを溜め込んだ!
「やめろレックウザ!」
『だがマスター!あやつ、マスターを小僧と!消さなければ!』
「やめろと言ってるだろぉうがぁ~!」
俺は瞬時に気を全身に纏わせた、全身武装した。
そして、レックウザの頭を殴った!
『ぐあぁ!マスター!?なぜ我を殴るのです!?』
「言う事を聞かないからに決まっているからだ」
レックウザはようやく意味を理解し、溜めていたエネルギーを解除した。
こんな所で撃たれたら、街も人もただ事では終わらないからな・・・
「ぼうっ!」
レックウザが睨んだ。
「マスターさん。助けて頂いてありがとうございます。」
「いえいえ。当然のことをしただけですよ」
「私はこの街の町長をしてます、マカロフと申します」
町長と言った人物は頭を軽く下げ、名前を名乗った。
「俺はポケモンマスターを目指している、バロンと言います」
俺も目標を言いつつ、名前を名乗った。
「バロン様、私めの無礼をお許しください。私のお屋敷にご案内をしたいのですが・・・」
ん~どうしようかな・・・
今からジム戦もしたいし・・・
『おい、マカロフと言ったな。マスターはジム戦をするためにここに来たのだ。そんな暇はない』
レックウザがマカロフにそう言うと、
「それはすみませんでした。ジム戦が終わられましたら、是非、私のお屋敷に来てください。お礼をしたいのです。もちろん、お迎えを用意しますで」
お礼をしたいと言ってるのだから、行くないとね。
「解りました。では、後ほど伺います」
「よろしくお願いします」
マカロフは自分の屋敷に帰るべく、馬車を呼び、帰って行った。
街の人達は、
「これからバトルするんだろ?見せてくれよ」
「俺もみたい!」
「私も!」
みんなからそう言われ、承諾した。
「さ~ジム戦だ!頼もう!」
「バロンさん、凄く盛り上げてくれましたね・・・心臓が持ちませんよ・・・」
シトロンはため息をつきながらそう言った。
まあ、こんなに盛り上がったらね・・・
「ですが、ジム戦はジム戦!気を引き締めて行きましょう!ようこそ!我がジム、ミアレジムへ!」
俺のポケモン
白龍 LV45【神】
ヒノヤコマ LV30【炎・飛行】
ハリボーグ LV31【草】
ピカチュウ LV45【電気】
メタング LV29【鋼・エスパー】【メタグロスナイト】
メイビス LV55【エスパー・神】
レックウザ LV60【ドラゴン・神】