四十五話
翌朝、ユウキとプラターヌとポケモン達全員で朝食をとってから、プラターヌが唐突に言ってきた。
「ユウキ君。僕は君とポケモンバトルをしたい」
「いいよ~裏庭にバトル場があるからそこでやろう!」
「ありがとう」
呆気なくバトル交渉が終わった。
ユウキ君とバトルか。楽しみだ・・・
「ちょっちょっと待って!俺がバトルするよ!」
「僕は、売られた勝負は受ける主義だよ?バロン君もバトルする?」
「嫌。俺は遠慮しておくよ」
「わかった。じゃプラターヌさん。バトル場に行こっか。クラウス。審判を頼んでいいかな?」
「是非とも」
クラウスと呼ばれた執事は、一例をし、バトル場に向かって行った。
ユウキとプラターヌもクラウスの後を追う形で、バトル場に向かって行った。
俺はとりあえず、観客席からみようかな。
「すみません。今からバトルが始まるので、観客席とかは有りますか?」
「はい。ご案内します」
近くにいたメイドに声をかけ、案内して貰った。
バトル場は一般的なバトル場だが、観客席はソファーになっており、フカフカだった。
だが、バトルがしっかりと見られるように設定されていて、腰深く座ってもバトルが見れるようになっていた。
ユウキとプラターヌはそれぞれ、バトル場の定位置に立った。
その後に、クラウスは審判の位置に立ち、
「それではこれより、ユウキ様VSプラターヌ様のバトルを行います。使用ポケモンは1体。それでは、始め!」
「出てこい!ボーマンダ!」
「出番だよ!ディアンシー!」
屋敷バトル
☆ディアンシーVSボーマンダ☆
ディアンシーだって!?
始めて見たポケモンだ。図鑑図鑑っと・・・
名前 ディアンシー
レベル 100
タイプ 岩・妖精
特性 クリアボディ
技 ムーンフォース
ダイヤストーム
神秘の守り
トリックルーム
※ダイヤストーム※【岩】
50%の確率で自分の防御を1段階上げる。
威力が100と高い攻撃力を持つ。
※神秘の守り※【ノーマル】
暫くの間、味方が状態異常にならなくなる。
※トリックルーム※【エスパー】
特殊な結界を張り、素早さが低い方が先に攻撃出来るようになる。
ユウキのポケモン、ディアンシーはレベル100か・・・
結構レベルが高く、宝石みたいなポケモン。
タイプは図鑑の通り、岩と妖精がある・・・
龍タイプのボーマンダと相性が不利だな・・・
「ユウキ君。珍しいポケモンを持っているね」
「えへへ。ディアンシーは僕が子供の頃からいるポケモンでね。トレーナーになれるときに相棒として、一緒に行動しているんだ」
「じゃ、今回の戦いは相棒対決だね。じゃ行くよ!ボーマンダ、竜巻!」
「ディアンシー、避けて、トリックルーム!」
ボーマンダの竜巻は渦を巻きながらディアンシーに向かって行ったが、ディアンシーは難なく避け、特殊な結界、トリックルームを起動させた!
「トリックルームとは・・・厄介な事をしてくれる・・・ボーマンダ、神速だ!」
「ディアンシー、ムーンフォース!」
ディアンシーよりボーマンダの方が素早さは断然上!
だが、トリックルームで素早さが低いポケモンが先に攻撃出来る・・・
よって、ディアンシーの攻撃が先に発射され、ボーマンダを攻撃した!
「くっ!厄介な結界だぜ・・・ならば!ボーマンダ、メガ進化!」
プラターヌはボーマンダをメガ進化させた!
「なら!僕もメガ進化させてもらうよ!ディアンシー、僕達の絆、見せつけよう!メガ進化!」
ユウキの小指に填めていた指輪が光り出し、ディアンシーの腕に着いていた、ディアンシーナイトと共鳴!虹色の光が2人を包み込む!
ディアンシーの体は大きくなり・・・
頭の桃色の宝石が大きくなり・・・
宝石から、白い帯が左右に伸び・・・
宝石から下に左右に分かれ髪状に伸び・・・
岩の部分はスカート状に変形した・・・
更に特性が、クリアボディから、マジックミラーに変わった。
マジックミラーは、相手が使った状態異常にする技や能力を下げる技等の変化技を跳ね返す事が出来る。
「メガ進化だって!?」
「えへへ~凄いでしょ~だけど、まだだよ。メガディアンシー!ダイヤストーム!」
「ボーマンダ!流星群!」
2体の技がぶつかり合ったが、流星群の方が勝り、ディアンシーを攻撃した!
だが、妖精は龍の攻撃は効果がない。
技には勝ったが、ダメージが無ければ意味が無いのだ・・・
「残念だったね。さあ!これで終わらせるよ!ムーンフォース!」
「僕も負けたくないな!ボーマンダ!ギガインパクト!」
スカイスキンで飛行タイプにしたギガインパクトでボーマンダは突っ込んだ!
ディアンシーはムーンフォースを最大限溜めて、放った!
2体の技はぶつかり合い、大爆発が起こった!
爆炎の中をそのままギガインパクトで突っ込んだボーマンダは、そのままディアンシーまで辿り着いたが・・・
「甘いね。ダイヤストーム発射だよ!」
ディアンシーはダイヤストームを最大数、展開した!
そのダイヤストームをユウキが発射命令を出したことにより、ギガインパクトで突っ込んで来たボーマンダを正面から全て叩き込んだ!
効果抜群の技を全弾受けたボーマンダは煙を上げながら、地面に落ちた・・・
その後、メガ進化が解け、戦闘不能に・・・
ディアンシーも勝負が着いたので、メガ進化を解除した。
「勝負あり!ボーマンダ戦闘不能!勝者、ユウキ様!」
「ありがとうございました!」
「ありがとうございました」
ユウキとプラターヌは同時に頭を下げ、礼を言った。
「ユウキ君は強いね。僕の負けか~」
「良い勝負だったよ♪またバトルしようね!」
「うん!」
ユウキとプラターヌはその会話で切り上げた。
そして、観客席から見ていた俺は2人に拍手を送った。
「バロン君~!勝ったよ~!」
「おめでとうユウキ!」
ユウキは大きく手を振りそう言った。
「君たちラブラブだねぇ~」
「「な、なにを言ってるんだ~!」」
俺とユウキは同時にそう言い、顔を赤く染めた・・・
ラブラブか・・・
「照れないでおくれよ・・・僕なんか彼女も出来なかったんだ・・・」
プラターヌは心底悔しそうにそう言った。
「まあ、頑張ってね?」
「ね?」
俺とユウキは疑問系に言ったけど、プラターヌの元気は回復しなかった。
ちなみに、プラターヌは負けっ放しの状態でそろそろ勝ちたい筈・・・
だが、俺のバトルは手加減なんてしない主義だ。
悪いが、プラターヌとの戦いも勝たせるつもりは毛頭ない・・・
まあ、どこかで勝てるでしょ!
「あっ!そうだ!バロン君。バロン君の手持ちポケモンが増えた時、僕の方で預からせてくれないか?」
「いいのかユウキ?」
「うん!その時に、山の見回りもして貰うけど、それはいいかな?」
「もちろんだ」
ユウキに感謝だな。
「じゃ俺達はもう行くよ。次の冒険が俺を待っている!」
「わかった!また今度遊びに来てね!」
「おう!」
「元気だね~」
プラターヌのボーマンダを回復させてから俺達は旅だった。
プラターヌのボーマンダに乗って・・・
その時、山の一部が黄色く輝いた!
ピカチュウの雷だ・・・
今日からもう仕事にかかっているのか・・・
頑張ってくれ、ピカチュウ・・・
俺とプラターヌは次の目的地に向け、飛び立った。
俺のポケモン
白龍 LV122【神】
メイビス LV110【エスパー・神】
レックウザ LV99【ドラゴン・神】
ブリガロン LV115【草】
ファイアロー LV105【炎・飛行】
メタグロス LV110【鋼・エスパー】【メタグロスナイト】
・・・・・・・・・・・・・・・
ピカチュウは山の統括者になった・・・