四十七話
俺達は今、コボクタウンの手前のゲートで立ち往生していた・・・
「プラターヌ、これどうしようか?」
「う~ん・・・気持ちよく寝てるみたいだしな・・・」
俺達の前には、この地方では珍しい【カビゴン】がコボクタウンに行けるゲートの入り口で気持ちよさそうに寝ていた・・・
「新しくゲートを作っちゃう?」
「え・・・?」
周りにいた人達も俺の方を見た・・・
「ゲートを作るって、君、正気かい?」
「何日かかると思っているんだ?」
「そもそも子供に出来るわけがないじゃないか」
俺は腰のモンスターボールを必死で抑えている。この中のポケモン達が相当頭にきているから・・・
これ以上俺の悪口を言ったら、この人達がリアルで死ぬ・・・
「俺がゲートを作るのではなく、俺のポケモン達が作るのです」
「ポケモンがか?」
「そうですよ」
周りの人達は呆れた顔をしてからこう言った。
「はぁ~所詮は子供が考えることか・・・みな、今日は諦めて帰ろ帰ろ」
この言葉に俺のポケモン達は我慢出来なくなり、目の前の、今の言葉を言った人が1人、消えた・・・
ちなみに、これをやったのは・・・
「白龍だな、これをやったのは?」
『我はマスターを侮辱する者は許さないのだ。大丈夫。消した奴の記憶はこの世からも消した瞬間に消してある』
記憶すら消すか・・・
やはり、ポケモンでも神は神って事か・・・
「やり過ぎないでくれよ?」
『無論大丈夫だ。マスターを侮辱しない者は手を出さないからな』
まあ、もう過ぎた事は諦めるか・・・
幸い、他の者は本当に気付いていないみたいだからな・・・
「じゃあ、早速取りかかろうか。出てこいメイビス・白龍!」
『僕の出番だ~!』
『・・・』
白龍はバロンを見る者たちをさっと見てから、2人消した・・・
『白龍様、怖いよ?』
『マスターを嫌な目で見ていた者を消しただけだ』
『ならいっか!』
「いや!大丈夫じゃないからね!?とりあえず、作業をして貰っていいかな?」
『勿論♪』
『勿論だ』
白龍は作業を始める前に、白い霧を辺りに出し、5番道路全体が深い霧に覆われた・・・
『さあメイビスよ!やるぞ!』
『はい!』
物音や、白龍達の声が聞こえてから少し経つと、濃い霧が晴れてきた・・・
その場所を見ると・・・
城壁・・・
城壁がそこにはあった・・・
『この世界では城壁と言うらしいが、これはGATEだ』
『そうだよ~城壁と言う名のGATEだよ♪』
「良くやったな。お疲れ様♪ちなみにカビゴンは?」
『邪魔だったので近くの木に移動させたぞ?』
移動出来たんだ・・・
それにしても立派な城壁だ。いや、GATEだ・・・
いったい何㎞続いているんだ・・・
『一応このGATEは、10㎞ほど続いているが、長かったか?』
「凄いな・・・10㎞か・・・良いと思うぞ」
白龍とメイビスは満足そうに頷くと、モンスターボールに戻って行った。
ちなみに、手入れがされないと思い、白龍とメイビスは石畳の城壁、GATEを造った・・・
高さ15m
長さ10㎞
幅 10m
名 5番GATE
「さあプラターヌ!俺達が一番に入るぞ!」
「お、おう!」
プラターヌはまだ、この状況になれていないみたいだ・・・
まあ、その内に慣れるだろう・・・
俺達は、一番最初にGATEを潜った。
中には、珍しく何も無く、火の付いた灯籠だけがあった。
ここは城壁が名所になるだろう・・・
俺のポケモン
白龍 LV122【神】
メイビス LV110【エスパー・神】
レックウザ LV99【ドラゴン・神】
ブリガロン LV115【草】
ファイアロー LV105【炎・飛行】
メタグロス LV112【鋼・エスパー】【メタグロスナイト】
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毎回ゲートを通るたびに問題が・・・